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道化の心を奪うのは  作者: ゆーま(ウェイ)
夕凪の幻編

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68/74

Coming soon...

いかなる者も口を開かず。


誰かが言った。人の心は単純だと。

誰かが言った。人の心は難解だと。

誰もが知った。人の心は闇を秘めていると。

内に秘めるは、誰も知らない過去の随筆。それを開け出るは鬼か蛇か。

仲の良い四人組の高校生。屈託のないあの笑顔の奥にも、必ず何かが隠されている。

彼らの心の訴えに、少しだけ耳を傾けてみよう。


人の心、人の闇、畏るるなかれ。抱える真髄、誰もを蝕む。


【命苫将也の場合】

彼は何に蝕まれているのだろう。

その要因は大きく分けて三つ。

その中でも彼に一番の影響を与えているのは、家族ぐるみで仲が良かった幼馴染・明日香の死だ。死因は、彼の夢から推測できる通り、トラックに轢かれたことによる礫死、いわゆる交通事故だろう。そして彼は幼馴染の死を目の当たりにしている。人が轢かれる瞬間が鮮明に詳細に夢に現れるのはそれ以外に他ないだろう。これは相当なトラウマになっていることだ。

二つ目は、劇中でも度々語られる幼馴染と交わした"約束"とやらだ。この約束の詳細は謎に包まれているが、彼が自身を道化(ピエロ)と呼ぶ所以、そして彼が問題児として振る舞うようになった原因であることは間違えない。ここまでくると、約束というよりかは彼を縛る呪い、呪縛のようなものに思えてしまう。

それとも、これが彼らなりの友情なのだろうか。

そして三つ目、家庭環境に大きく関わっている、父親の存在だ。

これには驚かされた。彼は少し変わった高校生だと思っていたが、まさか父親が警察ですら足取りを掴めていない凶悪殺人犯•命苫将人だったとは。どうやら本人も最近まで知らなかったようで、将人の家族構成は公にはされていないようだ。だが当然、それを知る者も少なからず存在するだろう。それが将人に強い恨みを持った者であれば彼に、彼の身近な人間にも危険が及ぶか可能性がある。とある一件では危ういところまでいくも、なんとか止めることに成功し、和解まで持ち込むことが出来た。もしも世間に血縁関係が知られていれば、家族は常に後ろ指を刺され、挙句の果てに住居を追い出され社会から疎外されるなんてこともあるだろう。そうなれば今とは違う、最悪のifルートを辿っていたかもしれない。そんなifルートを語りたい気持ちはやまやまだが、それはまた別の機会に…


【篠原尚輝の場合】

彼は何に蝕まれているのだろう。

何やら担任永井と彼について話している場面が見受けられたが、詳細は語られておらず謎に包まれている。情報量が少ない為、彼については割愛する。


【早乙女美郷の場合】

彼女は何に蝕まれているのだろう。

言葉の端々に気になるところがあり、推測は可能だろう。ただ、作者の意向により彼女についても割愛させてもらう。


【 …優希の場合】

蠖シ繧定ゥョ邏「縺吶k縺ェ縲ょシ輔″霑斐○窶ヲ????。

彼に関してはほとんど情報がない。ただ、なにやら意味深な言動がしばしば見られる。

最新話では、早乙女の言葉を遮った尚輝に礼を伝えている描写が書かれている。また物語序盤、早乙女宅にて彼は将也に対して不興を買うような真似をしている。そしてなにより気になるのが、明日香の名を知っており、謎の人物"伏多嘉助(ふくたきすけ)"について何かを知っているようなことを喋っていた。もしかしたら、彼は将也と同じように大切な友人ないし身内を失っているのかもしれない…が、普段のおちゃらけた彼に、何か秘めたものがあるのかは疑問である。

現時点で彼に関する情報はさほど明らかにされていない。


           *****


茜さす教室で二人。どうしてこんなところにいるのか考えようともしない。ただ、ここにいなければいけない気がする。

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