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ともだち!!

「りなちゃんが大声出すから!」


「しょうくんだって大声出したじゃん!」


うーんまだ喧嘩している。

先生は他の子を探しに行ってしまった為私がどうにかするしかないだろう。


「ねぇ二人とも仲直りしよ?」

って言ってみるも


「しょうくんがあやまったら!」

「りなちゃんがあやまったら!」

と言いそっぽを向く二人


同時に拒否されてしまった…どうしよう…


あ、そうだ。


「ねぇしょうくん。りなちゃんってさ可愛くない?」


「なんだよきゅうに…まぁかわいいんじゃねーか」


ピクピクとそっぽ向いたりなちゃんの耳が動く。

よしよし。やっぱしょうくんは素直な子だ。この調子で行こう。


「かわいいよねぇりなちゃん。しょうくんはさ、かわいい顔が怒ってる顔になるの嫌じゃない?」


「やだよ…でもりなちゃんがわりーんじゃん大声出すから。」


ああまたりなちゃんの機嫌が悪くなった!


「でもしょうくんも大声出しちゃったでしょ?」


「そりゃ出したけどそれはりなちゃんがどなったから…」


うんうん。ちゃんと出したことは認めてるのは偉い。


「りなちゃんが怒鳴っちゃったのはしょうくんの言葉がりなちゃんにとって嫌な言葉だったんだ。だから怒っちゃった。イキレンジャーは誰かと喧嘩したときどうするか教えてほしいな。」

これでイキレンジャーが喧嘩したことなかった場合どうしようもないが…どうだ…


「イキレンジャーけんかした事ないし…でもやな言葉を言っちゃたらあやまるっておかあさんとやくそくした…」


なかったー!けどなんかいい方向に動いた!


しょうくんがりなちゃんの方を向いた

「りなちゃん、やなこと言っちゃってごめんね。」


「いいよ…しょうくんりなもどなってごめんね…」


「ううん俺がやなこと言ったのがわるいんだからあやまらなくていいよ。」

おおそう言うとこはきっちりしてるのかしょうくん。


キョトンとした顔で「…?わかった。」

と言うりなちゃん。


「二人とも仲直りできたみたいで良かったわぁ!」

そう言いながら現れ私ごとまとめて抱き締めるたくちゃん先生。いつからいたの!?あとやっぱ硬い!


「わー!たくちゃん!またかよぉ!」

「きゃ!さっきより狭いよぉ!」


「ちあきちゃんも二人を助けてくれてありがろうねぇ。」


もみくちゃにされて返事ができない。


「そうだわ!いいこと思いついちゃった!」


いいこととはなんだろう。

「3人共、あたしに見つかったからさっきの場所は使えないわよねえ。」


「なんで?」と首を傾げるしょうくん。


「あの場所はもう覚えたからねぇ。しょうくん達が見つからなかったらそこを確認したら見つけれるもの。」


「そっかぁ!」と納得したしょうくん


「だから今度隠れる場所を3人で考えてみたらどうかしら。きっといい場所が思いつくと思うわぁ。」


なるほど。さっき喧嘩して仲直りしたばっかりだしここでさらに仲良くさせようという感じか。たくちゃん先生ありがとう。


「りなちゃん!しょうくん!いっしょにかんがえよ!」


「いいよ!こんどは絶対にみつからない場所にしましょ?」


「そうだな!俺達3人のさいきょーの隠れ場を考えようぜ!」


「3人共お友達になるのが早くてあたし何だか目が熱くなっちゃうわ!」ぎゅ~と力が込められていく


「いたい!いたい!たくちゃんいたいよ!」

「たくちゃん!やめてー!」

「たくちゃん先生!ギブ!ギブ!」


「あらら、ついうっかり。」


「もう!たくちゃんははんせいして!」

と笑いながらぷりぷりするりなちゃん。


「そうだそうだ。はんせーしろー!」

と言葉の意味も分かってなさそうな様子で笑いながら便乗するしょうくん。


「反省してくださいね。たくちゃん先生?」

笑いを堪えながらとりあえず便乗してみる私。


「ごめんなさーい!」


このあと母が迎えに来るまで私達は笑いながら次の隠れ場を考えたりみんなで寝たりした。

というわけで今度こそ分割終了です。

読んでる最中だった人がいらっしゃったら申し訳ございません…

最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。

ブックマークやいいねが貰えると語彙力なくなるぐらい嬉しいです。これからも頑張りますのでお願いします。


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