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深夜の短編集

理性の獣

作者: yu

なんというか、三大欲求を否定することで理性的な人間を演じようとする人間が怖いなーという気持ち。

どうやったって炭水化物と肉類は抗いがたい原始的な旨さを持っているし、好きな人と触れ合いたいし、一日8時間位は眠っていたい。

そうするのが生物としての姿を実現するにあたって最も近道だろう。

でも、それを否定したがる人が必ず現れる。なんでだろうね。


いやいや、別に肉が嫌いな人をけなすとか、ノンセクシャルだとか、ショートスリーパーだとか、そういう人を貶すわけではないのです。

そういうのは個人の自由であり、誰かの自由を侵害しない限り保証されるべきですから。


ただ、私はそういう人間臭さのもつ生き物らしさ、動物らしさというものを実感していないと生きている気がしないし、そういうものを実感するからこそ爆発させずに取り扱えるのだと思っているから、否定したがる輩とはどうにも仲良くなれる気がしない、そういうだけです。

本能を捨てて、理性だけを持っているようなふりをするなんて、どこまでも胡散臭い。ましてや、それを他者に要求するなど。とてもおぞましくておぞましくて息が詰まる。


自らの理想を他人に押し付けて気持ちよくなろうとしているのであれば、それは理性の獣と呼ぶしか無いのではなかろうか。

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