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一つ星公演 彼は恋焦がれ、人魚は呪う―〇〇と彼女の恋愛譚⑦

「なんという……」

 アマリアは人の波に抗いながらも進もうとする。だが、いくつもの障害が彼女を行く手を邪魔していた。

「ああ、眩しっ……。いえ、眩しくないわ、ええ、全然」

 アマリアは思いっきり両手で目を覆っていたが、何の事かしらととぼけた。誤魔化しきれていないが。

 度々発生していることだった。照明が不安定なのだ。まずは小さな照明である。うっすらと照らされていた。これはまだ良い。これまでは落ち着いた場面が続いていたので、不自然ではなかった。アマリアも目が慣れていた。

 だが、祝祭ムードとなると暗い照明のまま、そういうわけにはいかなかったのか。今度はぎらついた照明がアマリアや観客達を襲う。直視しなければ良いかと思いきや、唐突にアマリアにスポットライトがあてられたりすると、おかしな方向から照明が飛んでくることがあるのだ。先程の眩しっ、がそれである。

「ええ、全くもって問題なしよ」

 アマリアは責められない。これは決して害意があってやっているわけではないと、わかっているからだ。それに舞台は進行できている。なので、これはまだよい。

『ご再会おめでとうございます!』

『初恋ご成就おめでとうございます!』

『ご成婚おめでとうございます!』

 狂喜乱舞な領民達が道を阻んでいるのだ。アマリアが強硬手段をとろうとしても、数の暴力もあってままならなかった。フェルス達の差し金か。彼の望みだろうか。アマリアに来てほしくないようだ。

「やらなくちゃいけない、そうでしょうけど……」

 アマリアが手にしているものは、再び発現したものだ。三つ又の槍である。これを使って悪の如く邪魔者を倒していかなくてはならない。アマリアには抵抗がある。人の姿、それも共に過ごしてきた領民そのものである。

「私も紛れながら……」

 それならばと踊る領民に混じりながら、目的地に向かおうとした。体でリズムを取りながらも、タイミングをみて踊りに参加しようとする。

「きゃっ」

 結果、弾かれてしまった。アマリアは妨害すべき相手だ。迎合するわけがないと、いわんばかりだった。

―ねえ、今踊ろうとした?

―踊ろうとしたよな?

 観客席から笑い声が上がる。アマリアは苦々しそうに唇を噛み締めた。

「ふ、ふん。私は手段を選ばないのよ!それにしても、なんとまあ……」

 音楽もまた音楽で不快だった。同じフレーズの繰り返し。それも不協和音である。自分が乗り切れなったのも、この素っ頓狂な音楽のせいだと。アマリアは音楽のせいにした。

「ああ、調子が狂うわ……」

 アマリアは途方に暮れかけた。いけない、と頭をかぶり振る。そして気合を入れる為に両頬を叩いた。

 難航していたアマリアの心は荒んでいた。こうしている間にも耳障りな音は鳴り続けている。

「ああ、あの子の歌が恋しいわ……?」

 アマリアが思い浮かべたのは、歌と小鳥を愛する美しい歌姫だ。アマリアが打ちひしがれているなか、微かに聞こえていたのは。―透き通るような歌声だ。祭りの雰囲気に合わせて楽しそうに歌い上げている。

「この歌声は……」

 アマリア同様に音楽にうんざりしていた観客達もハッとする。奏でられていた不快な音色も、朗らかな歌声によって上書きされていく。

「!」

 歌声の主は、領民達の中にいた。町娘の恰好をしており、民を巻き込んで陽気に歌い上げている。容姿がずば抜けた少女、だが、徹底して領民の一人として演じていた。

 フィー、とアマリアは声には出さずとも呼ぶ。フィリーナが町娘として舞台の上に立っていたのだ。アマリアに気がついたフィリーナは、ウインクをする。自分が惹きつけている間に、アマリアに進むようにと言っている。

 お礼はあとで。そう思いながらもアマリアは今度こそ走り抜けていく。フィリーナの歌声は響き続ける。アマリアは背中を押されているようだと思った。


 やっとの思いで、アマリアは街の中心部に到達した。教会の前には馬車が停まっている。もう二人は式を挙げてしまったのだろうか。アマリアは逸る気持ちで走り近づいていく。

「あ……」

 二人は教会の前にいた。フェルスの腕をとっているのは花嫁の少女だ。甘える、というよりは急かしているようだった。フェルスがどうしたことか、立ったまま動こうとしないからだ。愛らしい花嫁がぐいぐい引っ張ってでもある。

「そうだ、俺は君と添い遂げなくては……」

 それは自分に言い聞かせているようだった。自分がそうあるべきだと。フェルスは納得させ続ける。相手は従順で、素直で、一途な少女だ。姿かたちも『人魚姫』のはずである。これ以上はないと思っていた。

「……それじゃ、駄目なのよ。フェルス様」

 フェルスがこの少女とずっと居続ける。夢の中で、ずっとだ。観客は本人がいいのならと思うかもしれない。フェルスのことはどうでもいいとなる。観客はどう判断したとしても、今回で納得させられなければ、無事結末を迎えなければ。―フェルスの未来は閉ざされてしまう。有言実行の支配者の手によってだ。

「それは、私も望まないわ」

 アマリアが一歩一歩近づいてくる。自分のことをよく思ってないだろうに、アマリアの考えがわからないフェルスは怪訝そうにしている。

「君は何を言っているんだ。君の前から俺が消える。……それでいいじゃないか」

「ええ、本当に望むことが手に入らないままね」

「だからそれは!」

 お互い距離が縮まっていた。フェルスの声を間近で浴びるまでにだ。アマリアは動じてない。そのまま人差し指をフェルスの唇にあてる。

「!」

 フェルスは言葉を失いかけた。ますます意味がわからない。

「このまま終わっていいの、フェルス様。私、あなたを助けにきたのよ」

「……本当に何を言って」

「あなたを救いに来たの」

「!」

 たじろぐフェルスに対し、さらにアマリアが迫る。フェルスが動揺している間にさらに距離を詰めた。

「お願い、フェルス様。目を覚まして。ちゃんと現実を見て。あちらの彼女はあなたが求めている『人魚姫』ではない」

「君は本当に何を……」

「彼女は偽物よ。あなたの願望によって作り出されたのね。あなたが否定すれば、―おそらく彼女は消える」

「だから何を言って……」

「彼女の存在を断ち切って、ようやく。あなたは現実に戻ってこられるのよ」

「……」

 アマリアは彼の耳元に唇を寄せ、そして囁く。ひどく冷徹に聞こえた。フェルスの顔が強張り続けたままだろうと、おかまいなしだ。

「あら、問題あるのかしら?……『本物』の存在は残るでしょうに」

「だ、問題とかは。……い、いや!」

 耳元で囁かれ、そして上目遣いもされた。フェルスに効いたのは一瞬のこと、彼はすぐに否定してきた。

「俺にとってはこの子が本物だ!本物なんだ……!」

「フェルス様!」

「君の言葉なんて聞かないよ!ろくなもんじゃない!」

「何ですって!」

 フェルスの取った行動は自身の耳を塞ぐことだった。必死に伝えようとしているアマリアからも完全に目をそらしている。

「……君がくれる言葉なんて、残酷なものばかりだ。冷たい。そっけない。つれない!それに!……現実だって?」

「ええ、現実。日常!帰るのよ!」

 話を拒否するフェルス相手にも、アマリアは訴え続ける。きっと声自体は聞こえているのだろう。相手の反応がその答えだ。

「君が相手にしてくれない現実に?俺の愛を拒み続ける、それを突き付けられに!?」

「ええ、そうよ。あなたの愛がああならば、私は否定し続けるでしょうけど。それでもよ!」

「……はは、はははははははは!」

 フェルスは耳を塞ぎながらも笑い続けている。歪んだ笑顔だ。

「……どうしても思いが抑えきれなかったんだ。でも、勇気もなかった。……日常だって?現実だって?君はそう言うけどさ」

「ええ」

「……戻って何になる!?現実に戻ったところで、俺は君にはもう触れられない!近づけもしないんだ!」

「……フェルス様、何かあったというの?」

 フェルスはやけに思い詰めている。アマリアもやけに話が進んでいるとは思っていた。

「……生徒会から、君との接触禁止令。そうするしかないって、会長から言われた」

「!」

「今はまだ、警告だけだけど!そんなの無理に決まってるだろ!俺はこんなにも、君を、君のことを―!」

「……フェルス様」

 アマリアは瞳を伏せた。大事になっていることもそうだが、フェルスに対してある感情が強く芽生え始めていたからだ。

「……俺はもう夢から覚めたくない。彼女と共に優しい世界にいたいんだ」

 項垂れるフェルスに寄り添うのはアマリアではない。花嫁衣裳の少女だ。プリズムに輝く髪、フェルスはそれを大切そうに触れる。

「……偽物だと言っているじゃない」

「俺にとっては本物だ!」

 淡々と述べたアマリアが不快だったのもあるだろう。フェルスの慟哭と共に、花嫁の姿はやがて人魚の姿へと変えていく。下半身の鱗部分もまた、光を反射して輝いていた。顔が見えずと美しい人魚に観客席から溜息がもれる。アマリアすらも見惚れてしまったのだ。さらに実感する。フェルスにとってはこれだけ美しい存在だったのかと。彼の瞳に映る『人魚姫』はこうも綺麗なのかと。

「!」

 人魚姿の花嫁から水流が繰り出される。アマリアは向かってきたそれに対し、槍を構える。槍は見事に水流を防いでくれた。それに安心したのも束の間のことだった。

 瞬き一つの間である。―一瞬で海の中へと舞台は変貌した。

「……なんたる芸当を」

 陸地から一変して、水中となった。アマリアの衣装もそれに応じて人魚の姿ともなる。設定に準拠してくれているのか、アマリアは息も出来るし喋れもした。

「フェルス様……」

 対峙するのは、花嫁の少女。アマリアに対して敵意は十分のようだ。水の力を駆使してアマリアを攻撃し続ける。―花嫁の後方にいるのはフェルスだ。彼は水泡に包まれていた。うずくまっているフェルスは、自ら進んで閉じこもっているようにもみえる。

「くっ……」

 アマリアは華麗に泳ぎながらも、相手の猛攻を交わしていく。それでもフェルスに近づくのは容易ではない。状況に苦戦している間に、さらに困った事態が発生してしまう。

「きゃああ!」

「!?」

 叫び声が上がったのは観客席からだ。アマリアは急いで振り返るやいなや、愕然としてしまう。

「お、溺れる……!」

「た、たすけ……」

 なんということか。観客席まで影響を受けていたのだ。劇場の天井に迫るくらいの水面で、すでに生徒数名が沈んでしまっている。

「そ、そんな……」

 アマリアは咄嗟に助けにいこうとする。だが。

「……!」

 そんな状況おかまいなしに、花嫁は海の中暴れまわっている。最悪、観客にまで牙を向けられたとなると。

「私が彼女をどうにかするしか……!」

 アマリアは食い止めようとする。そんな時に限って、より強い水流が襲ってきた。

「っ!」

 今度は構えきれず、アマリアはそのまま吹っ飛ばされてしまう。勢いに抗えず、このままでは場外へと出されてしまうだろう。

「そんなっ……」

 舞台から一度でも下りてしまったら。それはアマリアにとってはわからない。観客席に渡ってしまっても、舞台に復帰できる可能性はある。そこから巻き返そうと考えるが。

「お、お待ちなさい!」

 花嫁は水泡に包まれたフェルスを優しく抱きしめる。そして、彼女はすっと手を上げる。アマリアの視界に映ったのは、上空にあるものだ。映し出されたのは、既視感があり過ぎる映像だった。フェルスの過去回想だ。そこまで巻き戻されるというのか。

「まさか……」

 舞台の序盤までやり直しをされるというのだろうか。確定したわけではない。それでもそうはならないともいえない。ここまできたのにか。そうされてしまっては、時間は過ぎてしまう。―フェルスの物語は途切れてしまう。

 アマリアはこのまま見ているしかできないのか。背後には観客席がすぐ迫ってきていた。

 間に合わない。アマリアが思っていた時だった。―誰かがアマリア自身の名を呼んだ。アマリアは不思議とそう思った。 

「!?」

 アマリアは壁のようなものと衝突した。だが、痛みはない。アマリアを守るように包み込んでいた。

「一体何が……」

 アマリアを受け止めたのは透明の壁のようなもの。観客席の様子もわかるものだ。アマリアは思い当たる。ある時、支配者が前にやってくれたものだ。舞台と客席の干渉を防いでくれるものだ。

「はっ!皆さんは……」

 この壁のようなものが守ったのはアマリアだけではない。観客達もだった。激流にさらされることもなく済んだのだ。

「こっちこっち!」

 馴染みのある声はレオンだった。制服のままのレオンは、救命ボートの上に観客達を乗せていた。他に泳げる生徒と協力して救助しているようだ。

「……あなた達」

 フィリーナは舞台の上で助けてくれた。モブとしてでもだ。

 レオンもそうだ。何が起こるかわからない。だから観客席にて待機していたのだろう。救命ボートも彼のことだ。どこかから調達したのだろう。ちなみではあるが、先程の回想シーンで使われたものにも似ていた。

 観客あっての舞台でもある。彼らの無事を確認できた。アマリアは前を向く。

「ありがとう」

 憂いを断てた。アマリアは力強く泳ぎ続けていく。

「フェルス様、帰りましょう」

「……」

 花嫁の攻撃は当たらない。アマリアは泳ぎ続ける。

「言ったでしょう?ここにいても、本物の心は手に入らないのよ」

「……聞こえない」

「いいわ。独り言でも」

 アマリアの手にした三つ又の槍はより強く、白く輝いている。

「可能性すらも、手放すことになるのよ。―あなたが望む本物と、つながる未来があるかもしれないじゃない」

「……君がいない未来だけだ。俺に残されているのは」

「聞こえているじゃない。それなら、言えるわね。……フェルス様、私はあなたのこと優しい人だと思っていたわ。それこそ初対面の時もそうね」

「怒鳴っていたじゃないか」

「その前よ。あのご家族の中で、純粋に気にかけてくれたのはあなた。……あなたが無茶した時もそうよ。危ないことしてくれたけど、勇気ある行動だったと思うの」

「……」

 花嫁の攻撃はかすりもしなくなってきた。当てる気もないといえるほどに。

「それにね、フェルス様。あなたの世界は、あなたと人魚姫だけなの?」

「……?」

「仲の良いご家族。休日も共に過ごすほどのご友人達。……私の故郷、あの港町の人達との交流だってあったでしょうに。あなたはいつだって人に囲まれていた」

「……『君』は」

 アマリアの人魚としての泳ぎは馴染んでいた。ヒレを揺らめかせ、泳いでいく。そうして辿り着いたのがフェルスの元だ。

「『私』もいるわよ。あなたと関係なく現実にいてみせる」

「……」

「フェルス様、帰りましょう。あなたにとっては地獄のような日常でしょうね。でも、ご家族も、ご友人も。……あなたの『人魚姫』がいるのは、ここではないのよ」

「アマリア様……」

 俯いたままのフェルスだったが、アマリアの方に視線を向ける。そこにあるのは迷いのままだった。フェルスはまだ揺れていたのだ。

「……出られない。体が震えるんだ。はは、情けない。君は俺の家族や友人がいてくれるとは言った。でもさ、あいつらのこと今になってわかった。俺の一連の行動を見て引いていたんだ。俺はただ、君を愛していただけなのに」

「……」

「……うん、引いてた。もしかして、君も、だったのかな。だって、笑わなくなったから。俺のことを見ると引きつっている、だっけ」

「……」

「ははは……。参った。怖い、怖いんだ……。いやだな、これ以上知りたくなんてないよ……」

 フェルスは毒気が抜かれたようだった。アマリアはそんな彼をじっくりと見ていた。

―彼は、やっと気がついたのだろうか。彼なりに愛を込めたつもりでも、それが誤っていたのだと。今になって気がついたのかと。

「フェルス様」

 アマリアは彼の名を呼ぶ。そして両手に構えたのは三つ又の槍だ。切っ先をフェルスの方に向けている。フェルスは受け入れるかのように瞳を閉じた。

「はは、アマリア様ってば……。そう、そっか……。君に殺されるなら、それもいいかもなあ……」

「……あら、そうなのねっ!」

 アマリアは強い意志をもって貫く。

「……?」

 フェルスは閉じていた瞳をゆっくりと開く。痛みなどなく、彼の目の前に広がるのは弾き飛ぶ泡達だ。そして、確かな感触だった。

「え……」

「ご期待に添えなくて残念ね」

 悪い顔をして笑う、黒髪の少女。アマリアがフェルスの手をとって、そして抱きしめていた。

「―あなたを救いに来たの。言ったでしょう?」

「あ……」

 フェルスの背中からも伝わる温もり。冷えた海中でもそう感じられた。

「絶対なんてないのよ。……いつかは、あなたの想いが届くこともあるかもしれない」

「……いつかは」

「私はちゃんと現実にいるわ。私も、あなたの大切な人達もそちらで待っている」

「俺は……」

 フェルスは体の力を抜き、アマリアに身を委ねた。もう反論することもない。

「……彼女が消えていく。苦しくなるわ」

 美しい人魚、偽りの花嫁の姿はない。海の中、泡となって消えてしまったのだ。フェルスが現実を受け入れた証として、彼女は消滅してしまった。アマリアは感情移入でもしてしまったのか。素直に喜べはしなかった。

「さよなら……」

 フェルスも消えゆく彼女を見守る。フェルスにとっても心の拠り所だった。彼の喪失感はかなりのものだろう。

「……いえ、戻りましょうか」

 アマリアもフェルスを抱えたまま、ゆっくりと浮上していく。


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