幕間 ルフナ 記念日 5/17
◎5月17日 晴れ後雲 ステータス 明日の夜に見る!
今日は記念すべき1日だった。わたしの二度に渡る人生で、初めて魔法を使った日、それが今日だった。
朝の失敗を糧にして、その日の昼に、見事挽回してみせるなんて、なかなか格好良いんじゃないかな?
少なくとも、気付いた二人は褒めてくれた。これはきっと、ルフナになった、わたしの人生では、すっごく珍しい出来事だと思う。
なかなか読み返すことはない日記だけど、今日が特別な日だったと分かるように、印をつけておこう。
わたしの魔法は、多分、風に関するような魔法だと思う。
ハゼットの説明では、風なんて無かった。だけど、それぐらいしか考えられないし、風なら見えなくて当然だ。
ハゼットといえば、今日の最後のやりとりは何だったんだろう?ハゼットも疲れてたし??女の子が大好きだという以外に、なにか意味があったのかな?
明日も様子が変なら、謝って、もう一度ちゃんと聞いてみよう。
ガルシアとはきっとまた会えるよね?同じ街にいるんだもの。今度はわたしが、ガルシアの役に立てればいいな。
もう!あの人の背中が、さっきから、じゃなくて、魔獣が倒れてからずっと、頭から離れない。
いつからか、背中は格好いいなって思うようになっていた。あんなに大っ嫌いだったのに。
隠れるのに便利だし、あの人はよく、わたしに背中を向けるし。こっちの顔をじろじろ見られたくない時には、助かることだってある。
とはいっても、あんまり知られたくない、わたしの勝手な性格や、滅茶苦茶な部分を、あの人にはもう十分過ぎるぐらい知られてしまっている。これ以上嫌われたり、気味悪がられる心配なんてないから、気楽なのかもしれない。
だからわたしは、安心して、あの背中を眺められるんだろうな。
あの人の、弱味とかじゃなくて、皆があんまり知らない秘密を聞いてみたい。そうじゃないと、不公平だよね?
だめだ、今日は疲れた。眠くて仕方ないから今日はここまで。
☆ヴァレンは不思議なスキルと、盾をもってる
☆ハゼットの雷撃魔法は、ほんとにスゴかった!
××××魔力の収束を感じたら、早く打たないとだめです××××




