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かみさまなんているわけがなぃ

誰が死ねば女神さまのところへ行くと言ったのでしょうか。

 睦月れには、いまおかれている状況に納得がいっていません。

 光一つない暗闇の中に閉じ込められているようです。

 横に壁があるかわかりません。ただ地面があることだけはわかるこの空間。

 臭いはない。音もない。

 これはもう、死後女子高生監禁事件です。

 日本には閻魔様がいるんじゃなかったのではなかったのでしょうか。

 人を、しかも女、ましてはJKをを閉じ込める変態が死後の世界を管理してるのでしょうか。お巡りさんこっちです。

 それにしても、このまま一人でいるのでしょうか。

 嫌だ、これじゃ地獄とあまり変わらないじゃないですか。

 えいえんにひとりぼっちせいかつですよ。

 そもそもれには生前そこまで悪いことはしていないはずだと思っています。

 なのに、彼女は死にました。しかも、殺されているのです。はげのじじいに。

 まだたくさん残っていたはずの未来を壊されたのです。はげのじじいに。

 まだ、彼女が心の底からおいしいといえるものを食べていないというのに。はげのじじいがれにの人生を壊したのです。

 ハゲている方々が悪いとは言っていません。あのイカレテイル爺が悪いのです。

 一体何なのでしょうか、あの頭が行かれたジジイは。

 れには、はらわたが煮え返りそうな気持ちでいます。

(だめだ。これはだめだ。私が今興奮状態であることもあって、何か考えないと気が済まない)

 れには考えます。

(あーだこーだ言っていても、状況は解決しないのはわかっている。どうやってこのイライラを沈めようか)

 彼女は死んでいるから、生きているジジイには会えないはずです。

 暗闇の中で、うーん、うーんとうなりつづけ、れにはようやく答を導き出しました。

(そうだ、今から自分のかこを振り返って、どれだけ私がいい子だったのかを、私が私に教えようじゃないか。必殺、自己暗示)

(そうだよ、私がこの状況に置かれているのは私のせいではないよ。今からそれを証明するんだから)

(さて、私よ、私の生前の話をしよう)

短編含め5作目となります。

一話目・・・・

短すぎました・・・・・

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