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謁見

仮の殴り書きです

わかりにくい部分があり申し訳ありません

後ほど清書します

ドタドタ

 朝日が差し込む部屋の外で複数人の足音が騒がしく鳴っている

 隠すつもりのない単純に急いでいる音だ


「ユウキ〜!ユウキ!?」

 何だか涙声もまじってる

 仕方なく部屋から出る


「なんだよ朝から、ゆっくり寝てて良いんだろ?」

「ユウキ!!事情が変わったのよ、父様が会いたいって」


「……〜ぁあ、さて出かけるかな」

「逃がさないわよ!メアリお姉様!」

「ユウキ殿!縛り上げてでも城へきてもらう」


 くそ、メアリ(ゴリラ女)まで一緒だったか

「相変わらずの馬鹿力だな!絶対面倒ごとだろ」

「姫様の為だ諦めろ」


 本当に力が強い、このままでは押し切られる

「わかった!大人しく付いて行くからシャワーを浴びさせてくれ昨日入ってないんだ!それに謁見ならちゃんとした服じゃないとダメだろ?着替えるから!」


「いいだろう!だが湯浴みも着替えも監視させてもらうぞ」

 ―――――――――――――


 現在、謁見にあたっての注意事項を聞かされている

「いい加減、こっちを向いて喋ったらどうだ」

「何をバカな事を、私はこの角度からでも完璧に説明しているではないか」


「こいつ……」

 屋敷にて監視すると息巻いたはいいが男の裸を見る事に耐性がなかったのか、変な空気になっている


「監視するって言ったのはお前だろ!しかも指の隙間からバッチリ見てたのわかってるからな?」

「な、な、な、何を言っている、淑女がそんな事する訳ないだろ」

「誤魔化し方がワンパターンすぎんだよ」

「とにかく!これが謁見の作法だ!」


 ぱんぱん

 また手を打って茶番を切り上げるヴィオラ

「それはそうとユウキ、貴方の服、それ礼服よね?軍装の、持っていたの?」

「あぁ、説明がめんどくさいが私物だ」

「そう………」

「なんだよ」

「もしかして何処の国の高官とかじゃないわよね?」

「これか、これはまぁ訓練の成績が良かった奴に貰えるなんて事無い、ただの勲章だ」

「訓練で、じゃあユウキの国はよっぽど豊かだったんでしょうね」


 胸元に並ぶ沢山のバッジを見てヴィオラは呟く

 実戦以外で勲章を渡せる、余力がある、とも取れる


「ん〜、俺の祖国は表向き軍隊を持っていない事になってたんだ、だから実戦をしてない」


「バカな事を、どうやって国を守ると言うんだ」


「本当にな、でも国全体が頑張って平和作りをやったから、そこそこ良い国だったんだよ」


「…………」

 気不味い沈黙


「今はユウキの国の話はいいわ、でもその白い服は綺麗でかっこいいわよ」

 空気を変えるヴィオラに乗っかりユウキもいつもの調子に戻る


「さぁて、いっちょかましたるか!」

「不敬を働けば物理的に首が飛ぶぞ?」

「封建国家こえ〜」


 ―――――――――――――

 

最初はガラの悪いチンピラだと思った、それこそ襲ってきた賊と見間違うほどに


 一心不乱に排除しようとした、大切な姫様の命を守る為だ、この身捧げても惜しくはない


 愛剣が奴の首を落とそうかという時、後頭部に衝撃が


 そこからはめちゃくちゃだった

 何もない所から物がポンポン飛び出す

 温水の出るシャワー

 騎獣の早駆けよりも速く走る鋼鉄の箱

 偵察機とか言うツルツルした鳥

 挙げればキリが無い


 不思議な男だ、次々と新しい一面を見せてくる

 そして今、

 ピシリと背筋を伸ばしたその男は、王の前で堂々と立っている

 見慣れない敬礼、歩き方から何もかもが歴戦の軍人に思えた


男は自分の所属、階級、どの様な部隊にいたか

 よどみなく名乗る

「ほう?その特務陸警隊とやらの隊長はどのぐらいの地位なのかな?」


「ハッ!2佐……いや中世あたりだと百人隊長クラス……」

いいかけて王とユウキの顔つきが変わる

 王はニヤリと、ユウキはしまったという顔をする

「なるほど!騎士階級であったか」

「いえ、自分は退役しましたので先程の事は訂正を……」

「いやいや、我が国のしきたりでは百人隊長格で軍を辞した者は騎士爵を授ける、ならばその様に扱わねばな!」

「いえいえ、畏れ多いです!自分の事なら平民として扱っていただきたく………」

「ふむ!平民とな、ならば佐藤ユウキよ王として命ずる、我が娘の警護をするが良い、なれば不法入国、並びに武器の所持を見逃してやろう」

「ぐっ……」

 苦虫を噛み潰したような顔に変わるユウキ

 申し訳ないが澄ました顔よりも、こちらの顔のほうが好ましい


 「では、よろしく頼む」

 否定も代案も出させぬまま謁見は終了した

 ―――――――――――――

「がぁぁぁあ!あのタヌキ親父め!」

「こら!ユウキ、それは不敬罪に当たるぞ1度目は聞き逃してやる、次は無いと思え!」

「ぬぁぁにが聞き逃してやるだ!!まんまと厄介事を押し付けられたぞ!」

「たぶんユウキが捕らえた、あの賊から、情報をとれたんだわ」

「殺しておけば良かった……」

「対策が出来るという点では行幸じゃない」

「……くそっ、情報だ、情報が欲しい、そもそも姫の警護にどこの馬の骨を据える奴がいるか?」

「私の護衛は実質上1人なの」

「何でだよ!それなりに裕福そうじゃねぇか、傭兵雇うなり何なり……」

「姫様の立場は大変難しいのだ」

「説明!説明を求める!!」


 説明を聞いた限りこうだ

 ラファーヌ王国は周辺を大国に囲まれた小国

 現王の手腕で攻め込まれる心配はないが

 どの国も自陣営に引き込もうと画策している

 2人いる兄は別々の国に支援されておりそのままだと二分する勢いだったそうだ

 しかし歳の離れた娘が出来てから情勢が変わった

 王族のみならず国民までもが第一王女を溺愛したのだ

 元々、国民が敬愛した妃、アウラの忘れ形見として生を受けたヴィオラが、国内各地を訪問するようになってから人気が爆発した


「世界に2人といない神の奇跡を起こせる心優しき姫様、愛姫様なんて言われるわけだ」

「何か言いたい事がありそうね?ユウキ」

「いいや〜?一時は国を割る程の緊張状態が今や一致団結、工作していた国は良い気分じゃあ無いよなぁ」

「国だけでは無い、教会もまた姫様の処遇で荒れている」

「でたでた、宗教ね、どれくらいの規模なんだ?その何たら教会は」

「ルケザリオ教会だ!ルケザリオ教と呼ばれている、聖女派と教皇派がそれぞれ対立しているが」

「その、聖女様ってのが……」

「姫様の事だ、そしてルケザリオ教は基本的にどの国にもある」

ユウキの脳裏に薄ら笑いのあの男がよぎる

「どうりで俺があそこに呼び出された訳だ」

嫌な予感が隊列を組んでユウキに向かってくる

非常にスローペースでの更新になります

申し訳ありません

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