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3/7

出発

仮の殴り書きです

わかりにくい部分があり申し訳ありません

後ほど清書します

意識が戻ってきたユウキは胸ポケットに手を伸ばした

 今では珍しくなってしまった紙巻きのタバコ

身体を起こしてバイクの残骸へ近づく。チリチリと燃える火種でタバコを点けると、肺いっぱいに吸い込んだ

 二口目を吸おうとした矢先


 ドオォォォン!!


「は?あ……?」

 驚いてタバコを取り落とすユウキ、運の悪い事に落ちた先は水たまり

 タバコはヒゲとの契約には無い、貴重な私物の一つだった

「………………!巫山戯んな!!クソが!何処のどいつだ?こんな真っ昼間から花火で遊んでんのか???」

 丁寧にタバコを回収すると

爆発のした方へと警戒しつつ素早く移動した

少女の叫び声が聞こえる。

「暴漢?盗賊って見た目だな?」

 まだ少し遠い距離をマスクが自動でピントを合わせてくれた。

少女が縛り上げられ、まだ年若い女性が裸にされている

 下卑た男どもの表情までハッキリだ

「ヨダレまで垂らしちゃってまぁ…クズは世界共通ってか?」

 ピコン

その時、マスクからとも違う、空中に浮かび上がるテキストウィンドウ

「え????」

 書かれていたのは

クエスト

  [むくつけき男達から乙女を救え] 1/10


「はいはい、ヒゲが言ってたのはこれね、この状況観てて言ってそうなのが腹立つけど今回は人助けだしな」

 素早く端末を操作、精密さが売りの突撃銃を召喚


「200メートルなら伏せなくても当たるぜ〜」

 丁度、少女に手を伸ばしていたフードの男、その頭部目掛けて引き金を引いた

 「うわぁ〜、ありゃモロに浴びたな、可哀想に目の前でミンチぶっかけられるとは運がねぇ」


軽口を叩くが内心は焦っていた、たとえ契約でそういう世界だと聞いていても引き金を引く、その一線を越えるのは心理的負荷が高い


 不快な汗がつたう

  (唇の動きまで見えたのが悪い、英雄願望なんて無かったと思ってたんだけどな)

 自分にそう言い聞かせて残りを処理する、一度踏み越えればもう迷いはない


 カシュッ、カシュッ、カシュッ、

 消音器に抑制された銃声


 都合5回引き金を引くと、それぞれの男達の頭が爆ける。

 更に呆然と立ち尽くす指示役風の1人だけ、肩と脚を撃って無力化

 そのまま走る、若返ったからか身体が軽い、息があがる間もなく少女達の元へ辿り着いた

 

「………………気絶してやがる、何なんだコイツら、これぐらいで意識無くすとかマジか?」


 盛大にため息をつくと

 半裸の女と血肉まみれの少女を太い木の幹へ寄せる

 幸いにも2人とも被害に遭う前に救出出来たようだ


 呻いている男は無視し

 頭部のないホトケから情報を探ってみる

 薄い鉄板の部分鎧、身体を汚しているが明らかに擬装されている

「まぁ下っ端は本当に賊なんだろうな」

 そして、フードの男

 スコープ越しでもわかるビカビカに光り空中に浮かび上がっていた魔法陣、服は上等だが何の防具も付けていない

「鍛えてすらない……一般人だったか?」


 その時


 「姫様!姫様っっ!!」

 上裸の女がボロボロ泣きながら少女の体をゆする

 自分もボロボロだろうに先に心配するぐらいには大切なんだろう


「大丈夫だ、浴びてる血はその子のモノじゃない、気絶してるだけ……」

 声をかけた瞬間、辺りの温度が下がった様な錯覚に陥る

グリンと音が付くぐらいに女の首がこちらを向く、合った目には光がない

 一瞬で理解した

「まずっ!」

 反射的に構えたナイフが女の剣を受け止める

 鎖骨辺りにマウントされたナイフが抜ききらぬ場所で止められていた、もうちょっと遅ければ首が飛んでいたであろう勢い


「ッチィ、賊めまだ生きていたのか」

 「悪いが俺はお前等を助けた恩人だぞ?」

「オンジン?どこの言葉だ?」

 「ヤバい!コイツ頭が逝ってる!!」


 ギリギリと押されはじめるユウキ

 データ上、某国陸軍の正式採用品とはいえ相手はモノホンの剣

「そらそらそら、どうした賊め、我が君にその汚い毒牙を向けた罪、素っ首叩き切ってやる」


「ちょっ、力強っ!!このゴリラ女、ちょっとは敬老精神とかないのか」


「??イミガワカラナイ、ワカラナイから殺そう!」


 ナイフに剣が食い込んでいくのを目の前で見る事しか出来ず、いよいよ反撃しないと不味いと判断しかけた時


「やめなさーい!!!」

 いつの間に起きたのか少女がゴリラ女の頭を叩く


「!!!!姫様!!お怪我は!?」

「何ともないわ、それよりメアリお姉様は早く前を隠しなさい話はそれからよ」


 何とも言えない気まずい空気

 今だに敵意を見せるゴリラ女ことメアリとやらの鋭い視線に耐えながら少女、ヴィオラに事情聴取される

「ふぅん?とにかく貴方……」

「ユウキ、佐藤ユウキだ」

「ユウキは……私達の命の恩人なのね?」

「あいつ等の頭が吹っ飛んだのが見えたろ?確かこの世界だと狙撃なんて弓ぐらいの距離だからわからんだろうけど」


 ミンチを浴びた記憶が蘇ったのか青い顔しながらも

「ユウキが何を言ってるか、わからないけどこの人達が倒れた後しばらくして足音が近づいてくるのを覚えているわ」

「そう!それそれ、俺だろ?まったくゴリラはちゃんと躾ておけよ」

 やれやれとため息をつく


 ――カチャ

「今、ふざけない方が良いわよ、メアリお姉様が剣に手をかけたから」

「怖っ!とりあえず矛盾はないだろ!信じろよ」

「まぁ…そうね、状況的証拠しか無いけど信じます」


 ――カチャ

「チッ……」


「許された……」

 鬼教官の訓練でも感じた事の無い殺気が消える


「それではオンジン殿、私と姫様は少し着替えますので、ここでお待ちいただけますか?」

 若干のトゲを残しつつも理性が戻ってきた喋り方になった女騎士


「あぁ、だが着替えるだけで大丈夫か?姫様とやらはその………」

 頭からかかったミンチが徐々に乾いているのか、黒ずんでいる

「しかしこの辺りに水場も川もなく手持ちの水も身体を洗う程は」

「罪悪感がない訳じゃないし、手伝ってやんよ」

 そう言って端末を操作する

空間がゆらめき、旧自衛隊仕様の給水車とそれに繋がるシャワーブースが現れた

「は????」

「なんだと!」

 使い方以外の説明をあえて省き2人をシャワーブースへ押し込む

「周りの警戒はこっちでしといてやるからゆっくり温まってこい」

 ついでに、着替えの服を渡し自分は離れた場所で端末を操作する

 お目当ての物は直ぐにみつかった


「さっぱりした!!」

「まさか森の真ん中で身体を洗えるなんて」

「ふふっ、メアリお姉様のズボン姿も新鮮ね」

 空元気から普通の元気へと

 雰囲気が変わった2人を待っていたのは


 「寝ておるではないか!!!!」


 「んぁ?元気になったじゃねぇか、無人機飛ばしたからやる事なくなったんだよ」


 シャワー一式を消し代わりに四輪駆動車を出す


「また!説明は……してくれなさそうね」

「あぁ、聞いてもわかんねーよ」

 そんな会話をしていると


「サトウユウキ殿、都合のいいお願いだが姫様の護衛をお願いしたい!今までの非礼は全て謝罪する、報酬もできる限り希望にそうようにしよう!どうか!頼む!!」


「普通!こういう時は!頭を下げんだよ!!何で脚にしがみついてくるんだよ」

 ぎりぎりとゴリラの腕が脚を締めてくる


「たのむー、たのむー」


「いだだだだ!痛いんだよこのゴリラ女、やっぱりお前まだ根に持ってるだろ」


「別にゴリラ?女呼ばわりや家族以外に乳房を見られた事など全然気にしないが??」


「ハナセ!このっ、力強っ!」

「了承してくれれば水に流そう」


「わかったよ!そもそもこんな何も無い所に置いてくつもりねーって」


 パンパン

 ひとしきりの茶番を手を打って切り上げるのは今まで一言も喋らなかったヴィオラ


 「それではよろしくお願いしますわ」


 「姫さんは良い性格してるよ」

―――――――――――――――


 NEW!クエストをクリアしました

    報酬 重火器の解放

 


 

 

非常にスローペースでの更新になります

申し訳ありません

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