可愛くて怖いおんにゃのこ
目を開けたら見渡す限りの海に居た南斗。 ここで立ち止まっててもなんもはじまらんので 辺りを探索することになる。 辺りを捜索しているとヤバそうな仮面を被った人を助ける。やはり一筋縄では行かないこの場所。 今やっとストーリーが動き出す!!
さぁやっと話は今に戻る。
一旦状況を整理しよう…
ラーメン食おうとしたら目の前くらなって、 気づいたらここにいる。
南斗「まぁ、なんとかモンスターみたいに金が取られなかったのが唯一の救いだな」
ってそんなボケてる場合じゃない。
俺はあたりを見渡してみる。
前、海
横、海
後ろ、海
そして俺がたっているところ海。
海には見たことの無い魚?が泳いでいる。
ん?なぜ海に立てているんだ?
足を動かしてみると、ぷにぷにとした感触がある。
なんかに乗っているのだろうか。
南斗「んーーー…って空気うま!!」
しょうもないとこに気がついた。
けど本当に空気が上手い。
多分これテレビなら〇つ盛り!!と出ているだろう。
俺のアパートや俺がいた街。
そこに戻り今空気を吸ったら多分 くっせッ っとなるだろう。
南斗「そんな茶番のような考えは置いといて、ここがどこかを探らないと…」
手で水を触ろうとした時にやっと気づいた。
自分の右手が無いことに。
南斗「うエッ!?っとまぁ驚く必要ないよな。俺が部屋にいた時にはもう消えてたし」
何故か俺は冷静だった。
多分痛みがないからだろう。そして手は無いのに、
自分が手を動かしている感覚だけはあるのだ。
気持ち悪くてしょうがない。
南斗「はぁ、まず俺がどこかに飛ばされてきたって言うことを前提にして、辺りを捜索してみるか」
俺は辺りを捜索し始めた。
やはり地面(?)がぷにぷにする。
南斗「はぁなんもねぇなぁ。ん?なんもなかったら死ぬくない?やばくね?俺」
と独り言をブツブツと言いながら歩いていたら、
南斗「なんだよ、こ」
ヒュンッ
落ちそうになった
南斗「あっぶっねぇ!!」
この島(?)あまり広くないらしい。
あとなんかこの地面ヌメヌメしてるので足元にも注意しなきゃな。っと思って引き返そうとしたら、
足元から
?「たっ、たすけてぇ」
と声が聞こえた。
思わず下を見てみると、、、
鬼がいた。
いや鬼じゃないんだけど鬼の仮面を被っている女の子?がいた。
俺も一瞬助けるのを躊躇ったがなんか怖かったので助けた。
南斗「大丈夫ですか?化け物さん」
謎女の子「化け物じゃないわよ!!」
南斗「いやぁ怖ぇ仮面被ってるから間違えてしまいますよw」
謎の女の子「初対面でいきなり失礼ね!!」
いや、これに関しては仮面被ってる方が悪いと思う。
南斗「というかまず助けたんですよ!?あなたのこと。お礼くらい言ってくれてもいいんですよ?」
謎の女の子「お礼?わかったわ。言いたくないけど言ってあげる」
このメスガキぃっと思った。
謎の女の子「アリガトー(棒)」
ブチッ!!
俺はキレそうになった。
だがそのキレそうな思いともうちょいで出そうな俺の左手をすっとしまった。
南斗「はいはい。上手だね〜」
謎の女の子「何よ?バカにしてるの?」
バカにしてるのはお前だろっ!!
声には出さなかったが顔には出てたと思う。
謎の女の子「まぁいいわ。私の名前はハント・ロズ」
南斗「俺の名は〇パンじゃなくて山田南斗、南斗と呼んでくれ」
ロズ「わかったわ。〇パンね。」
南斗「違う違う!!な ん と!!」
ロズ「冗談よw南斗ね」
やっぱ手出そうか迷った。
南斗「というかロズに聞きたいことがあるんだ」
ロズ「何?」
南斗「ここど、」
質問をしようとした瞬間ドンッ!!と音がした。
そう地面が揺れているのだ!!
ロズがすっと立ち上がる。
ロズ「起きたわね!!ゴースクジラ!!」
そう言って走り去っていく
俺は一応ビビりなので本当はこの地面にしがみつきたいがそれよりもこの揺れの原因を知っているような、口ぶりのロズを追うことが先だ。
南斗「えっ!?何が起きとんの!?教えてロズ先生ェーーーーー!!」俺は焦って走りながら言った…