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逢瀬

 柔らかく瑞々しい。指先から洪水のように押し寄せる至極の刺激と幸福が一瞬にして脳内を満たしていく。


「愛してる」


 口の中に溢れた感情が押し出されるように言葉が漏れ出す。愛、愛だ。私は死ぬまでずっと彼女を愛し続けるのだ。

 彼女の指が応えるように私の胸にすっと添えられる。


「私もよ」


 彼女の声は普段の淑やかさからは想像もできないほど淫靡な色気を纏っている。耳の中から身体の中をかき回され心までふやけていく。彼女の声だけで私の全てはダメになっていく。

 

 だがそれがいい。彼女にだけは全てを許せる。身も心も全て。


「美穂、愛してる」


 堪らず私はまた妻の名を呼び、貪るように唇を奪った。

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