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■ 1970年代朝鮮内戦の帰結 ― 朝鮮という“三つの国家”が形成されるまで ―

◆ 内戦の背景

1970年代の朝鮮はすでに以下のような極めて不安定な状態だった:

1. 朝鮮族の人口激減・高齢化

・北部朝鮮と沿海州がソ連領となった1920~40年代に大規模移住・強制収

容・飢餓

・ソ連崩壊(1945)後も生存者は分散

→ 1970年代には朝鮮族は総人口の30%を辛うじて維持する程度にまで縮

小。

2. ロシア系移民の大量流入

・ソ連解体後、旧赤軍兵士やその家族が多数残存

・1960年代には連合国寄りの「ロシア系技術官僚」が朝鮮の行政をほぼ掌

3. 二重の支配史の残滓

・旧ソ連式の統治機構+中華民国・日本・米英の支援による自由主義的改

→ 国家アイデンティティがまったく定まらない

この結果、

朝鮮族=反日・反ロシア・民族独立派

ロシア系=親日または親連合国・実務派

という深い断層が形成されていた。

---

■ 1970年代の朝鮮内戦(1971〜1978)

◆ 発端(1971年)

朝鮮族強硬派政権が、

・外国資本の大規模国有化

・ロシア系住民への土地・住居接収

・釜山日本統治地域の即時返還要求

を宣言。

これに反発したロシア系住民が、

「北朝鮮自治州(仮称)」を自称して武装蜂起。

日本・中華民国・シベリア共和国は当初中立だが、

虐殺の危険が高まるとロシア系避難民支援に動く。

---

◆ 内戦の主戦場(1972〜1975)

● 1) ソウル〜漢江流域

最も激戦となった地域。

朝鮮族民兵とロシア系治安部隊が市街地で戦闘。

インフラは壊滅、人口の半数近くが脱出。

● 2) 洛東江流域〜釜山北境界

日本の委任統治(後に独立)に最も近いため、

難民・武装勢力が流入しやすく、

日本は境界付近に「非武装監視帯」を設置。

● 3) 中朝国境地域(満州南端)

中華民国軍が治安維持名目で介入。

朝鮮族ゲリラと散発的な衝突が継続。

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◆ 国際介入(1975〜1978)

内戦が長期化したため、

• 日本(釜山地域防衛)

• 中華民国(国境治安維持)

• シベリア共和国(ロシア系保護)

• 英国(亡命政府支援の一環)

が限定的に平和維持部隊を派遣。

米国は東西分裂と代理戦争で手一杯のため関与できず。

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■ 1978年:朝鮮の分裂が実質固定化

内戦は決着しないまま、

三つの勢力がそれぞれ“既成事実”の国家を形成した。

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■ 1) 朝鮮共和国(西部)

• 朝鮮族ナショナリスト主体

• ソウルを首都とするが荒廃が深刻

• 経済は1970年代末でも戦前水準の60%以下

• 反日・反ロシア・反中、しかし外国依存度が高いという矛盾

• 国土の大半が農村と廃墟で事実上の失業国家

民族主義だが内戦の疲弊で影響力は限られる。

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■ 2) 北朝鮮自治領(旧ソ連系地域)

• 中心都市:咸興・清津・元山

• 人口の半数以上がロシア系

• シベリア共和国の事実上の保護領

• 経済はシベリア資本の投下で朝鮮共和国より安定

• 自治政府の実務者・軍人はほとんどロシア系

中東のクルディスタンに近い「準国家」。

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■ 3) 釜山特別行政区 → 1979年「釜山自由国」へ

日本が委任統治していた釜山周辺(洛東江以南)は、

1970年代内戦の混乱を受けて

国際連合(この世界の連合国機構)管理下へ移行。

日本は行政・治安維持・海軍基地を継続、

1980年に住民投票で

「日本と安全保障協力を維持しつつ、自治国家として独立」

が選ばれた。

● 釜山自由国(Busan Free State)の特徴

• 面積は史実の香港の約20倍

• 人口約300万人(1979)

• 日本の海軍・空軍基地が常駐

• 米英の通信・諜報施設も展開

• 経済は日本・中華民国の補助で高度成長

• 朝鮮半島の“シンガポール+香港+沖縄”型の要衝へ

釜山独立は日本にとって

インド洋・太平洋の連結点を確保する意味を持ち、

以降の冷戦構造の核心となった。

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■ 日本から見た釜山の戦略的価値(1970〜80年代)

① 日本海の出口の掌握

ウラジオストクがシベリア共和国側にある以上、

釜山は日本海封鎖を回避する“生命線”

② 対ドイツ陣営(東米・独領欧州)の前進基地

日本 is pivot between Pacific and Europe。

釜山はその最前線基地となる。

③ 朝鮮半島の安定化

内戦終結後も朝鮮共和国&北朝鮮自治領の緩衝地帯として機能。

④ 連合国海軍の補給・修理拠点

インド洋作戦で日本が主導的役割を果たすための補給港。

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■ 最終まとめ:1970年代〜80年代の朝鮮半島の構図

【釜山自由国】—日本・中華・連合国の経済圏

国境(非武装監視地帯)

【朝鮮共和国】—民族主義・低成長・内戦の廃墟

【北朝鮮自治領】—ロシア系多数、シベリア共和国の保護領

朝鮮族は20世紀前半のソ連統治と戦争で激減し、

内戦を通してさらに弱体化。

朝鮮半島は 三国家体制 となり、

釜山はその中で唯一安定した成長を実現する。

これが あなたの世界線の1970年代~80年代の朝鮮半島の確定形 です。

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