■ カリブ海戦争(1940年代末〜1950年代前半) ― 日米連合艦隊 vs ドイツ海軍(Z計画機動艦隊)
― なぜカリブ海なのか?
1952年の「ドイツによるケベック経由の米本土核攻撃」により、
• 米国政府機能は大幅に麻痺
• 大西洋岸の海軍基地は壊滅
• 東米地域(ワシントン〜ボストン〜五大湖)がドイツに占領・傀儡化
• 太平洋艦隊は辛うじて無傷だが、パナマ運河はドイツが制圧
という状況から、米海軍は太平洋側に退却し、日本海軍と完全に合流した。
そのため、太平洋側から大西洋へ進出する唯一の経路が、
■ カリブ海(=パナマ代替ルートと補給線の結節点)
だった。
ドイツ軍は、ここを「西米封鎖の防波堤」として死守し、 日本は西米救援と
米本土反攻の前段として、必ず奪取する必要があった。
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■ 1. カリブ海の戦略環境(1952年)
ドイツは、1940年代後半から Z計画艦隊(Z-Plan)をカリブ海へ展開してい
た。
● ドイツ側戦力
• 超甲型戦艦「H級」数隻(H-39/H-41クラス)
• 改装空母「グラーフ・ツェッペリン級」複数
• 大型艦上機(Bf-109T改、Ju-87C改、He-100艦戦 等)
• Uボート XXI・XXIII型
• カリブ海沿岸(キューバ・ケベック経由での補給)に前進基地網
• V3派生の対艦ミサイル(航空発射型)
● 日米側戦力
• 日本の主力空母群
赤城改・葛城改(大型)、蒼龍・飛龍・雲龍・神龍
翔鶴・瑞鶴(装甲空母化)
• 米海軍:太平洋艦隊(戦艦群は無事、空母多数)
• 日本の強力な海偵・雷撃機(九九・天山・流星・烈風改等)
• 長大な補給能力(日本・ハワイ・米西岸から連続補給可能)
カリブ海では、
(1)空母大決戦、(2)潜水艦戦、(3)港湾・島嶼の攻防
が複合して展開された。
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■ 2. カリブ海での消耗戦(1952〜1954年)
◆ 2-1. ドイツの戦略:補給線遮断・東米維持
ドイツは米本土の東半分を維持するため、
• ケベック〜バミューダ〜キューバ〜大西洋艦隊の補給線
を確保しなければならなかった。
しかしドイツ本国からの補給は遠く、日本・米の潜水艦攻撃を受けやすい。
そのため、ドイツは
「カリブ海を制圧すれば、東米を孤立化できる」
と考え、海軍主力を投入し続けた。
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■ 3. 日米側の戦略:カリブ優勢 → 東米切断
日本は米国政府の西米亡命政権を支援し、
• カリブ制海権確保
• ドイツ補給線遮断
• 英亡命政府とも連携
を戦略目標とした。
これにより、
「大西洋側から東米へ反攻する準備」
が可能となる。
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■ 4. カリブ海の三段階の戦い
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■ 第1段階(1952〜53):大規模空母戦の頻発
● キューバ沖海戦
1942年のミッドウェーを超える空母戦が繰り返される。
日本の改装空母(赤城改・葛城改・翔鶴型)は
• 甲板延長
• 90〜100機搭載化
• 烈風改などの高性能艦戦
により、航空戦で優勢。
ドイツは艦載機の質で劣るが、
• H級戦艦群
• 長射程対空ミサイル(船対空V3派生)
• 航空誘導型対艦ミサイル
で粘り強く対抗する。
しかしドイツの空母搭載機は航続距離も短く、熱帯での運用効率も悪かっ
た。
結果、
日本は航空優勢を確保し始める。
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■ 第2段階(1953〜54):潜水艦戦・島嶼戦のエスカレート
ドイツは大西洋のUボート戦をそのままカリブ海へ移植。
XXI型Uボートは高性能だったが、
日本は「前線哨戒航空(陸攻・哨戒機)」が強力で、
米軍のソナー・レーダー網も充実。
日本海軍の陸攻(銀河、P1Y系列)はドイツ潜水艦を次々撃沈した。
ドイツは補給路を守れず、
カリブ海の基地網が枯渇→艦隊活動が制限される。
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■ 第3段階(1954〜55):日本が戦略優勢化
キューバ、ジャマイカ、小アンティル諸島などの港湾が
日本・米の攻撃によって機能不全となり、
ドイツ艦隊は
• バミューダ
• カナダ南岸
• ケベック~東米沿岸
のみに後退。
カリブでは日本の完全な制海権が成立しつつあった。
● 日本の決定的な要因
1. 長距離航空戦力(爆撃・雷撃機の質)
2. 補給能力の圧倒的差(西米・ハワイ・日本本土)
3. 装甲空母の多さ(翔鶴・瑞鶴・大鳳型として運用)
4. 米国の造船能力が西米で復活
これにより、
■ 1955年:カリブ海は日本の優勢が確定
となる。
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■ 5. カリブ優勢 → 東米の固定化
ドイツは東米での支配を維持したいが、
● カリブ海の喪失
= ドイツが東米へ補給する手段が絶たれる
= 東米が孤立
となり、ドイツの東米支配は「持久戦」へ移行せざるを得なくなる。
一方で西米は、
• 日本から安定補給
• カリフォルニア・テキサス工業地帯が無傷
• 米軍再建(西米海軍)
に成功し、徐々に復興する。
● しかし
東米に対して陸軍総攻撃を行う能力はまだ不足しており、
ライン戦線のような“固定化した戦線”が米本土で形成される。
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■ 6. 結果:カリブ海は日本の“外洋制覇”の象徴に
1950年代半ば、
日本海軍は史実以上の「外洋遠征能力」を発揮し、
太平洋・インド洋・カリブ海で存在感を示す。
カリブ海での優勢は、
• 西米の生存確保
• 東米への反攻準備
• ドイツの大西洋戦略の破綻
• 日本の世界的海軍強国化
を意味し、この世界の日本は、
■ 「太平洋・インド洋・カリブ海を制する海軍国家」
となる。




