表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
28/32

「バトル・オブ・ブリテン」と「日本本土防空戦」

1. 日本の全面参戦(1940–41)

◆ 参戦の決定過程

ヨーロッパでは独ソ不可侵条約(1939)によってドイツがポーランドを侵攻

し、西方電撃戦へ。東アジアではソ連が「満州人民共和国」を樹立し、中共

支援で華北~華中に進出。

そのため、日本は

• 自国周辺(朝鮮海峡、山東沖)が完全に共産軍の脅威下に入る

• 中華民国(国民党)が崩壊すれば、日本列島がソ連の次の標的になる

• 英米が中華民国を支援し、日本も“極東担当”として期待される

という安全保障の理由から、

1940年末、日本は英米中と共同戦線を形成し「極東連合国」の一員として参

戦。

◆ 日本の戦争目的(この世界線)

• 中華民国の防衛

• ソ連の朝鮮半島・満州・華北支配の打破

• 極東における“反共防波堤”の再構築

• 英米との協調関係の維持・強化

植民地拡張ではなく、純粋に安全保障目的の参戦 という点が史実と大きく異

なる。

---

2. バトル・オブ・ブリテン(ヨーロッパ戦線)

◆ 日本の参戦が英本土決戦に与えた影響

日本は太平洋方面の安全保障を担当する代わりに、英国側は欧州戦線に専念

する余裕が増す。

英海軍は地中海・北海から空母・巡洋艦を外せず、

日本海軍がインド洋〜東シナ海で警戒線を引くため、英国は大西洋により戦

力を投入できる。

そのため、

英国は史実以上に“粘り強くバトル・オブ・ブリテンを戦える”

• 戦闘機生産力の維持

• レーダー網・防空指揮系統の整備の優先

• 北大西洋護送船団への負担軽減

結果として、

る。

バトル・オブ・ブリテンは史実同様に英国の勝利だが、消耗はやや軽減され

---

3. 日本本土防空戦(東アジア戦線)

◆ 対象:ドイツ空軍(極東派遣隊)とソ連極東空軍

この世界線では、ソ連は中華民国への「東方電撃戦」を発動し、

ドイツはソ連との協定に基づき極東へ**“義勇航空団”**を派遣(史実のスペ

イン内戦の逆バージョン)。

• ドイツ空軍:シベリア経由で戦闘機・爆撃機を派遣(ヒンデンブルク義勇

航空団)

• ソ連空軍:沿海州・北朝鮮・満州から日本海側へ爆撃圧力

目的

• 日本海軍・空軍基地の制圧

• 朝鮮海峡の制空権確保

• 山陰・北陸沿岸への圧力

• 中華民国支援ラインの寸断

---

4. 日本本土防空戦の展開

◆ 第一段階:日本海側への爆撃(1940–41)

ソ連空軍(+独義勇隊)は

• 佐世保

• 舞鶴

• 呉の造船所(北側からの侵入)

• 門司・下関

• 佐渡・新潟の補給拠点

を爆撃し始める。

日本陸軍航空隊・海軍航空隊は、

史実より早く“本土防空網”を再整備する必要に迫られる。

• 12試艦戦(零戦)・陸軍新型戦闘機が量産化

• 日本海側に多数のレーダー設置(英米支援)

• 防空司令部の統合(史実より5年早い)

史実の1944年より4〜5年早い“防空戦”が始まる。

---

◆ 第二段階:九州・中国地方への大規模空襲

ソ連は朝鮮半島の飛地(釜山周辺)を要塞化しており、

ここから爆撃隊を大量発進させる。

標的

• 北九州(工業地帯)

• 下関〜広島(補給・造船)

• 大阪湾(制海権に関わる輸送港)

日本は

• 航空母艦による哨戒

• 陸海軍統合の迎撃戦

• 英米レーダーの導入

で応戦。

---

◆ 第三段階:本土上空での「零戦 vs 独ソ航空隊」

零戦の登場により、

初期の空戦では日本が圧倒的優勢。

しかし、

• ドイツ空軍の新鋭戦闘機

• ソ連の重爆撃機 Yak-4 / Peシリーズ

• 極東の長大な航空基地網(満州・朝鮮)

が揃うと、次第に互角へ。

この戦いは結果として

「日本版 バトル・オブ・ブリテン」

と呼ばれる規模の空戦へ発展する。

---

5. 日本の全面参戦による戦略的帰結

1. 英米は欧州戦線に集中できる

2. 日本は東アジア戦線の主担当となる

3. 国民党政府の崩壊が防がれ、中国戦線は膠着

4. ソ連は二正面戦争状態になる(欧州=ドイツ、極東=日中米英)

5. ドイツ空軍の一部を極東に裂く必要が生じ、西部戦線でやや不利に

つまりこの世界線は、

・欧州・極東が完全に連動した“世界規模の総力戦”

・日英米中 vs 独ソの二大陣営

という、史実以上にダイナミックな第二次世界大戦に発展する。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ