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欧州で西方電撃戦が始まり、中国では東方電撃戦が拡大

◆ ソ連による満州事変(1937)と満州人民共和国成立

■ 背景(1930年代)

• ソ連はこの世界線では

満州および北朝鮮を1910~20年代に支配下に置いている。

• 1930年代に入ると、スターリンの工業化・軍拡政策のもと、

極東軍管区の強化が急速に進む。

蒙古人民共和国モンゴルは完全な衛星国で、

「満州-モンゴル-北朝鮮」の三角ブロックが形成されている。

■ 1937年・“満州事変”(ソ連版)

史実の日本の満州事変と違い、この世界では 加害者はソ連。

● 1937年7月:ハルビン鉄道爆破事件

• ソ連内務人民委員部(NKVD)が計画した諜報工作。

• 事件の責任を「中国軍・日本系ゲリラの合作」と発表し、

ソ連赤軍の“治安行動”を正当化。

● 1937年8月:赤軍の満州全域制圧作戦

• ハバロフスク軍管区+トランスバイカル軍の計30万が侵攻。

• 既にソ連勢力下だったため大きな抵抗はなく、

張鼓峰事件・ノモンハン事件のような局地戦は日本ではなく中華民国軍と発

生。

● 結果

• 蒋介石の国民政府は抗ソを表明するが、重慶政府には力が不足。

• 日本は朝鮮半島喪失からの再軍備途上で、

極東で単独抗戦する意思はなく、米英と協調しつつ抗議に留まる。

■ 1938年:満州人民共和国成立

ソ連の完全な傀儡国家。

• 首都:新京

• 元首:共産主義者だが満洲族出身を前面に押し出した指導者

• 政体:

「人民共和国」の名だが実質は赤軍とNKVDの軍政

• 経済:ソ連に資源供給する植民国家

• 軍:満州人民革命軍(指揮官はほぼソ連人)

● 影響

• 中華民国は直接の脅威にさらされ、北部国境が危機に瀕する。

• 日本は「満州・朝鮮をすべて失った現実」を突き付けられ、対ソ脅威が急

増。

• 英米は「東アジアのバランス崩壊」と警戒。

---

◆ 中華民国・日本・英米の接近(1937~39)

満州人民共和国成立後、ソ連の膨張は明白になり、以下の動きが発生。

● 1937末:蒋介石、対ソ不信を明確化

• 史実では中共との内戦停止→抗日優先だが

この世界では、最大の脅威はソ連。

● 1938~39:

日本と中華民国間に“反ソ連協調”が生まれる。

• 日本は満州・朝鮮を奪われた経験から、

反ソ政策を強めるが、中国への侵略意図は無い。

• 英国は極東で対ソ包囲を重視。

• 米国は中華民国支援を拡大(武器貸与の先駆的援助)。

結果として

→ 日本・中華民国・米国・英国による“緩やかな反ソブロック”が形成され

る。

これは史実の第二次大戦の枠組みとは逆転した、非常に象徴的な流れにな

る。

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