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この世界の「独ソ接近 → 不可侵条約締結 → ポーランド分割」

1. 背景(1930年代後半)

この世界線では、

• ソ連はすでに朝鮮北部+釜山飛地+満州を勢力圏化している

• さらに1930年代半ばに「満州事変(ソ連版)」を起こし、満州人民共和国

を成立

• これに危機感を抱き、中華民国・日本・米英が次第に接近

という国際構造が存在している。

つまり ソ連は東アジアで侵略的・拡張的であり、西側と急速に対立が深

まっている。

このため、ソ連にとっては「西側と二正面対決を避けたい」という強い動機

が生まれる。

---

2. ドイツの立場:反共より対英仏優先へ(1937〜38)

この世界のドイツも基本は史実に近いが、以下の点が異なる:

■ この世界のドイツにとって最大の敵は英国・フランス

• 日本・米国が協調して極東で反ソ陣営を形成している

• 英米日は中国支援で忙しく、基本的に欧州介入には消極的

• しかし英仏だけはドイツ封じ込めを継続

ヒトラーにとっては、

ソ連を敵に回すより、背後を固めて西方戦に集中した方が合理的

という判断が強く働く。

---

3. ソ連の立場:東アジアで戦線拡大 → 欧州で背後を固めたい

ソ連は東アジアで以下を抱えている:

• 満州人民共和国の維持

• 中共支援

• 中華民国との断続的衝突

• 日本・米英の中国接近という脅威

よってスターリンは

欧州と極東の二正面戦争を絶対に避けたい

という史実以上の強い動機を持つ。

---

4. 独ソ接近(1938)

独ソ双方が以下の理由で急速に接近する:

■ ドイツの理由

• 西方侵攻(フランス攻略)に集中するため東面の安全が欲しい

• 日本・米国は欧州に介入しないと確信

■ ソ連の理由

• 東アジアで日本・米・中華民国の接近に対抗したい

• 満州・朝鮮の支配を安定化させるため、西側に回る国を減らしたい

• 中国戦線に予備兵力を割き続ける必要がある

双方の利害が完全一致し、

ベルリン=モスクワ秘密ルートで急速に話が進む。

---

5. 独ソ不可侵条約の成立(1939年夏)

この世界線でも史実と同時期(1939年8月)に締結されるが、

東アジアの事情が条約内容に深く反映される。

条約の特徴(この世界線版)

1. 東アジアにおける勢力圏の黙認

• ドイツは「満州人民共和国・ソ連朝鮮」を承認

• ソ連は「華北以南の国民党支配」を黙認

→ ドイツは中国に非介入(史実とは逆)

2. 欧州における秘密議定書

• ポーランド分割

• バルト三国はソ連勢力圏

• ルーマニア・フィンランドも含む(史実通り)

3. 互いに反英仏の立場を強める

---

6. ポーランド分割(1939年9月〜10月)

史実と同様に、

• ドイツがポーランド西部を侵攻

• ソ連が東部を侵攻

• 一か月未満でポーランドは崩壊

• 独ソ両軍がブレスト=リトフスクで合同パレード

この世界では、

日本・米国・中華民国は欧州に深く介入しない

ため、ポーランドは完全に孤立する。

---

7. 国際情勢の結果(1939年末)

勢力 状態

独ソブロック 欧州東部~ポーランドで連携、東アジアでも相互黙認

中華民国・日本・米英ブロック ソ連の満州・北支侵攻を警戒し、ゆるやかな

連合形成

欧州(英仏) 単独で対独戦を開始、アジアに力を割けない

東アジア戦線 事実上の「ソ連+中共 VS 中華民国+日本+米英」構図へ

---

総まとめ

この世界線の独ソ不可侵条約の本質:

• 欧州での背後固め(史実同様)

• 東アジアでの勢力圏相互承認(この世界線特有)

• 反英仏という共通利益(史実以上に強い)

その結果、

ヨーロッパと東アジアが同時に緊張する、より広域的な第二次世界大戦前夜

が形成される。

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