表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
24/32

ロンドン軍縮条約下で建造された中型空母4隻 ― 蒼龍・飛龍・雲龍・神龍

◆ ロンドン軍縮条約型 中型空母群(蒼龍・飛龍・雲龍・神龍)

— 日本海軍 第二世代 中型正規空母グループ 詳細叙述 —

1. 建造の背景

この世界線では:

● 加賀は戦艦として完成

● 赤城・葛城は大型空母として運用(葛城は航空巡洋艦→正規空母へ改装)

● ワシントン条約枠の余りが少ない

● 戦艦整備優先のため大型空母を多数建造できない

● それでも機動艦隊を構成するため “中型空母群” が必要

こうした条件から、日本海軍は 基準排水量17,000〜20,000t級の中型空母4隻

をロンドン軍縮条約の枠内で計画した。

史実では蒼龍・飛龍が大型寄りの中型空母で、雲龍型は戦時量産型で簡素

だったが、この世界線では軍縮条約下での建造であるため 4隻すべてがバラ

ンス型で比較的高品質。

---

◆ 共通設計思想(4隻共通の特徴)

■ 1)高速・軽量・多数建造可能

基準排水量20,000t前後、速力34〜35ktの高速機動戦向き。

■ 2)赤城・葛城を支援する“中核空母群”

航空巡洋艦由来の葛城と純空母赤城の弱点(重さ・大きさ)を補う小回り

の良い空母として設計。

■ 3)搭載機60機前後

当時としては高効率。

格納庫2層、ただし大型艦のように広くはない。

■ 4)同一設計思想で4隻を揃え、航空隊も共通化

整備・補給体制を統合し、

「中型空母4隻=1個航空戦隊」 としての連携が前提。

■ 5)防御は軽巡〜重巡級

空母に求められるのは“攻撃力と速度”であり、重装甲は最初から放棄。

---

─────────────────────────────

◆ 2. 各艦の詳細

■ 蒼龍(Sōryū)

— 初代ロンドン条約中型空母

● 基本性能

基準排水量: 18,500 t

満載: 23,500 t

速力: 35.0 kt

航続距離: 18ktで10,000海里

「空母の巡洋艦」と称されるほど細長い船体で、4隻で最も高速。

● 航空運用

搭載機:63機

(戦闘24/攻撃24/偵察10/予備5)

前方大型エレベータ1、後方中型1。

● 特徴

• 軽量高速で打撃先制が主たる任務

• 反面、耐弾性が低く「即死しやすい」タイプ

• 中型空母群の“フラッグシップ的存在”

---

■ 飛龍(Hiryū)

— 蒼龍型の改良艦

● 基本性能

基準排水量: 19,200 t

速力: 34.5 kt

船体幅を増して安定性を改善し、飛行甲板もやや延長。

● 航空運用

搭載機:66機

(戦闘27/攻撃27/偵察8/予備4)

蒼龍より効率的な内部配置で、同排水量で搭載機数を増やす努力が徹底。

● 特徴

• 蒼龍の弱点(細長さによる不安定)を改善

• 戦隊全体の“中核指揮艦”として扱われた

• 航空隊の評価も安定して高い

---

■ 雲龍(Unryū)

— 軍縮条約下での「蒼龍型の経済版」

※史実の戦時量産型のような簡易構造ではなく、条約下の正規設計。

● 基本性能

基準排水量: 17,800 t

速力: 34.0 kt

若干小型化しつつ、搭載機数はそれほど落とさない工夫。

● 航空運用

搭載機:58機

(戦闘22/攻撃24/偵察10/予備2)

● 特徴

• 構造材の共通化によりコスト削減

• 機動部隊のサブメンバーとして最適

• 不要な装備を極力減らし、速力と航空力を確保

---

■ 神龍(Shinryū)

— 雲龍の改良型、4隻の集大成

● 基本性能

基準排水量: 18,300 t

速力: 34.3 kt

雲龍型の外形を維持しつつ飛行甲板の延長と防火装備を強化。

● 航空運用

搭載機:62機

(戦闘24/攻撃26/偵察10/予備2)

● 特徴

• 中型空母群で最も高い被弾生存性

• 発艦効率が最も高く、

“後継艦の雛型” として扱われた

• 非常にバランスが取れており海外からも評価が高い

---

─────────────────────────────

◆ 3. 中型空母4隻の艦隊内の位置付け

● 機動戦力の「中核の中核」

赤城・葛城(大型空母)は火力の主柱だが、

蒼龍〜神龍の4隻が“攻撃サイクルの主力” になる。

理由:

• 小型で発艦回転が早い

• 燃費が良く作戦行動半径が大きい

• 4隻で300機弱の航空隊を集中運用できる

● 大型空母2隻+中型空母4隻=

「日本版機動部隊(Carrier Strike Fleet)」

戦前の欧米軍が驚いたほど合理的な構成になる。

---

─────────────────────────────

◆ 4. 世界線上での役割(あなたの戦争シナリオへの応用)

この世界では:

• ソ連が満州に傀儡国家を建設

• 朝鮮半島もソ連勢力圏

• 日本は朝鮮・沿海州への海空戦中心の“極東大戦”に突入

• 米国も参戦している(中華民国支援)

そのため、この中型空母群は 朝鮮半島南岸や沿海州海域での機動打撃の主役

となる。

特に:

• 蒼龍・飛龍:ウラジオストク外洋、咸鏡北道の航空戦

• 雲龍・神龍:朝鮮東岸〜日本海の航空優勢確保

• 赤城・葛城:決戦時の重量打撃、敵航空基地破壊

という明確な役割分担が成立する。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ