1947–1951年の流れ
1. ロンドン条約の成立(1947年)
• 欧州戦線の収束
• ヒトラー死去後の混乱を経て、ドイツ国防軍が主導する体制が確立。
• ロンドン条約により、欧州戦線は「現状維持」で凍結。
• ドイツ:北フランス〜東欧〜ヨーロッパロシアを保持。
• イタリア:ムッソリーニ政権存続。
• フランス:南部ヴィシー政権存続、自由フランスは亡命政権化。
• 連合国の視点
• イギリスは戦争疲弊を解消し、帝国防衛に注力可能となる。
• 日本は欧州の戦争を切り離し、アジア情勢に集中できる。
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2. 米国の占領と分割準備(1947–49)
• 米国無条件降伏後の統治
• GHQ(連合国軍総司令部)が設置され、日英共同で米本土を管理。
• 大規模内戦は発生せず、占領統治は比較的安定して進む。
• 占領の地域分化
• 北部:カナダがアラスカ〜五大湖以北を管理。英連邦への統合を進める。
• 西部:日系移民が多いカリフォルニア州を中心に、日本の庇護下で自治が開始。
• 東部・南部:ワシントンD.C.を拠点に「アメリカ合衆国再建政府」が設置され、旧米国
の枠組みを維持。
• 政治的調整
• 英国は「北米の安定化」を重視。
• 日本は「太平洋防衛と日系人国家建設」を重視。
• 国際社会は分割を既成事実として容認しつつあった。
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3. ホノルル講和条約(1951年)
• 開催地:ホノルル(旧ハワイ王国領、戦後は日英共同管理地)。
• 参加国:日本、イギリス、カナダ、アメリカ再建政府、カリフォルニア臨時政府、その
他連合国諸国。
主な決定事項
1. カナダの領土拡張
• アラスカ〜五大湖以北を正式にカナダ領と承認。
• 英連邦の一部として「北米の北方守護者」となる。
2. カリフォルニア共和国の独立
• カリフォルニア臨時政府を正式に「カリフォルニア共和国」として承認。
• 日本との安全保障条約を締結し、事実上の親日国家に。
3. アメリカ合衆国の再建
• 中部・東部・南部を基盤に「新アメリカ合衆国」として再建。
• 軍事力は大幅に制限され、外交は英連邦・日本の監督下に置かれる。
• 戦前の超大国的地位は喪失し、二流国へ転落。
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4. 1951年時点の国際秩序
• 欧州:ドイツ・イタリア・ヴィシー政権が大陸を保持。イギリスは戦線から退き帝国維
持へ。
• アジア:中国は南明・北清・中華民国の三分割。停戦状態が続くが不安定。
• 北米:ホノルル条約により「カナダ・カリフォルニア・新米国」の三極体制が確立。
• 旧ソ連領:依然として分裂状態。ヨーロッパロシアはドイツ、中央アジアは独軍政下、
シベリアは混乱中。
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まとめ
1. 1947年ロンドン条約:欧州戦線の終了、現状維持による講和。
2. 1947–49年:米国占領と分割統治の既成事実化。
3. 1951年ホノルル条約:北米の正式な三分割体制確立。
• 北部=カナダ
• 西部=カリフォルニア共和国(親日)
• 中部・東部・南部=新アメリカ合衆国




