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日本の原爆使用検討と断念(1945年夏〜秋)
• 対象候補
1. フランス本土(パリまたはヴィシー政権拠点)
2. 中華民国首都・重慶
3. ドイツ本土(ベルリン、ルール工業地帯)
• 判断理由
• フランス → 「不当に占拠された同盟国領土」への使用は政治的に不可能。自由フラン
ス・英連邦からも反発必至。
• 中華民国 → 表向きは「旧同盟国」であり、孫文らの存在もあって使用は正当化できな
い。南明・北清への打撃にもなりかねず却下。
• ドイツ → 首都ベルリンやルール地帯は強固な防空網と地下施設に守られており、「一
撃で決着させる」見込みが立たない。
• → 結果、日本は原爆を「対米戦争でのみ使用した特殊兵器」として封印する判断に至
る。




