欧州本土戦線(1940–1945夏)
1. 西欧の崩壊と二重のフランス(1940)
• ドイツの電撃戦でフランスは陥落。
• 北部・大西洋岸はドイツ直轄支配に、南部は ヴィシー・フランス として存続。
• 植民地の多くは動揺するが、北アフリカはのちに自由フランスの拠点に。
• この時点で、フランスは「大陸の傀儡」と「亡命戦勝国(自由フラン
ス)」に分裂。
---
2. ドイツの大陸秩序(1941–1943)
• ドイツは欧州大陸全域を掌握。
• 西欧:フランス北部・ベネルクスはドイツ軍政下、南仏はヴィシー政権が自治を維持。
• 東欧:ソ連崩壊後、ポーランド・ウクライナ・バルトで「東方生存圏」政策を強行。
• 住民の強制移住、ドイツ人入植が進む。
• 同時にパルチザン活動が急激に拡大。
---
3. 南欧とイタリア(1943–1944)
• 北アフリカを失ったイタリアは本土防衛に専念。
• シチリア・イタリア半島への連合国上陸は実現せず。
• ムッソリーニ政権は保持され、イタリアは枢軸の一角として終戦まで生き残る。
• バルカン半島ではユーゴ・ギリシャでパルチザン戦が続く。英日が支援するが、決定的
な突破はできない。
---
4. 西部戦線の膠着(1943–1945)
• 史実のノルマンディー上陸は起こらない。
• 英国はフランス北部への大規模爆撃・海上封鎖を続ける。
• ドイツは V1・V2兵器 をロンドンへ撃ち込み、報復を実施。
• フランス本土では レジスタンス(自由フランス系) vs ヴィシー治安部隊+ドイツ軍
の内戦状態が継続。
---
5. 中央アジアと中華民国支援
• ドイツは中華民国を支援するため中央アジア経由で兵を送り込むが、
• 補給線が長大。
• 東欧・ロシア残党・パルチザンの妨害が深刻。
• 結果、大軍の派遣は不可能で、「象徴的な支援」止まり。
• 中華民国は期待したほどの戦力を得られず、日・南明・北清との戦争で苦境が続く。
---
6. 1945年夏時点
• ドイツ・イタリア・ヴィシー・占領諸国 が依然として大陸を保持。
• ただし東欧・バルカンではパルチザンが広範に活動、治安維持戦争が泥沼化。
• 西部では「爆撃と諜報戦」、東部では「民族浄化と抵抗戦」の二重構造。
• 欧州本土はドイツの支配下にあるが、不安定な占領状態。
---
この世界の欧州戦線の特徴
1. ヴィシー政権が存続 → フランス本土で「協力政権 vs レジスタンス」の内戦状態。
2. ノルマンディー上陸なし → 西欧はドイツが保持し続ける。
3. 東方生存圏の泥沼 → ドイツは民族浄化を進めつつ、パルチザン戦に苦しむ。
4. イタリア健在 → ムッソリーニ体制が生き延び、戦局を長引かせる。




