ノッティンガム講和条約(1905年)
1. 開催地と仲介
英国ノッティンガムにて締結。
仲介者は 大英帝国 と 日本皇国。
米国が存在しないため、極東問題の調停は完全に日英主導。
英国は欧州とアジアの秩序を調停する「世界的仲裁者」の役割を担う。
2. 領土・勢力圏
樺太・カムチャッカ半島:クリミア戦争で日本領 → 改めて確認。
南満州:日本の租借地・経済権益を承認(旅順・大連・南満州鉄道)。
北満州:ロシアの影響圏として存続。ただし軍事要塞化は禁止。
中立地帯:満州北部に緩衝地域を設定、英日露三国で監視。
3. 朝鮮
形式上の独立を承認。
外交・軍事顧問団は日本が派遣、実質は日本の衛星国。
英国は承認することで、朝鮮半島を安定化させつつ日本の影響力を支持。
4. 賠償・経済
賠償金はなし。
ロシアは南満州鉄道・炭鉱・鉱山権益を日本に譲渡。
日本は極東経済において大きな利権を獲得。
英国は上海・香港の既存権益を再確認。
5. 国際秩序への影響
日本は「東アジアの大国」として正式に承認される。
日露協調の基盤が築かれ、後の「日露協商」につながる。
英国の調停力が世界に示され、アジア・ヨーロッパ双方における「覇権的安定の仲裁
者」としての立場を固める。
北米がまだ英国領であるため、大西洋〜太平洋を一体的に支配する英日体制が完成す
る。
まとめ
ノッティンガム講和条約は 「日英二大海洋帝国による極東秩序の確立」 を意味する。
日本は満州と朝鮮を押さえ、ロシアを北満州に押し込むことに成功。
• • 英国は北米・インド・中国沿岸・豪州、日本は満州・南洋・東南アジアを押さえるこ
とで、英日連携の世界支配構造が盤石化する。




