北米南北戦争(1859–1863年)
1. 戦争の背景
奴隷制問題
北部(カナダ〜ニューイングランド)は産業革命と移民労働を基盤に「奴隷制不要論」
が強まる。
南部(バージニア〜ルイジアナ)は綿花・タバコ・サトウキビのプランテーションが依
然として奴隷に依存。
独立問題
南部プランター層の間で「英本国の課税強化に反対」「奴隷制を守るために独立」とい
う機運が高まる。
北部は「奴隷制廃止+英国との結束強化」を志向。
史実では「州権 vs 連邦」の対立だったものが、この世界では 「南部独立派 vs 北部・英
国忠誠派」 という構図になる。
2. 戦争勃発(1859年)
南部諸州が「南部連合(Confederate States)」を結成、リッチモンドを首都とする。
英国はただちに反乱と認定し、北部植民地とカナダに出兵命令。
日本皇国は条約同盟に基づき、武士軍団を遠征軍として派遣。
ここに「北部(忠誠派)+カナダ+英軍+日本武士団」対「南部連合」という戦争構図
が成立。
3. 戦力比較
北部連合軍
植民地正規軍・義勇兵:約60万
カナダ植民民兵:約10万
英国本国軍:正規師団5万+大西洋艦隊
日本武士団:約1.5万(歩兵主体・精強)
南部連合軍
プランテーションから徴兵した白人兵:約40万
黒人奴隷の強制労役による兵站支援
指揮官層は優秀(リー将軍、ジャクソン将軍など史実相当の人材)。
兵力は拮抗しているが、制海権と補給力で北部が圧倒的に優位。
4. 戦争の展開
初期(1859–60)
南部がバージニア方面で攻勢、いくつかの戦闘で勝利。
しかし英海軍が南部港湾を封鎖、綿花の輸出と武器輸入が途絶。
中期(1861–62)
英国正規軍と日本武士団が南部に上陸。
日本軍はゲリラ的戦法で南部騎兵を圧倒し、現地で「刀の悪魔」と恐れられる。
ニューオーリンズは史実よりも早期に陥落。
シャーマン将軍の「海への進軍」は、英日の協力でさらに徹底化。
後期(1863)
南部は補給を絶たれ、反乱奴隷蜂起も相次ぐ。
リッチモンド陥落、南部連合政府は瓦解。
リー将軍が降伏し、戦争は終結。
5. 戦後処理
奴隷制全面廃止:英日が強硬に要求、法的に完全撤廃。
南部再建:英国軍政の下で、奴隷解放民を教育・移住政策に組み込
み。
独立派弾圧:南部指導層は土地没収・一部追放、代わって英国派官僚と北部エリートが
統治。
大英北米領の再編:カナダと南北植民地を一体化した「大英北米領」として統治が強
化。
6. 歴史的意義
戦争は史実のような長期消耗戦にはならず、英日参戦で北部が圧勝。
北米に「アメリカ合衆国」は成立せず、第一次世界大戦期まで英国支配が続く。
英国は「奴隷制廃止を世界に先んじて徹底した人道帝国」として威信を高める。
日本は「人道のために戦った武士の国」として国際的に評価され、博愛社活動とも連動
する。
結論
この世界の「北米南北戦争」は、史実の南北戦争を基盤にしつつ、
南部独立派 vs 北部+英日連合という構図に変化、
英海軍と日本武士団の介入で短期決戦化、
北部の圧勝・奴隷制廃止・北米の英国支配継続
という帰結を迎えます。




