1600年代の欧州情勢
1. スペイン帝国:衰退加速
史実:無敵艦隊の敗北(1588)以降、財政難・軍事的敗退が続く。
この世界線では:
日西戦争(1589頃)でフィリピンを失陥。
アジア貿易(マニラ=アカプルコ航路)が崩壊、経済基盤が大打撃。
北米でも英軍・日本武士団の支援を受けた攻勢でフロリダ・カリブの一部を失う。
スペインは「南米・メキシコ・カリブの一部」に勢力が限定され、欧州列強から一歩後
退。
2. ポルトガル王国:完全従属化
1580年以降スペインと同君連合下にあり、独立性が薄い。
この世界線では:
日本皇国がマラッカ・モルッカ諸島を掌握し、香料貿易でポルトガルを圧倒。
インド航路でもオランダ・英国に押され、地位喪失。
ポルトガルは「名目上の帝国」から「小国」へ急落。
3. オランダ共和国:中途半端な伸長
史実:東インド会社(VOC)を設立し、香料貿易で大成功。
この世界線では:
日本皇国+英国の連携に阻まれ、アジアでの根拠地を失陥。
香料貿易の主導権を握れず、経済力は史実ほど強化されない。
造船・金融では欧州をリードするが、アジア帝国にはなれず。
4. フランス王国:北米重視
史実:ルイ13世・ルイ14世期に中央集権と軍事強化を進め、大陸覇権を目指す。
この世界線では:
アジア進出が完全に封じられたため、北米へ注力。
しかし、日英連合の武士団支援で苦戦続き。
ルイ14世の絶対王政は健在だが、「新世界での挫折」が痛手となる。
大陸ヨーロッパでは強国だが、海外植民では英国に後れを取る。
5. 神聖ローマ帝国(ドイツ圏)
史実:三十年戦争(1618–48)で荒廃、政治的分裂が固定化。
この世界線でも:
宗教対立と地方分権で弱体化は避けられない。
外交的には「海洋帝国の争奪戦」から蚊帳の外。
6. イングランド王国 → 大英帝国へ
この世界線の最大の勝者。
史実:清教徒革命(1642–49)、名誉革命(1688)など政治的動揺があった。
この世界線:
日本皇国との同盟で交易・財政が潤い、安定度が高い。
日本傭兵団の存在により、北米戦争で早期から優位を確保。
海軍力は史実以上に強化され、「大西洋+インド洋」で覇権を固める。
欧州の海洋覇権国家として早期に確立。
7. 東欧・ロシア
ロシアはシベリア進出を継続し、太平洋岸へ到達。
ただし、日本皇国が太平洋・東アジアを支配しているため、極東進出は制限。
ポーランド・リトアニアは衰退過程にあり、スウェーデンと戦うが大国にはなれない。




