2070年代の北清
1. 国家体制
• 名目上は清朝皇統の末裔を国家元首とする立憲君主国。
• ただし実際の政治は、東亜連邦の監督下で選出された首相・議会が運営。
• 東亜連邦の軍事顧問団や経済顧問が常駐しており、外交・防衛・通商の多くは日本主
導。
• 内部からは「自治度が低すぎる」という不満もあるが、経済発展に依存して反発は大き
くない。
2. 経済・社会
• 鉄鉱石・石炭・レアメタル・木材など、東亜連邦の産業基盤を支える資源地帯。
• 日本・南明からの投資で工業化が進み、特に重工業と軍需工業が強い。
• ただし「下請け工業国家」とみなされ、独自の技術開発は遅れている。
• 都市部は日本人街やユダヤ人街、スラブ人街もあり、文化的に混成。
• 農村部では依然として満州族・漢族・朝鮮族などの摩擦が残る。
3. 東亜連邦内での位置づけ
• 加盟国の中では「最も日本に依存する国」とされ、南明やタイと比べても発言力が小さ
い。
• 東亜連邦内の序列:
日本 > 南明・タイ > 北清・ラオス・インドシナ
• ただし、北清は資源供給地として不可欠であるため、加盟国から切り捨てられることは
ない。
4. 対外関係
• 中華民国:未だに北清を「偽政権」と呼び、激しい敵視。国境線では小規模な衝突が絶
えない。
• G-CIS:満州を「東方生存圏から奪われた地」として歴史的に敵視。ただし中央アジア
戦争で疲弊して以降は直接的圧力は減少。
• 連合国(英連邦・アメリカなど):表向きは「東亜連邦の一員」として承認している
が、独立国としては軽視されがち。
5. 国内の課題
• 「傀儡国家」というレッテルから抜け出せていない。
• 20世紀後半から日本・南明の企業進出が続き、経済の実権は事実上外資に握られてい
る。
• 若年層を中心に「本当の独立を目指すべきだ」という声もあるが、日本の治安・経済支
援に依存しており現実的ではない。
• 一方、旧清朝皇統を象徴とする体制に一定の安定感があり、内戦や大規模反乱は起きて
いない。
6. 2070年代の北清の姿
• **「形式上独立国、実態は東亜連邦の準州」**という二重性を維持。
• 国民の多くは「豊かさと安定」を享受しており、完全独立を強く求める動きは少ない。
• ただし、周辺国(特に中華民国)からの宣伝や国際的な「傀儡」扱いに苦しんでおり、
北清の指導層は「独自のアイデンティティ確立」が最大の政治課題となっている。
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まとめると、2070年代の北清は 「資源豊かで経済的に発展しているが、常に傀儡扱いさ
れる半独立国」 という位置にあります。
東亜連邦にとっては欠かせないパートナーでありながら、外からは「偽政権」として見
下される存在。




