2070年代の南明
成立から近現代までのおさらい
• 17世紀:織田政権(日本皇国)が明朝残存勢力を支援して成立。南京・華南を中心とす
る王朝国家。
• 18〜19世紀:清と対峙しつつ日本の庇護下で存続。内政改革を進め、日本式議会制度の
影響を早期に受ける。
• 19世紀末〜20世紀初頭:清滅亡後、中華民国や北清と並び「分断された中国の一つ」と
して国際的に存在感を強化。
• 20世紀〜第二次世界大戦期:日英と連携し中華民国と抗争。戦後は「親日・親連合国国
家」として生き残り。
• 冷戦期:東亜連邦の一員として制度を安定させ、経済発展を果たす。
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2070年代の南明の特徴
1. 政治体制
• 立憲王政+議会制民主主義
• 皇帝(明王朝の末裔)が象徴的存在として存続。
• 実権は議会・内閣にあり、制度は日本皇国とほぼ同型。
• 多党制の成熟
• 保守系(日本との連携重視)と進歩系(独自外交を模索)が二大潮流。
• ただし大枠では「連合国ブロックの一員」という路線は揺らがない。
2. 経済
• 「中国沿岸部の奇跡」
• 南京・広州・香港・マカオを中心に高度経済圏を形成。
• 東亜連邦と英連邦を結ぶ海上交易の要衝。
• 半導体・造船・エネルギー加工産業で世界有数の地位。
• 農業地帯の安定
• 長江流域を中心に、東南アジア向けの食糧供給拠点としても重要。
3. 軍事・安全保障
• 東亜連邦の前進拠点
• 中華民国(内陸)・北清(満州)との緩衝地帯。
• 沿岸防衛・航空戦力に重点を置く。
• 日英との協力
• 最新兵器の供与・共同演習を通じて「中国方面の盾」として機能。
4. 外交
• 東亜連邦の柱の一つ
• 日本皇国に次ぐ影響力を持ち、しばしば「副首都」とも呼ばれる。
• 英連邦との協調
• インド洋ルートを通じてインド・中東と連携。
• ICOAとの接点
• 海上交易・資源輸入の面でICOA諸国と強い結びつきを持つ。
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2070年代の南明の位置づけ
1. 東亜連邦の西の要
• 日本本土が中枢なら、南明は「中華圏を代表する存在」。
• 北清(傀儡)・中華民国(敵対)と対照的に、安定と繁栄を象徴する国家。
2. 人口・経済規模
• 人口は約3億前後。
• 経済規模は世界第5〜6位(日本皇国・インド・英連邦の主要国に次ぐ)。
3. 国際社会での役割
• 「中国人国家」の中で唯一安定し、国際的に正統性を持つ。
• G-CISや中華民国に対抗する「模範国家」として宣伝される。
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まとめ
2070年代の南明は、
• 立憲王政を維持したまま、東亜連邦の副中心として発展。
• 経済では東南アジア・インド洋を結ぶ大商業圏を形成。
• 軍事では中華方面の盾として機能。
• 外交では東亜連邦の代表的外交官役を務め、連合国の中核メンバーと密接に結びついて
いる。




