2070年代のICOA
成立の経緯
• 2010年代のジャスミン革命後、従来の親G-CIS独裁国家が動揺。
• 2020年代にフランス戦争が勃発すると、親連合国のイスラム諸国が協力枠組みを強化。
• 「領域内の平和」「紛争調停」を目的とし、やがて防衛協力・経済協力に拡大。
• 2030年代にはイエメン・リビア・シリアで平和維持軍を派遣、選挙監視などを通じて
徐々に安定化を実現。
• この経験が後の トルキスタン和平プロセス に活かされる。
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2070年代の特徴
1. 構成国
• 主要加盟国:サウジアラビア、エジプト、トルコ、イラン(体制転換後)、湾岸諸国
(UAE・カタールなど)、北アフリカ諸国。
• 準加盟・協力国:インドネシア、マレーシア(東亜連邦に近いがイスラム連携を保
持)。
• 監視的関係:パキスタンは東亜連邦・英連邦との距離が近いがICOA枠にも参加。
2. 基本理念
• 「イスラム共同体の自立」:外部大国(ドイツ・連合国)への過剰依存を避ける。
• 「多様な体制を許容」:王制、議会制、イスラム共和制が混在。非全体主義であれば参
加可能。
• 「紛争調停」:内戦・部族対立を止めるための平和維持活動。
3. 機能
• 平和維持部隊(ICOA Peace Force, IPF)
• イエメン・リビア・シリアの安定化で実績を積み、トルキスタン和平にも関与。
• 経済協力枠組み
• エネルギー(石油・天然ガス)を基軸に共同基金を設立。
• 資源収入を加盟国のインフラ・教育・保健に再配分。
• 外交機能
• 連合国とも協調し、G-CISや中華民国に対する緩衝的立場を取る。
• イスラム国家群として国際社会で発言力を増す。
4. トルキスタン和平プロセスへの関与
• 停戦監視・調停の主要担い手。
• イスラム国側の戦闘員や難民を吸収しつつ和平に参加。
• 内部の部族間対立の仲介役を務めるが、しばしば難航。
• 連合国と共同で「資源収益配分・紛争調停メカニズム」を構築。
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国際秩序における位置(2070年代)
1. 東亜連邦・英連邦の「第三の柱」
• G-CISや中華民国とは敵対的、連合国側に緩やかに寄る。
• ただし完全に従属せず「イスラムの自立」を掲げ続ける。
2. 資源供給国としての重み
• 中央アジア・中東・北アフリカの資源をまとめることで、G-CISや中華民国に対しても
交渉力を持つ。
3. 治安輸出モデル
• 内部での安定化を成功させたことから「イスラム版平和維持」を
輸出。
• これが連合国からの評価を受け、資金援助や技術支援を呼び込む。
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まとめ
2070年代のICOAは、
• イスラム圏の安定化と自立を掲げる枠組みへ成長。
• 平和維持・資源協力・外交調停の三本柱で機能。
• 連合国との協調を強めつつも「第三勢力」として独自性を保持。
• トルキスタン問題を抱えつつも、イスラム世界の政治的まとまりを史実以上に形成して
いる。




