2070年代の英連邦
基本構造
• 加盟国数:約50か国以上。史実よりやや少なめだが、脱植民地化を経ても緩やかな共同
体として維持。
• 体制:形式的には英国王を元首とする国家共同体だが、実際の権威は「加盟国首脳会議
(CHOGM)」に集約。
• 特徴:英語・コモンロー・英式制度の共有を基盤とするが、政治・外交の志向は多様。
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中核国
英国
• 英連邦の歴史的中心。
• 2070年代には軍事・外交では日英同盟を背景に「大西洋・インド洋の調整役」として機
能。
• かつての宗主国的立場から「仲介役」「制度支援国」に移行。
カナダ
• 北米の安定軸。
担う。
• 米国再建後も北米最大の安定国家であり、極地資源(北極圏)・北米安全保障の中心を
• 英連邦の「技術・環境分野のリーダー」。
インド
• 最大人口・最大経済規模を持つ加盟国。
• 英連邦の「アジアの柱」として、東亜連邦とも競合・協調を繰り返す。
• 英連邦内でキャスティングボードを握り、外交的自律性を維持。
• 軍事的には核を保有せず(議論の結果)、代わりに従来型軍事力と経済力で存在感を示
す。
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調整役
南アフリカ
• アパルトヘイト後、英連邦に復帰。
• 国内の多民族構造(白人・黒人・インド系)を背景に 中道外交 を展開。
• 英国とインドの間の「橋渡し役」。
• アフリカ全体を代表する存在であり、アフリカ諸国を英連邦へとまとめる要。
• G-CISやイスラム世界との交渉窓口にもなる。
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周辺の主要加盟国
• オーストラリア・ニュージーランド:太平洋の安定役。日英協力の枠組みの中で、東亜
連邦との協調も模索。
• ナイジェリア:人口増大を背景にアフリカの有力国に成長。南アと並び英連邦内で存在
感を強める。
• ケニア・タンザニアなど東アフリカ諸国:ICOAとも関係が深く、アフリカの中堅安定
勢力。
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英連邦の性格(2070年代)
1. 三本柱+調整役
• 英国・カナダ・インド = 三本柱
• 南アフリカ = 調整役
2. 日英同盟を背景に連合国ブロックの一翼
• 英国・カナダは日英の軍事的枠組みに深く関与。
• インドは一定の距離を取りつつ経済的に協力。
• 南アはアフリカ諸国やICOAとの橋渡し。
3. 連合国全体の「調整共同体」
• 東亜連邦やICOAとも緩やかに連携し、グローバルな安定装置の一つ。
• 内政体制は多様であり、必ずしも自由民主制一本ではなく、非全体主義・非人種差別で
あれば容認される。
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まとめ
2070年代の英連邦は、
• 「帝国の名残」から「多元的な協力共同体」へと完全に変貌。
• 英国・カナダ・インドの三本柱が軸、南アフリカが調整役。
• アフリカ・南アジア・太平洋を含む巨大なネットワークを持ち、
• 東亜連邦やICOAとの架け橋として国際秩序を支える存在となっている。
• 対G-CIS封じ込め
日本とともに「双柱体制」の一角を担い、中央アジア・中東での防衛線を強化。
• ICOA(イスラム協力機構連合)との協調
• イギリスは旧中東・北アフリカ植民地の経験を活かし、調停役を担う。
• イスラム国家と東亜連邦を結ぶ「緩衝外交」の要。
• 宇宙開発
• 日本主導の「アレス計画」に参加。インド・カナダ・豪州が宇宙飛行士を派遣。
• 月・火星の探査には英連邦チームも編入。




