2075年〜2100年の世界とトルキスタン
2075〜2080年代前半:安定化憲章の実施段階
• **トルキスタン安定化憲章(2075年)**に基づき、以下の制度改革が進む:
• 部族ごとの高度自治を維持したまま、連邦議会を常設化。
• 教育の標準化(イスラム法学に加え、世俗教育を導入)。
• 資源収入分配機関が安定して機能、貧困層への補助金も支給開始。
• 紛争調停機構は依然活発だが、武力衝突は減少し「局地戦」規模に収束。
• 連合国からの経済援助・インフラ投資が大規模に行われ、天然ガスや鉱物資源の輸出が
急増。
トルキスタンはまだ不安定だが、「潰れない国」から「持続可能な国」へと変わり始め
る。
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2080年代後半:連合国圏への統合が進む
• 2082年、
「カザン合意」:
• トルキスタンと連合国が経済協力協定を締結。
• 連合国企業が資源開発・鉄道・エネルギー送電網に深く関与。
• 2085年、連合国・イスラム国家群が共同で**「中央アジア治安保障枠組み」**を設立。
• トルキスタンの治安部隊を訓練。
• G-CIS・中華民国との国境紛争に「監視団」を派遣。
• 内部対立は依然あるが、連合国主導の資源利権に組み込まれたことで、部族間も妥協を
選ぶ傾向が強まる。
イスラム国家群の支援と連合国の投資により、トルキスタンは「実質的に連合国の協力
国」へ。
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2090年代:安定期への移行
• 2091年、
「タシュケント協定」:
• トルキスタン連邦軍の設立が正式承認。
• 軽装備の「治安維持軍」としての位置付けで、大規模な外征戦力は認められない。
• 国防はイスラム国家群・連合国の安保枠組みに依存する形が明文化される。
• 2095年頃には、資源輸出による収益を基盤に、首都タシュケントに国際都市的な機能
(大学・経済拠点・文化交流拠点)が整備される。
• G-CIS・中華民国との小競り合いは残るが、双方とも国力低下が深刻で、大規模戦争は
回避され続ける。
トルキスタンは「イスラム圏の玄関口」として存在感を増し、外交的に中東諸国と連合
国をつなぐ役割を果たす。
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2100年:総括
• トルキスタン連邦:
• 表向きは独立国だが、実質は連合国圏に属する「協力国」。
• 部族間対立は完全には解決していないが、調停機関と資源分配機構の存在で紛争の「管
理」が可能になっている。
• G-CIS・中華民国との「緩衝地帯」としての役割を担い続ける。
• G-CIS:
• かつての大国の威光は失われ、「資源国+地域大国」として生き延びるが、経済・軍事
ともに衰退傾向。
• 中華民国:
• 核を持たない北朝鮮的な体制のまま停滞、周辺国からは「不安定要因」と見られる。
• 連合国:
• 東亜連邦・英連邦・協力国群を中核に、宇宙開発・国際経済で優位を維持。
• トルキスタンを「管理された緩衝地帯」として固定化することに成功。




