ポルトガル・スペインの準民主化過程(年表付き)
1940〜50年代:独裁体制の安定
• ポルトガル:サラザール政権が存続。国家警察による反体制弾圧が続き、親独寄りの中
立を維持。
• スペイン:フランコ政権が強固に存続。ドイツに接近するが、直接参戦は回避し「中
立」を標榜。
• 両国ともにドイツの影響下に置かれ、連合国とも距離を取る。
1960年代:漸進的な変化
• 西欧諸国の経済発展に遅れを取り、国内で不満が蓄積。
• 親連合国派の知識人や労働運動が徐々に台頭。
• 1965年:ポルトガルで「リスボン学生運動」が発生。サラザール政権は弾圧するが、民
意の高まりを無視できなくなる。
1970年代:権威主義の揺らぎ
• 1970年:スペイン、フランコが死去。後継体制は弱体化し、軍部と改革派がせめぎ合
う。
• 1974年:ポルトガル、史実のカーネーション革命に近い「軍内部の改革派クーデター」
が発生。
• サラザール後継のカエターノ政権が崩壊し、準民主化へ。
• ただしこの世界ではドイツの影響を恐れ、完全民主化ではなく「議会と軍政の折衷体
制」に移行。
1980年代:準民主化体制の定着
• スペイン:立憲君主制と議会制度を導入。ただしドイツとの関係維持のため外交は「中
立」。
• ポルトガル:一党優位体制を維持しつつ、野党を部分的に容認。軍の影響力は強いま
ま。
• 両国とも「限定的民主化」を実現し、国内安定と国際的信用を獲得。
1990〜2000年代:親連合国派の台頭
• 冷戦期を通じて「ドイツ依存では将来が危うい」との認識が広まる。
• 経済的には英連邦・日本市場への依存が増大。
• 2000年代には政権内部に「将来は連合国入りを目指す」派閥が形成。
2010年代:準備段階
• 2012年:スペインで反独派が政権の主要ポストに進出。
• 2015年:ポルトガル、民間企業と軍が連合国との共同演習を秘密裏に実施。
• 両国とも表向きは「中立」だが、国際世論は「いずれ連合国入りする」と見なし始め
る。
2020年代:フランス戦争と決定的転換
• 2023年:フランス戦争勃発。ドイツ軍の侵攻と虐殺報道により、スペイン・ポルトガル
国内世論が激変。
• 「次は我々が侵攻される」と恐怖が高まり、連合国加入を求める声が国民的コンセンサ
スに。
• 両国政府は安全保障上の必要性を理由に連合国加盟を公式表明。
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まとめ
• 1970〜80年代にかけて準民主化(立憲君主制・限定的議会制)
• 1990〜2000年代に親連合国派が台頭
• 2023年フランス戦争を契機に、正式に連合国加盟を志向




