中央アジア・イスラム国の成立と泥沼戦争(2028〜2039)
2028年:アラブの春型政変
• カザフスタン・ウズベキスタンなどドイツ傀儡政権で、経済不況と失業増加により 民
主化要求デモ が連鎖。
• G-CISの支援を受けた治安部隊が武力弾圧、数千人が死亡。
• 民主化運動は壊滅するが、地下に潜伏していたイスラム指導者たちがこれを利用し、反
独裁・反ドイツの聖戦運動へ転換。
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2029年:ジハード宣言
• タシュケント近郊で宗教指導者が 「ジハード宣言」 を発表。
• 「東方生存圏を蹂躙するドイツ人と、その走狗である傀儡政権・中華民国を打倒せよ」
と鼓舞。
• 山岳・農村地帯で武装蜂起が拡大、治安部隊やG-CIS駐屯軍が襲撃を受ける。
• 一方で都市圏はG-CISが維持、中央アジアは「都市=ドイツ圏」「農村=反乱圏」の二
重支配に。
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2030年:イスラム国成立
• フェルガナ盆地の一部を拠点に、武装勢力が 「中央アジア・イスラム国」成立を宣
言。
• 首都を「ナマンガン」と定め、カリフを名乗る指導者が現れる。
• 組織は徴税・司法・教育を行い、難民や貧困層から支持を得る。
• G-CIS・中華民国・傀儡政権はこれを「テロリスト政権」と非難。
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2031〜2033年:戦火の拡大
• イスラム国はゲリラ戦を展開、G-CISの補給線を襲撃し、石油・鉱山を一時的に掌握。
• ウイグル独立派と合流し、中華民国領の新疆で蜂起が発生。
• タリム盆地一帯が「ジハード回廊」と化し、中央アジアと新疆が事実上連結。
• 中華民国軍は防衛線を維持するが、戦力の多くを内陸に割かれ、沿岸での日本・南明と
の対峙が弱まる。
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2034〜2036年:泥沼化
• G-CISはフランス戦線を縮小、精鋭部隊を中央アジアに再配置。
• バクー油田やカスピ海沿岸は死守し、航空・無人兵器を大量投入。
• イスラム国は都市攻撃では敗れるが、農村・山岳での支配を維持。
• 各地の難民キャンプが過激思想の温床となり、テロ攻撃がG-CIS都市圏にも波及。
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2037〜2039年:消耗の極
• G-CISはタシュケント・アルマトイなどの主要都市を保持しつつも、常時数十万規模の
兵力を貼り付けられる状況に。
• イスラム国は国家的支配を完成できないが、準国家組織として存続。
• 中華民国はウイグルで防戦一方、国内の不満が蓄積。
• 国際社会では「中央アジアはG-CISのアフガニスタン」と揶揄され、連合国(日英・東
亜連邦)は静観しつつも、影響拡大を防ぐために情報工作や経済封じ込めを強化。
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結果
• イスラム国=農村・山岳支配の準国家
• G-CIS=都市・資源地帯は保持するが、消耗甚大
• 中華民国=新疆で戦力を縛られ、沿岸での主導権を失う
• 2030年代を通じて、中央アジアは「誰も勝たず、誰も引けない泥沼戦争の舞台」とな
る。




