表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

137/194

とある一般生徒の呟き 2

ダンジョン前で待ち合わせしている友人達と合流します。


最初からペアを決めて固定している人たちもいますが、大抵の場合は4〜6人くらいで集まってその日のコンビを決めます。


ダンジョンを攻略したい者、中にある道具を集めたい者、魔物との戦闘経験を積みたい者……その日の目的は様々なので、なるべく目的と合致した人と組みたいですからね。


この関係上、なるべく皆が同じペースで進んでいくのが理想なので落ちこぼれを出さない為の方法でもあります。


「今日は僕と一緒の組みたいだね、よろしく」


「うん、よろしくね」


今日はダンジョン内で戦闘経験を積みたい気分だったので、同じ目的のレンジャーの男の子と一緒になりました。

 

ちょっと気になってる男の子で最初はドギマギして上手くいかない事もあったけど、流石にもう慣れて仲良くやれていますよ。


ダンジョン内ではレンジャーの彼が前衛を務めて私が後衛を務めます。


2時間ほどダンジョンを巡ったら一旦保健室へと戻って休憩。


30分くらいで回復するのでまたダンジョンへと向かいます。


休憩してる時に保健室の女神様こと、エリー先生に見惚れてたら腕をつねってやりましたよ……美人でスタイルも良いから気持ちは分かるんですけどね。


もう1人の天使様は保健室よりもダンジョン内で出会うことの方が多いです。


救援を呼べば助けに来てくれますし、偶々出会えば有効なアイテムをくれる正に天使としか呼べない存在。


この学園内であの人のお世話になってない人はいないんじゃないですかね?


こうしてダンジョン探索を終えたらその日の成果を分けあって解散。


日曜日は休みだから自主練したりお出かけしたり、街の冒険者ギルドに行ってクエストを受けたりしますね。


最近は街にある二軒の人気店に行くのが流行っていますね。


軽いクエストをこなしてからお疲れ様会といった具合に。


時間の都合上、どちらか片方しか行けないのがとても残念です。


私達の場合はこう言う風に過ごすのが一般的ですね。


目標まで地に足つけて一歩ずつ……冒険者として大成する為に頑張りつつ青春をしています。


キラキラ組が羨ましく思うこともありますけどね。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ