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第四十一話 第二次ハンバーグ戦争

 次回は三月六日に投稿します。本当は早く闇市に行く話に持って行きたいのですが力量不足の為に上手くいきませんでした。


 「ところでダグ。お前ら一体俺の家に何しに来たの?」


 ダグザの顔が鬼気迫るものに変わる。

 効果音をつけるなら「クワッ!!」という感じだった。

 しかし、ダグザの扱いに慣れているせいかエイリークの方はまるで気にする様子が無い。

 

 一方、女性陣の方は二人のやり取りを気にすることなく談笑を楽しんでいた。

 エイリークとダグザの衝突には慣れているということなのだろう。

 レミーは二人の姿を見ないように視線を外している。

 アインも困った顔をしながら特に気にするような素振りを見せることは無い。

 だが慣れていない雪近とディーは恐怖に身を震わせながら二人の様子を見守っていた。


 速人としても今回は雪近たちにも手伝って欲しかったので、エイリークの注意を引くように大きな音を出しながら金属製の皿の上に乗った蓋を取り外した。


 金属製の大きな皿の上には茶色のややとろみのついたスープに浸されたハンバーグが乗せられていた。  オーブンで時間かけて加熱されていた為、蓋を開けた途端スープの匂いと蒸気を含んだ白い煙が一斉に噴き出す。エイリークは鼻の穴を広げて料理の匂いを嗅いだ。

 スープの香ばしいブラウンソースと酸味の利いたトマトソースに隠れてハンバーグの牛肉独特の食欲をそそる香気には、エイリークとて思わず垂涎してしまう。

 そればかりではないスープを被ったハンバーグの外観からは見つけることはできないが皿の中には確実にチーズとの匂いがした。


 速人は手を払ってエイリークとマルグリットに席に戻るように指示をする。

 

 エイリークとマルグリットは不二家のマスコットキャラクターのような顔をしながら自分たちの席に走って行った。


 「あれ?速人、またハンバーグなの?」


 ディーはハンバーグを乗せる皿を用意しながら速人に尋ねる。


 速人は大きなヘラを二本使いながら器用にハンバーグを皿の上に乗せている。

 速人は頭の中に目玉の親父でも飼っていそうなくらい大きな目でディーを睨む。


 作業に集中しろ、という意味である。


 無言の速人から発せられる圧力に屈したディーは音を立てないように注意深く人数分の皿を置いていった。

 外観と色合いはほとんど変わらないが各自の皿は家族の専用の物になっている。

 

 面積が最も大きく薄い青の皿がエイリーク。

 薄いピンクがマルグリット。

 花柄が入っているのがレミー。

 薄い青で小さなつる草の模様が入ったものがアインといった具合である。


 当然のことだが、速人が来る前のエイリーク一家に食器を愛でるといった習慣は無い。

 速人が各自専用の食器を用意するまではマグカップと適当な大きな皿しか存在しなかったのだ。


 そしてダグザたちのようなお客様にはからし色の皿が割り当てられていた。

 

 男性客用にはオリーブの実が描かれているもの。

 女性客用には薔薇の花が描かれていた。


 食器に多少のこだありを持つエリーとレクサは驚きの声をあげる。

 この場において気がついたのはダグザとエリーだけだったが、この皿はダグザの祖父スウェンスがかなり昔にエイリークの両親にプレゼントしたものだった。

 かなりの年代物には違いないが、速人の手にかかれば新品同様の輝きを見せる。

 速人はダグザたちの驚き、関心する顔を見ながら淡々と皿に料理を盛り付けて行った。


 「ねえ、速人。私が手伝ってあげようか?」


 小さな速人が一生懸命にハンバーグに盛り付けをしている姿を見たレクサが尋ねる。


 「マダム・レクサ。まことに申し訳ありません。私としたことが待たせてしまったようですね。すぐにでも終わらせるのでそのままお待ちください」


 レクサの申し出をやんわりと断った速人は倍速モードに入ったかのような動きになった。


 レクサは今後家事をする時の参考にしようと速人が仕事をする姿を近くで見たかったので残念そうな顔をする。

 ダグザは落胆する愛妻の肩を軽く叩く。


 「レクサ、止めておいた方がいい。アレは君や私のママが手伝ってどうにかなるレベルの作業ではない。ここは速人を信じておとなしく待っていようじゃないか」


 ダグザは速人に向かって「妻の無礼を許してくれ」というニュアンスの視線を送った。


 速人はとりあえずコクリと頭を縦に振る。


 (失礼な話だと思うがダグザの妻はどうも器用というか要領が良いようには見えない。むしろドジっ娘属性…)


 実際にダグザの母エリーと妻レクサは家事をこなすが上手というほどではない。月に何度かは必ず皿を割るという塩梅である。


 (まあ、何もしない連中よりはかなりましだが)


 ダグザはご飯を貰う前のお腹を空かせたニャンコのような顔をしているエイリークたちの姿を見ながらそんなことを考える。


 ほとどなく白いテーブルクロスがかけられたテーブルの上には人数分の料理が置かれることになった。


 今日のメインディッシュ、速人が何日もかかけて作ったドミグラスソースを使って作った特製ソースで煮込んだハンバーグの完成である。


 「いただきまーす!!」


 エイリークはフォークとナイフを手に取って目の前にある大きなハンバーグを食べようとした。


 その時、レミーとマルグリットが同時に抗議の声をあげる。


 まずレミーは自分の皿を指でさした。

 標準的な大きさよりも少し大きな形ののハンバーグだった。

 とろみのついた茶色のスープで煮込まれてはいるが形は崩れていない。

 生のハンバーグを直接煮込んだわけではなくフライパンの上で焼き色がつく程度に煮込んである為である。

 さらにハンバーグをスープで鍋で煮込んだのではなく皿に乗せてから上から蓋をかぶせて密閉した状態でオーブンの中で加熱しているので余分な水分を出して味がぼやけるということもない。


 (この完全な煮込みハンバーグのどこに欠点があるというのだ?)


 速人はレミーの白くて細長く美しい形をしたひとさし指を観察する。


 (美しい、がしかし…料理向きではないな)


 速人の基準はあくまで機能美にあった。


 「ちょっと待った!!父さん、こっちの話を食べる前に聞いてくれよ!!」


 「エイル、勝手に口つけたらぶん殴るからね」


 エイリークは妻と娘の恫喝を受けて悲しい顔をしている。

 おとなしくナイフとフォークをテーブルに戻してしまった。


 ダグザはレミーとマルグリットの行動に何か思うところがあるらしく両腕を組んで静観している。


 レミーは眉間にしわを寄せながら次にエイリークの皿に指を向けた。

 速人の反応が遅れた為にマルグリットが強引に首を曲げた。


 ゴキッ!!


 文字通り首だけ曲げられる結果となる。


 青い顔をしたレクサとエリーが何かを言おうとしているところだが、速人にとってはレミーとマルグリットの怒りの原因の方が気になる。


 「ゴフッ!!何を怒っているんだ、レミー。ひょっとしてウンコ…、じゃなくてお花摘みにでも行きたくなったのか?」

 

 ライトニングリターンズ!!

 返事の代わりに往復ビンタを食らった。


 「そのネタ、二回目だよな!!俺が言ってるのはハンバーグの大きさだよ。何で父さんのハンバーグと俺たちのハンバーグの大きさがあんなに違うんだよ!!納得行かねえよ!!」


 「そうさね、速人。アンタあれかい?これは今流行はやりの女性差別ってやつかい?」


 速人はエイリークの皿の上にあるハンバーグとレミーたちのハンバーグを見比べる。


 エイリークのハンバーグは他のハンバーグに比べておよそ三倍くらいの大きさがあった。

 レミーたちの意図を理解したエイリークはすぐにハンバーグの上に覆いかぶさり全力で死守しようとする。

 エイリークの変わり身の早さに雪近やディーを含める一同は残念な気持ちになってしまう。


 「そう言われてもな。今回エイリークさんに出したハンバーグは試作品だから大きいやつにしたんだよ。別に意地悪をしたわけじゃないぜ?」


 「それ全然説明になってねえよ!!」


 速人はため息をつく。

 レミーたちがお代わりを食べることが出来るように用意した分のハンバーグは既にダグザたちの皿の上にあるのだ。

 

 「………」


 速人の視線の先にダグザとレクサとエリーがいることに気がついたレミーは黙り込んしまった。


 そこで速人は今後トラブルが発生しなくなるよういくつかの提案をすることにした。

 

 食事とは家族全員に行き渡るもの、これは速人にとっての鉄の掟でもあったのだ。


 「前回にエイリークさんから味つけが薄い、料理のボリュームを増やしてくれとかリクエストがあったんだよ。だから今回はエイリークさんの意見を取り入れた料理を提供しただけだ。レミーも俺の料理に足りないものがあったら言ってくれよ。出来るだけ何とかするつもりだからさ」


 速人の言葉を聞いたエイリークはなぜか誇らしげに胸を張る。


 「クソ中年」と小さな声を漏らした後にレミーは釈然としない様子ながらも引き下がってくれた。


 エイリークは最早周囲の視線を気にせずにハンバーグにナイフを入れる。

 その瞬間、その場にいる全員の憎しみの込められた視線を受け止めるわけだがエイリークが気にしている様子は全くない。

 

 エイリークはソースがたっぷりとかかった特大ハンバーグにナイフを入れる。

 そしてこれまた大きな欠片にフォークを突き刺して、口の中に運んだ。


 「むほっ!?これは…っっ!!」


 青天の霹靂とはこの事か。エイリークは口の中に広がるハンバーグとソースの競演を体感する。

 肉厚のハンバーグの筆舌尽くしがたい柔らかさ。

 

 次に襲いかかってくる肉汁。

 焼き立てそのまま味が口の中に乱入する。

 

 その次には熟成されたソースのうま味と香が激流の如く押し寄せてきた。


 「むほぉぉぉぉっっ!!そしてこれは敵の新兵器かッ!!ウマウマウマァァァーーーッ!!」


 エイリークはハンバーグの中に隠されていた二種類の秘密兵器に屈してしまう。

 一つは黒塗りの大きな弓を背負った弓兵の大軍団。

 その名も「粗びき黒コショウ」。

 つばの広い帽子をかぶった全身黒づくめの弓兵たちは大弓に矢をつがえて一斉にエイリークに向けて撃ってくる。

 これぞ見敵必殺。

 全身をぴりっと利いた黒コショウの旨味に射抜かれたエイリークはすぐに白旗を上げてしまった。

 

 続いて満身創痍のエイリークに白い鎧を着た巨漢たちが一斉に襲いかかってきた。


 エイリークは手持ちの武器(※やたらとしょぼい)でこれに対抗するが、武器は白い戦士たちの持つチーズ製の鈍器であっさりと突破されてしまう。

 脂肪の抜かれた白いチーズは濃厚なハンバーグのミートパティの中に姿を隠しながらもしっかりと自己主張することを忘れていなかったのだ。


 (これがあの時の匂いの正体か!!)


 エイリークはハンバーグとソースと黒コショウとチーズの四大軍団に次々と蹂躙されていった。

 

 その後エイリークは一人、のたうち回りながらハンバーグを食べていた。

 普段ならば無視されて終わりの状況だが、速人の作った料理だけにその場にいた誰もが恨みのこもった視線をエイリークに向ける。

 途中、何度かマルグリットとレミーが取りに行こうとしたがそこは天性の戦闘センスを持つエイリーク。 全ての攻撃は華麗に回避されてしまう。


 そしてエイリークが完食した後、エイリークはレミーとマルグリットとレクサに半殺しにされてしまった。


 「速人。先ほど、オークたちがどうとかという話だったはずだが何があったんだ?」


 ダグザが話を進めようとした時に、部屋の隅からエイリークの悲鳴が聞こえてきた。

 余談だがレクサはレプラコーン族の騎士侯であり都市防衛軍の幹部であるレナードの娘である。

 モーガンやマルグリットには及ばないがそれなりの実力者である。


 そんな彼女がリンチに加わればどうなるか想像することは容易い。


 そういった理由からダグザはエイリークの悲鳴を聞かないことにした。

 速人も自業自得なので無視をすることに決める。


 「ちょっ!!待っ…!!顔は止めて!!顔は俺の命だから!!髪も駄目ッ!!いやああああ!!!」


 エイリークは足と髪の毛をそれぞれ逆の方向から引っ張られていた。

 速人とダグザは示し合わせたように会話に戻る。


 「実は俺と雪近とディーの三人で大市場に行く途中、アルノルトという風変わり(※婉曲表現)な紳士に声をかけられたんだ。それで最近下層で”人さらい”が横行しているという物騒な話を聞かされていたんだ。俺もベックさんと一緒に市場に行った時にラッキーさんからそういう話は聞いいたんだけどさ。多分、ダグザさんは知らないよね。この話」


 速人は「ダグザが知らない」という部分を強調して伝えた。

 途端、ダグザの表情が険しいものに変わる。


 速人の言う様にダグザたちは都市に戻って来てから雑事に追われた為という理由もあったが下町で”人さらい”が頻発しているという話は聞いたことが無かった。


 (つまり我々に意図的に情報が伝えられていなかったということか)


 ダグザは食後のお茶を飲んでいる母親とアインの姿を見る。


 そして、もう一度、非戦闘員である人間たちの前でこの話を続けるべきかという意味を込めて速人の顔を見た。


 (ダグザの危惧も一理あるが、むしろ聞いてもらった方がいいだろう。敵は案外身内の中にいる可能性もあるのだ)


 速人は即座に頭を縦に振る。


 「また”人さらい”の話か。帝国は厳格な身分制度を重んじている為に奴隷を扱う商売には時に厳しい取り締まりを行うと聞いている。今時そんな危ない橋を渡る連中がいるとは思えないが…」


 ダナン帝国の身分制度には奴隷階級が存在するが人身売買は禁止されている。

 この制度は矛盾しているように見えるが、ナインスリーブスでは世界樹の恩恵を受けることが出来ない都市の外部で住む人々は放って置くと自然の猛威に晒されて死んでしまうので少なくとも帝国の領土内では下級種族は奴隷階級として貴族の保護を受けることが出来る。

 さらに帝国は万民に等しく厳しい法の下に統治されているので貴族が下手に平民や奴隷に狼藉を働くとそのままお家ごと取り潰されてしまう場合などがある。

 故に領地経営に行き詰まった貴族や領邦君主(※地方の豪族的な立場)たちは領民や奴隷を捨て他国に亡命することもあった。


 個々の抱える事情こそ違えどダグザの生家、ルギオン家も似たような境遇だった。


 速人も真剣な眼差しを向け、同意の意を込めて頭を振る。


 損得だけで考えれば、この平和なご時勢に危険を冒してまで奴隷商売に手を出す必要はない。

 ましてここはエルフたちの統治するレッド同盟と帝国の中間地点でもある第十六都市の近辺ならば尚更の話だ。


 「その話は一旦置いておいて、アルノルトの忠告を受けた後に俺たちは大市場に到着した。そこで例のパーティー用の肉を探しながら夕食の材料を探していたわけだがオーク族のドレスデ商会という組織がラッキーさんの店の品物を買い占めようとしていたんだ」


 それまでおとなしく速人の話を聞いていたダグザの態度が急変する。


 「何ッ!?ラッキーの店にドレスデ商会が?」


 ダグザもまたエイリークと同じくらい都市内部にコネクションを持つ人物であることは速人も承知の上である。

 ダグザがドレスデ商会とも何らかの繋がりがあるのではないかと事前に予想はしていた。


 そこで速人はダグザからドレスデ商会との関係について聞き出すことにした。


 「ダグザさん、もしかしてドレスデ商会の事を知っているのか?」


 「まあ。前の前の会長のことは名前を聞いたことぐらいしかないのだが、前会長のノーマと現会長のワンダは知人だ。ついでに言っておくと今話に出て来た二人の人物は、ラッキーとも知り合いのはずだぞ」


 速人は別れ際にアトリ、カトリの姉妹の素性を知ったラッキーたちが昔話に花を咲かせていたことを思い出した。


 (まあ、都市内部の話だからな。全員が知り合いでもおかしくはないか)


 一瞬考えた後に再び、ダグザの返答に対して頭を振った。


 速人から返答を得たダグザはさらに話を続けるのであった。


 「ドレスデ商会の現会長ワンダにとってラッキーたちは命の恩人も同然のはずだ。それに相手がワンダの関係者ならばラッキーたちに素性を明かして頼んでしまえばオーク族でも喜んで品物を譲ってくれるだろう。だが、どうせお前のことだ。この辺りの事情も掴んできたのだろう。話してみたまえ」


 ダグザは流し目で前髪をかき上げてポーズを決めた。


 この時速人はダグザという人物はエイリークやソリトンに見劣りしないような美男子だが、中身のレベルも大して変わらないということを再確認する。

 しかも速人が視線が侮蔑を含んだものに変わっていることに気がついていない。


 (豚姉妹の両親がラッキーさんたちからどんな恩義を受けたかという話も機械を見つけて聞いておいた方がいいな)


 オッホン。


 速人は咳払いをした後、話を続けることにした。


 余談だが、部屋の隅ではエイリークがマルグリットにアルゼンチンバックブリーカーをかけられていた。


 エイリークは既に白目を剥いて意識を失っているがマルグリットたちはそれに気がついていない。


 「大市場に来たのはオーク族のアトリとカトリという失礼な姉妹で、まずそいつらがアルフォンスさんに借金を吹っかけて借金の支払いの代わりに店の肉を全部売れっていう話になったんだ」


 「待て待て。アルが借金?さらに借金の対価としてラッキーの店の肉を買い取るだと?話が余計にわからなくなってきたぞ。相手が逆の話じゃないのか?」


 頑固で正直者のアルフォンス。

 快活だが酒好きのラッキー。


 いずれもダグザが子供の頃から知っているアルフォンスとラッキーとの姿だった。


 さらに学の無いラッキーは独立する前はよく釣銭を間違えてアルフォンスに叱られていたこともあったのだ。

 金に困ったラッキーを助ける為にアルフォンスが借金を作るという話の方が余程、信ぴょう性があるというものだ。


 「じゃあアルフォンスさんとアルフォンスさんのご両親が誰かに怪我をさせられたって話も全然、知らないんだな?」


 速人が言葉を発した時に一同が心底驚いたような顔をしていた。

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