◆ 登場人物紹介 ◆
ウサギ娘ルビーは削除されました。
黄金のリーサルウェポン 登場人物
不破 速人
主人公。異世界に転移してきた少年(初登場時は十歳)。餓狼伝説3の登場キャラクター、紅虎に憧れてヌンチャクに目覚める。そのヌンチャクへの飽くなき渇望を、崑崙山の神仙・雷震子(烈海王にクリソツな人)に見込まれて異世界ナインスリーブスに召喚された。性格は凶暴で冷淡、基本的に正義や道徳とは一線を置いているヒーローらしからぬ気性の持ち主。嫌いな野菜を避けて食べる大人には容赦ない。
コーラ(紅蘭)・ナナ・ナル・与那嶺
異世界人、与那嶺瑠璃男とダナン帝国のアドダイ公王の長女アルテアの間に生まれたドワーフ族の王女。ダナン帝国を乗っ取ろうとしている神龍教団に両親を殺される。気に入らないことがあるとよく蹴る。青年編の登場人物なので当分、出ない。
アンドレアス
神龍教団の頂点に立つ男。世界を花冠の竜王・花弧貂の生贄にして再創世を実現しようとしている
。外見は実直な好青年だが内面は残忍で邪悪な性格。コーラの両親を目の前で殺した。悪竜ファフニールの呪いで不老不死になっている。巨大な灰色の機神鎧「ムシュフシュ」を操る。全人類を巻き込んでの自殺願望を持つ迷惑な男。青年編の登場人物なので当分、出ない。
ギルガメス
アンドレアスの腹心。教団の中での地位は「聖戦騎士団」の騎士長。漆黒の機神鎧「タナトス」を操る。こいつもアンドレアス同様に死なない肉体を持つ。青年編に登場する。
ブリギット
エルフの少女。ハイ・エルフの血を受け継ぐ純血種。基本的に脳筋。青年編に登場する。
タリエシン
ブリギットの兄。青い機神鎧「ヴィザール」を操る。オーガとの戦いで行方不明になる。ハイエルフによる世界統一を狙う野心家。
宗雪近
速人同様に異世界からやってきた男。ただし現代(平成)から来た速人とは違い、江戸時代からやって来た。異世界転移した時に妖精王オベイロンから「妖精の抜け道」という特殊な力を授かる。見た目はサムライだが使う武器は十手や縄である。逃げ足が速いイケメン。役に立たない。実はさる恩人を追って船で堺の町に行く途中、ナインスリーブスに転移してきた。
ディー
ヨトゥン巨人族の青年。姉シスと一緒に狩りに出た時に、転移したばかりの雪近を見つけて保護した。雪近とは何かと性格が合い、行動を共にする仲になる。故郷の村に祀ってある神殿が荒らされたことをきっかけに雪近が追放されたことで周囲に心を閉ざすようになる。気弱な性格だが、思ったことはずけずけと言う。
エイリーク
第十六都市に住む希少な眷属種、リュカオン族の戦士。腰まで伸ばした金髪がトレードマーク。数々の戦場で功績をあげて、英雄「黄金の鬣」と呼ばれる存在となった。性格は自由奔放で基本的に何も考えていない。しかし、頭が良く観察力が高いので何をやってもうまく行くというどこまでも得な男。犬耳ではない。
スタンロッド
転移した速人の保護者役となってくれたエルフの中年男性。レッド同盟が保有する新人を集めた開拓村の監督役、兼代官を務めていた。いつか故郷に戻り、エルフによって不当に使役されている他の種族の力になりたいと考えていた。話好きで、速人のナインスリーブスの知識は彼から得たものである。
マルグリット
エイリークの妻。赤みがかった金髪の快活な美女。猪人と狼人の力を持っている融合種の典型。八歳の頃、親と思われる盗賊たちがドワーフの隊商を襲った為に帝国に村を滅ぼされた。帝国の軍人とエイリークの両親が取引(素手の殴り合い)して助けてもらった。今は明るいおばさんだが、昔はかなり荒っぽい性格だったらしい。マルグリットとはエイリークの母親アグネスが子供の頃に飼っていた犬の名前。アグネスが犬の墓に案内した時に名前をもらったらしい。
ソリトン
エイリークの片腕と呼ばれる寡黙な男。エイリークに勝るとも劣らない戦歴とダークブロンドの髪の毛から「太陽の影」という異名を持つ。猟犬人の特徴を色濃く継承している。ソリトンは後述のハンス、モーガン同様にマルグリットと同じ村の出身で本人曰く「両親は人間のクズのクズ」らしい。命を救ってくれたエイリークの父親を生涯の師として尊敬し、エイリークの為に命を使うことを決めている。ソリトンという名前は妻ケイティの父親からもらった名前で「太陽の子」という意味がある。
ハンス
エイリークの信頼する仲間の一人。黒い髪を短く刈り込んでいる。体つきは長身かつ筋肉質で太い眉毛と細目なので速人からは明訓高校のキャッチャーの生まれ変わりだと思われている。性格は歌の通りに「気は優しくて力持ち」なのだが、基本的にいろいろと雑なので失敗することもしばしば。作中で速人を死の一歩手前にまで追い詰めた男の一人となる。主要武器は短剣。
レミー(エレーミア)
エイリークとマルグリットの娘。奔放すぎる両親に育てられた為にひねくれた性格になってしまった。ガキ大将的な存在だったが、都市の上層部に引っ越したために半年くらいは普通の少女として過ごしていた。ソリトンに短剣と体術を習っていたことがあり、並の大人には負けないような実力を持っている。基本的に速人が嫌い。髪の毛の色はエイリークと同じ。マルグリットの見立てではリュカオンでは無く、ハウンド・リンクスらしい。
アイン
エイリークとマルグリットの息子。姉のレミーが高圧的すぎるので気弱な性格に育った。エイリークとマルグリットの子供とは思えないほどの常識人。いや、むしろなるべくしてそうなったのかもしれない。髪の毛の色はマルグリットと同じ。特徴が出ていないので、リュカオンかハウンドリンクスかはわかっていない。
アメリア
ソリトンとケイティの娘。心優しく、落ち着いた性格(外面のみ)。弟のシグルズの話では家の中ではかなりいい加減な性格らしい。外見は灰がかった青い瞳とシルバーブロンドの髪で、母親よりも父親に似ている。年齢はレミーより一つ年上だが、すでに女性らしいスタイルの持ち主である。
シグルズ
ソリトンとケイティの息子。年齢はアインと同い年で、レミーより一つ下。勝ち気で生意気な性格だが常にレミーと姉アメリアに抑圧されているためにわずかに卑屈になっている。後述のシエラとアインはほぼ生まれた時からのつき合いでとても仲が良い。
ケイティ
ソリトンの妻、シグルズとアメリアの母親。エイリークとは子供のころから家族ぐるみのつき合い。根っからの世話好きな性格。家事全般が得意なので普段はエイリークたちに同行して、食料や道具はては金銭の管理などを任されている。一応は両親から受け継いだ熊人の特長が出ているが戦闘能力は皆無。今回の調査に同行しなかったのはダグザの妻レクサの出産が近かった為。
ダグザ
有力種族、眷属種である角小人の魔術師。隊商、高原の羊専属の魔術師でもある。階位は実質中級くらい。幼い頃からエイリークたちのまとめ役として同行している。思慮深く、やや神経質な性格だが他者を思いやる優しい心も持っている。元ダナン帝国の大貴族であり、さらに第十六都市の創設にも関わったというルギオン家の長男でもある。優秀すぎる先達に対して劣等感を感じているのだが、エイリークたちの世話が大変すぎて感傷に浸ることもできない。
アレクサンドリア
ダグザの妻。角小人と白小鬼、両方の特長を持っている。今回は身重なので調査に同行できなかったが、普段は魔術の助手としてダグザの公私にわたる良きパートナーとして支えている。父親は第十六都市の防衛軍の重鎮であるレナード。幼い頃からエイリークたちの面倒を見てきた女性。流石のエイリークも逆らえない。
アルノルト・ナデウ・バウマン
オーク族の英雄。祖国アレキサンドリアの独立時に旧来の主君と同胞を切り捨てることを良しとせず、流浪の身となる。その後、妻の生家レザンマ家がある第十六都市に移り住んだ。当時、第十六都市は戦争の真っ最中で自身は部下を率い、また素人同然の義勇軍の教導して数々の戦いを勝利に導いた。戦後は軍を辞して、民間人となった。現在はレザンマ商会の経営するデパートで販売員兼会計係として働いている。ピチピチタイツを好む天才肌。
ラッキー
ラッキー精肉店の主人。元義勇軍で隊長として活躍した。猟犬人と犬妖精の間に生まれた。もともとは第十六都市から少し離れた場所にある農村の生まれだが、食料難の為に奴隷として売られた過去がある。第十六都市に奴隷商人が通りかかった時に隊商ごと防衛隊に逮捕された時にアルフォンスの父親によって引き取られる(※両親はラッキーが戻って来ることを望まなかった)。暗い過去を持っているが、持ち前の明るさで前向きに生きる好漢。頭が禿げてしまったが、いつか生えてくると信じている。
シャーリー
現在休業中(作中では三日目にあたる)のブロードウェイ精肉店のおかみさん。夫アルフォンスとの五人の子供がいる。かなりの強面の女性だが、若い頃は花屋の看板娘として有名だった。実はラッキーと同様に第十六都市に売られてやってきた。エイリークの祖父ダルダンチェスに格闘術を習い、戦時中は武装した敵を相手に八面六臂の大活躍をした。当時のあだ名は「鮮血のダンデライオン」。またエイリークの母アグネスの死後、荒れていたマルグリットに戦い方を教えた人物でもある。不器用なので料理は苦手。
アルフォンス
ブロードウェイ精肉店の店主。野牛人の出身。第十六都市ができた時から商売をやっている老舗。最近は長年の無理がたたって腰を痛めている。職人気質でもとから口数の多い性格ではないので、誤解を受けやすい性格。酒は匂いをかんだだけでぶっ倒れるレベル。子供の頃から正義感が強く、奴隷として売られてきたシャーリーたちを虐げる奴隷商人に喧嘩をふっかけた人物でもある。強がってはいるが、弟や弟分妹分たちが戦争で死んでしまったことを気に病んでいる。
アトリ
漢字では花鶏と書く。ドレスデ商会の会長ワンダの娘。姉妹の赤いドレスの方。猪頭人族と異世界人の混血。商才に長ける。熱しやすく冷めやすい性格。姉、母、弟と同じ味覚ゼロ。
カトリ
漢字で書くと嘉鳥。アトリの姉、一歳上。青いドレスを好んで来ている。長矛の使い手で、武術では師であるアルノルトを越える才覚を持つ。成り上がりにすぎないドレスデ家を疎んでいる。何でもよく食べる。
エリオット
エイリークの遠い親戚。リュカオン族の出身。ド天然な性格のおっさん。十代の頃、エイリークの父親を殺した自分の父親アストライオスを殺して首を持ってきた過去を持つ。思いつめるとやってしまう性格。意味が無い美形。
セオドア
エイリークの遠い親戚。リュカオン族でエリオットの家の家臣にあたる。父親はエイリークとマールの親子を嫌っており、スパイとして送り込まれた。父親はアストライオスの死後、スパイ罪で投獄されて脱獄した後に火炎巨神同盟によって処刑された。母親はアルコール依存症が原因で死亡。かなり不幸な生い立ち。しかし、本人の性格が適当すぎてあつかいが雑。
マティス
サンライズヒルの町の町長。鼠人の出身。家族ぐるみでセオドアの実家に世話になっていた為に今でもセオドアとエリオットを様付けで読んでいる。戦う筋肉町長みたいな体型の男。戦時中は教師兼医師だった為に旧知の人間からは「先生」と呼ばれていた。ソリトンの義父ベックとは親友。
テレジア
サンライズヒルに住んでいるヨトゥン巨人族のまとめ役。族長は長女のダイアナに任せている。右の鎖骨と顔に大きな傷痕が残っている。マッドマックス2以降に出てきそうなおばさん。切れるとハチェットを投げてくる為にガチで恐い。火炎巨神同盟のリーダー、グリンフレイムの妻だった。
ポルカ
ドレスデ商会の要する隊商”鋼の猟犬”の団長。二メートルを超える大男。背中に大刀をさげている。見た目はゴツイが気配りのできる性格。ドレスデ商会の会長を「姐さん」と呼んで慕っている。犬妖精族の出身。頭が悪い。
シス
ポルカの娘。猪頭人族である母親の形質を継いでいる為にそっち寄り。両親の事を尊敬している。ポルカにきつく当たるが、服装や武器はポルカのそれを意識したものを揃えている。アトリとカトリを個人的に尊敬している。
トマソン
元・騎士の老人、猪頭人族。最近は冷え性と腰痛に悩んでいる。
クリス
トマソンの息子ミルの娘。トマソンの孫娘。勝ち気でしっかり者な性格。両親と祖父母のことを尊敬している。体術をベースにした武術を使う。
ジョッシュ
クリスの弟。トマソンの孫。後に速人と組んで「家畜商の父」と呼ばれるほどの大人物となる。今は少し弱気な子供。気弱だが、考え方は前向き。
< 敵 >
ナナフシ
秘密結社、”新しい空”の幹部”六洞帯主”の一人。過去、現在、未来を視る神通眼の持ち主であり兵法と武術に長ける。メインの武器は飛圏。機神鎧風伯、雷公、火天、水天を使役する。
ウワハミ
見た目が老人の神仙。ナナフシと同じく六洞帯主の一人。ナナフシよりも先に仙人になった。軍略に通じ、人心を操る事に長けている。仙術はあまり得意ではない。師(現時点では伏せておく)仕込みの占星術によって予言を授かる事が出来る。機神鎧水心鯉を供にしている。
リホウテン
李宝典は偽名。本当の名前は「〇〇翔」、〇の太師という設定。国が滅びて荒野を彷徨っていた時に黄永主と両面獅に拾われた。武技の達人で姜子牙から斬妖飛刀の符水を授かっている。モデルは楽毅と白起。アークナイトの残骸から機神鎧を作った人物でもある。戦闘よりも兵器開発の方が得意。
スイキョウキョウ
水夾京と書く。偽名、本当の名前はメルキオル・アリウス・アウグストゥス。でテオフラストスの再来と呼ばれ近代ヨーロッパのジェノバで医者をしていたが十字軍のせいで悪魔憑きと呼ばれて生きながら処刑をされた。彼を憐れに思った李宝典と両面獅が拘束を解き崑崙山に連れ帰ったのが始まり。既にエリキシルで不死身になっていたので仙人になるのは早かった。一番最後に六洞帯主になった。ホムンクルスの精製や天文の研究に優れている。
リョウメンシ
両面獅と書く。六つの瞳が描かれた仮面をかぶる黒毛の獅子。火炎と氷雪を一度に操る異能からそう呼ばれるようになった。仙人ではなく神獣の類。祖父に商の太師聞仲に仕えた黒麒麟を持つ。黒嵐王とは折り合いが悪くケンカばかりしていた。殷周革命の生き証人であり、博識。またナインスリーブスにおいてはリュカオンの始祖”黒のバハムート”としても知られる。エイリークの遠い祖先。
コウヨウシュ
漢字で書くと黄永主。”新しい空”の暫定リーダー。元が弦楽器の精霊である為に特に固執というものが足りない。仙術に関しては最強クラス。マジモンの芭蕉扇と紅瓢を使う。師匠である雲中子からは次期崑崙山のリーダーとも推されていた。
サオシュヤント
自らを世界の秩序の守護者と名乗る謎の人物。真紅の機神鎧「アレス」を操る。
フジワラ・淫・ザ・ダークネス
世界を掌握せんとする超人。異世界でマヨネーズを作った場合、分離するのが早いので商売をするのは不可能であるということに気がついた。キューピーの容器こそがチートなのだよ!!作品に刃登場しない。
ブロッケンJr
ブロッケンマンの息子。帽子についているドクロのバッジが外れると超人から人間になってしまうらしい。プリズムマンのアイデンティティを奪ったある意味、悪役。必殺技”ブロッケンの帰還”と”ハンブルグの黒い霧”のことを覚えている人はどれくらいいるのやら。
デスマスク
蟹座の黄金聖闘士。積尸気冥界波はさらに上位に位置する必殺技が蟹ばさみであることはあまり知られていない。聖闘士星矢Ωではカシオスよりさらにひどい扱いを受けていた。でもデスマスクって本名じゃないよね。多分アルデバランにため口を聞いて、殴られたことがあるはず。