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巻き込まれ女子の異世界召喚 (仮)  作者: 氷魅狐
第一章 取り敢えず他国へ ー街を出ようー
9/37

ー09ー



私達の会話に周りも耳を傾けているみたいだし、少し提案等もしてみましょうか。

ちょっとザワついて居るので注目して貰いましょう。


ッパーン!


「はい、皆さん。ちょっと注目して下さいね。私は今回貴方達の召喚に巻き込まれたティエラと申します。ちゃんと称号に【異世界召喚に巻き込まれし者】と在るわ」


所々で『うわー』やら『マジかっ』やら様々な声が上がる。


「先程から私達の会話を聴いていたと思います。皆さん、お手元に頂いた金貨は有りますか?」


金貨を掲げて問い掛ければ皆も無言で金貨を掲げてくれる。


「......はい。ありがとうございます。私は物を鑑定出来るスキルがあります。そのスキルはスキルレベルによって見えてくる内容、説明文ですね。が変わります。私のスキルレベルまでは伏せさせて頂きますね。そこで、私はこの金貨を鑑定して見ました。その結果、この金貨の貨幣価値が分かりました。この金貨1枚で銀貨1.000枚分、銅貨にしたら10.000枚分の価値があるらしいです」


と一気に貨幣価値まで言うと皆からどよめきが...


パン、パン


「はいはい。まだ続きますよー。...この鑑定結果からこの世界には少なくとも三種類の硬貨があると分かりますし、それぞれが銅貨1.000枚で銀貨1枚に、銀貨1.000枚で金貨1枚になる事が分かります。ここまでで質問があれば挙手をお願いね」


数人が手を挙げたので、まずは...一番奥の方にいたボリューミーなテンパにヘアバンドを着けて額を出した男の子を指名してみる。男の子、よね?


「お姉さんって日本人じゃ無いですよね?どこの人なんですか?」


ああ、声はちゃんと男の子ね。

あとそれ、今関係ないわよね...


「はい!お姉さんって新しい教育実習生ですか?!」


真ん中辺りに居るポニーテールの女の子が訊いて来る。

私教育実習生に見える?巻き込まれたと言ったでしょう!?


「いや、時期的に違ぇだろ?」


その女の子の隣に居たスポーツ刈りと言ったら良いのかしら?そんな髪型の男の子が否定してくれた。

ええ、そうね。違うわね。そして、関係ないわよね、この質問も...


「じゃあ、はい!彼氏いますか!」

「......」


一番前の髪に少しウェーブの掛かった男の子が......

"じゃあ"で訊く事じゃ無いわよね?


「皆さん。関係ない質問は時間の無駄よ?」

『すっ、すみませんでしたあ!!』


ちょっと微笑んで、ちょっと低い声で言ったら、皆が土下座して来たわ。

...そんなに怖い顔だったかしら?


「おい。何をしている?」


先程の水晶の所に居た騎士さんが出てきた。

イヤー、子供は元気デスヨネー。

騎士さんもビックリしたんでしょうねー。

扉を開けば皆DOGEZA♪(キャッ)


でも、ティエラさんの気持ちも分かるんだよ。

いらん質問に時間取られたりすると後に響くし...


誤字とかあったら是非!教えて下さい!!

見逃しがあったかもなので...宜しくです。m(__)m

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