ー03ー
わ~、ブックマしてくれた方ありがとう!
今日気付いたよ。(遅っ)
何かスッゴイ嬉しかったんで、頑張ってもう1話仕上げます!!
さて、
今回はちょっとほのぼの(?)しましょうか。
うーん.........
仕方ない、何人かコッチで面倒を見ましょうか。先生は知らん。大人だ、自分で何とかしろ。コホン、失礼。口調が乱れましたわ。
「えー、其処のお家に帰りたいって嘆いてたお嬢さん達、良かったらコッチいらっしゃい。やり方教えるから」
私の呼び掛けに数人が反応をしたけれど、私が手招いている方を見て残念そうに、且つ不思議そうにしている。ごめんなさいね~。
「えっ!?誰...?」
「あんな先生いたっけ...?」
「でもぉ、何か~見方教えてくれるってぇ...」
「行って...見る?」
「そう、ね。こうしていても意味は無さそうですし、教えてくれるのなら教わって置きましょう」
「よし。ほら、桜も」
「う、うん...」
まあ、知らない人が居たんじゃ警戒はするわね。
「あ、あの...お願い、します」
ふわっとしたセミロングの髪を首の右側でピンクのシュシュで纏めて居る、ちょっとタレ目な女の子。
オドオドしているこの子はもう少し自信を持っても良いと思うのだけれど...
「何方か存じませんが、有り難うございます。そして、宜しくお願いします」
ふふっ、器用なのか不器用なのか迷う子ね。警戒心があるからちょっと上から目線。でも、目上の者に対しての礼節も忘れていない、忘れたくない。と云う所かしら?
セミロングのストレートヘアを巫女さんカットして、眼鏡を掛けているわ。
「ええ。でも、そんなに畏まらなくても良いわ。他に仲間に入れたいお友達とか居る?居るようなら呼んでらっしゃいな」
「「「「「「......」」」」」」
集まった6人が顔を見合せている。
「アタシ達は良いや。何かあの聖女とか騒いでる子等好きになれないし」
「えっと、私も...紗香ちゃんがいれば...」
「私は特に親しい方も居ませんし、結構です」
「私もぉ~、お友達はぁ~隣のクラスだったのでぇ、いません~」
「うーん、私も良いっちゃ良いんだけどねぇ...桜、どうする?」
「あ、あの!お、おお男の子なんですけどっ、幼馴染みを呼んでも、良い...です、か...?」
順に、
ボーイッシュショートカットな活発そうな女の子。肌はほんのり黄金色。紗香ちゃんと呼ばれた子。
オドオドした子。
巫女さんカットの子。
緩くウェーブの掛かったボブカット前髪有りだからオシャレなおかっぱとも云える女の子。間延びした話し方が印象的ね。
ショートボブのスポーツが得意そうな女の子。隣の桜ちゃん(?)を見る瞳がにやけて居るわ。悪戯好きなのかしら?
セミロングのストレートヘアを一部後で縛った女の子。そんな上目遣いで頼まなくても良いのに...かわいいわねぇ。
「ええ。私は構わないわ。皆も良いのでしょう?」
「「いいでーす」」
「はい、構いません。こんな花園に来る勇気がその彼にあれば良いですね」
「そうですねぇ~、良いんじゃないですかぁ?」
「だそうよ。ほら、行ってらっしゃい」
「は、はい!ありがとうございます!皆もありがとう」
あらあら、嬉しそうに飛んでっちゃってまぁ。
「それで?月城さんの片想いの相手ってその幼馴染み君?」
「あら、やっぱり只の幼馴染みではなく意中の彼なのね?初々しいわね~」
「へー」
「紗香ちゃん......もうちょっと興味持たないと本当に嫁遅れになっちゃうよ?」
オドオドしてる割に意外と言うわね。人見知りだったのかしら?
「う、うるさいわね!良いでしょうが別に!」
自覚はある感じ...かしら?
「えぇ~、嫁遅れはぁ、不味くない?」
最後はトーンが下がって流暢になったわ。間延びした話し方以外も出来るみたいね。
「アタシの事は良いでしょうが!今は、月城さんの話でしょう!」
「そうですね。それで、小宮さん?」
「いや、そこはもうちょっと食い下がって欲しいような......」
「あー...相思相愛のジレッジレ系」
「「「「「あ~...」」」」」
「無視ですか...そうですか......」
この子達意外と仲良いわね。面白いし。
何て話に華を咲かせて居た私達。
周囲との温度差が凄かったが誰一人としてその事実に気付かない。
皆の名前はもう決まってます。が、やっぱりまだまだ出て来ない予定です。
話し方で大体誰が言っているのか当てて見て下さい。
顔面偏差値は皆中の上位を想定しています。(そもそも皆、原型が崩れてなきゃ可愛いとか綺麗、格好良いの範囲内だから中の上でしょ?あれ?違う?合ってるよね?...この話は長く成りそうだから辞めよう)