ー24ー
やっと朝食!
ここまで来るのが長かった...
そして、ココからも...長いんだろうなぁ、私だから...
私のキマグレにお付き合い頂いている皆さん、ありがとうございます。
どうぞ、続きも楽しんで行って下さい。
食堂に入って一番左にカウンター席、右側には丸テーブルと椅子4脚のセットが9組、そして中央に長机と左右に長椅子のセットが3組あった。
お昼はやっていないらしいが時間の割には人がいた。(現在10時位)カウンター席は7席全部が埋っていて、丸テーブルも2人、3人、2人、4人、と埋っていた。中央の長机には召喚組が並んで座っている。
「皆さん、お待たせ致しました。これから食事に入りますが、この人数の配膳を女将さん一人にさせるのは酷でしょう。ですので、彼方の厨房の出入り口で列を成して各自食事を受け取りましょう」
『はーい』
早速皆列を作って行く。そしてその中にこの子達の教師の姿も......先生、貴方は此方側では無くって?
そうしている間にミカエラが出てくる。
「っ!!っと、何だい何だい、そんな所突っ立って、好きな所座って良いんだよ?」
「ええ、それは分かっているのよ?ミカエラ。此は食事を受け取る為に列を成しているの。...パンは篭2、3個に別けてくれれば後は此方で回します。なので、スープとスプーンをここで渡して行って貰えるかしら?」
「...はぁー、良く考えるねぇ。驚いたけど確かにその方が良いね。よし!ジャンジャン持ってくるよ!」
すると厨房の扉を開け放って厨房と扉を行ったり来たり、次々とシチューを渡して行く。本日のスープはシチューだった。私も許可を貰い厨房に入ってシチューを子供達に配って行く。子供達も各自受け取り席に戻って行く。途中厨房の奥からミカエラの旦那であり、シェフのガーヴェルさん(厨房で軽く自己紹介をしました)がバスケットいっぱいにパンを持って出て来た時には驚きました。ええ、とっても。皆も、
「うをぉ!ビックリしたぁ...」
「......へぁ」
「デカッ!」
「スゲー。デケー」
「ほわー....」
「もふもふぅ!」
と様々な反応を見せた。ミカエラの夫、ガーヴェルさんは彼女同様に猫耳に尻尾を持っていたが、耳も尻尾もフッサフサ。長毛種だ。身長は巨人かと思う程にあった。あれは、2mはありそうね...そして、ガタイも良い。
そうこうしている内に食事の準備が整った。
「食事の後は一度部屋へいきましょうね」
『はーい』
「それでは、此より私達の血となり、肉となり、糧となる食物達と、この食事を作って下さったシェフに感謝して、頂きます」
『いただきまーす』
さて、一斉に食べ始めましたね。男の子達はガツガツ、女の子達は「美味しいー」「このシチュー濃厚!」「カロリーが...でも、美味しいよ~」と感想を述べながら楽しそうに食べている。
さて、私も頂きましょう。
シチューはスープ皿の奥から手前へとスプーンで掬い、スプーンを直角にしてスプーンの先部分を下唇に宛ててのみます。これは所望"フランス式"と言われている飲み方です。この"フランス式"にも枝分かれした飲み方が他にもありますが、この飲み方をされる方が多いですね。
スーー コクン
「まあ!本当、美味しいわ。クセの少ないチーズを使っているのかしら?飽きないスープに、香辛料も上手く使っているわね。何のお肉かは分からないし、限り無く鶏に近い感じではあるけれど、お肉独特の臭みが全くしないわ。それに、お野菜やお肉も柔らかくなるまで煮込んであって、お年寄りでも小さなお子さんでも問題無く食べられるのは良いわね」
コクン コクン
「さて、パンは......んく。これは味は良いのに水分を持っていかれるわね。スープ類と一緒でないと食べづらそうだわ」
「「「「「.........」」」」」
あら?視線が......ええ、見られているわね。私の近くにいる子達とテーブル席の何組かに。ああ、ほら、ポカーンと口を空けているからシチューが垂れているわ。
「どうしたの?早く食べないと冷めてしまうわよ?」
「...ハッ!そうだ、食べないと。」
「...うん、そうだよね。食べよう」
そうして食事を再開。何故あんなに見られていたのかしら?
やっぱり、味を分析していたのがイケなかったのかしら...次から気を付けましょう。
ーー食事のマナーと言えば良いのか、食べる姿が1人違う。
そこだけはまるで別世界。
そう、映画のワンシーンの様に映っていたのだが、知らぬは本人ばかりなりーー
「皆食べ終わった見たいね。それでは、私達の糧となってくれた食材とそれを調理して下さったシェフに感謝しましょう。とても美味しかったです。ご馳走様でした」
『ごちそーさまでした』
最近寒く成ってきたので皆さん、風邪には気を付けて下さいね。
では、次のキマグレでお会いしましょう!
(会えるよね...?会えると良いなぁ~)




