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忘れた頃にやって来る!
気まぐれ投稿でーす♪
前回自己紹介をしましたが、名前は覚えられましたか?
まだ誰が誰かは分かんないかな?がんばって区別出来る位にしますね~。
では、どーぞ!
改めて挨拶をして名前と顔を一致させれば、さっきから質問したそうにウズウズしていたレイナちゃんに限界が訪れたのか一歩前に出て来た。
「あの、それで、さっき平手打ちした兵士の方に何を云われたんですか?」
あら、それが訊きたかったの。レイナちゃんも忘れてくれないのね......
「ギルドに行くと良いと云われたのよ。ギルドはどの国にとっても地外法権、各国の中にギルドと云う国が存在しているような物なんですって。それで、行き場が無いならギルドで保護と云う名の登録をしてはどうだ?とそんな事を別の言葉で云われたわね」
「成る程...そのギルドと言うのが国家機関とは別の命令系統を持っているのですね。確かに私達はあんな頭の出来を問わねばならないようなお姫様がいて、この国に関わりのある所とは少なくとも、今は無縁でいた方が良いのでしょう」
「じゃあ、そのギルドがよっぽど腐ってなきゃ暫くは安心って事だよね?...定番だとギルド上層部が国と癒着してるんだけどねぇ」
トウコちゃんもゲームが好きなだけあって理解は速いわね。
「確かに、役職が高くなればなる程腐敗すると言いますが...大丈夫でしょうか?」
レイナちゃん、全てがそうとは言い切れないのよ?良い人もいるものよ。
「行って見ないと分からない事も有るけれど、少なくともここのギルドマスターは大丈夫そうよ?その点はね」
「あーっと。兎に角ギルドへ行きましょう!って事で良いんだよね?」
「紗香ちゃん......」
サヤカちゃんの残念発言でこの話はおしまい。間違ってはいないのだけれど...タイミングが不味かったのよね。
私達は大通りを進んでいたのだがやはり人数が多いのか周りの視線を集めてしまう。
「うぅーん、すごーく見られてますぅー」
とモモカちゃん。
視線を集めるのは得意そうだったけれど、そうでも無いのね。
もう1人予想外な反応を示す子が...
「ふわー。見てみて紗香ちゃん!あのお耳、キツネさんだよ!あっ、あっちはオオカミさんかな?背も高いね~、かわいいねぁ~。フサフサだよ?モフモフだよ!?」
あのオドオドしたユリアちゃんは何処へ......本当にこの子はキャラを掴ませないわね。
「落 ち 着 けっ!」
ゴンッ!
サヤカちゃんの拳骨が降されました。痛そうね...
「イッターイ!紗香ちゃん酷いよ!」
「ちょっとは落ち着いて周り見てみな。皆引いてるよ!」
「え?」
そこでやっと周りがそのテンションの高さに引き気味になっている事に気付いてくれたわ。
勿論私達だけで無く、通行人の皆さんも若干遠巻きにしているわよ?
「あ、えっと...その......うぅ~」
サヤカちゃんの後に隠れてしまったわ。
フォローを入れて置きましょうか。でないと暫く内に籠りそうだわ...
「ユリアちゃん、余り気にしないで。私達も獣人さん達の姿にテンションが上がっているわ。ね?皆さん」
「そうそう。坂本さんの気持ちは分からなくもないから」
トウコちゃんがすかさず賛同してくれる。
「あんなに自然体のあなたは初めて眼にしましたが、ああも不可思議な物を見てしまいますと...分からなくありません。それに、あそこの集団よりはマシですからね」
レイナちゃんもケモミミは興味を引かれるみたい。
でも、あの集団って?とその指差す方を見れば、
「クー!いいね、いいね!あのネコミミいいねー!」
「いやいや、そこはあのオオカミっ娘でしょ!マジ可愛いぃ!モフリてー!」
「お前ら...こんな時こそウサミミだろ!合法バニーだろ!マジ萌え!!」
「サキュバスちゃーん。何処ですかー。可愛い、尻尾が、見ってみったいー!」
『............』
皆が沈黙する程にあの集団は目付きがヤバイわ。
どうしましょう......とても、とーっても、他人のフリ...いえ、他人に成りたいわ。......あら?そう言えば他人だったわね。
「無いな」
「無いね」
「無いでしょう?」
「無いですぅ」
「うん、無いわ」
「うっわ、キモッ」
「わ、私はあんな眼で見て無いですよ!無いです。あれは無いです!」
上から、スバル君、サクラちゃん、レイナちゃん、モモカちゃん、トウコちゃん、サヤカちゃん、ユリアちゃん。
ユリアちゃんは必死に自分はあんなギラついた瞳で見ていないと主張している。確かにあんなギラついては居なかったけれど、一歩間違えればああなっていたわよ?良かったわね。サヤカちゃんが止めてくれて。
私からも『無いわ...』
この4人組は大体残念な子達です。
その内彼等のステータス書こうかな?考えときます。
こんなだけど、楽しんで貰えてると嬉しいな♪
では次回、宿屋へ行きたいと思います。
どうなるかな?




