ー12ー
★ティエラさん平手咬ましました!
★子供達+αに見られていました。(きゃっ、恥ずかしい)
続きをドゾッ!
振り返ればいつの間にか皆に静に門番(副マス)とのやり取りを見られていた。ちょっと恥ずかしいわね。
まあ、落ち着いたみたいだし、取り敢えず話は出来そうね。
その呆気に取られた顔はスルーさせて貰うわ。
「皆ある程度落ち着いたみたいで良かったわ。早速で悪いのだけれど、今後についてちょっと話し合いましょうね。話を進める前にまず皆それぞれ単独行動をしたいか、グループ行動をしたいか考えて貰える?それで、単独行動派は私の右側、グループ行動派は左側へ移動してくれるかしら?」
皆まだ戸惑いながらも考えて動いてくれたわ。今の内に人数確認をしましょう。1、2、3、......23と。私を入れてここに居るのは男子10人、女子14人の計24人ね。
そして、やはりグループ行動派が多い。単独行動派は男の子三人。あら、意外ね。
右から、髪を両側から刈り上げた少し目付きの鋭い、でも顔立ちの整った180cm近いの平均的身長よりちょっと高めの子。一匹狼臭の強い子ね。
真ん中の子は眼鏡を掛けていて、そろそろ切った方が良いだろう、顎を越した辺りまで伸びた少しふわっとした髪を持っている。気の弱そうな女の子的印象を受ける、160cm位の子。
そして、左の子は......是非ともグループ行動して欲しい。落ち着いたからか瞳を輝かせて周りを世話しなく見ている。髪は女子に遊ばれていたのか二つに縛ってある。それぞれネコとウサギのゴムで無駄にかわいいわね。身長は他の二人の中間位で、此方も顔立ちは整っている為か何処ぞのモデルに見えなくもないわね。
「皆、ありがとう。それと、初めの内は単独行動はやっぱり危なすぎるわ。この世界の常識、武器や魔法の扱い、そして、魔王がいると言っていたので居るであろう魔物達への対応と心構え、それだけでは無いけれど、そういった物を先ずは学んでほしい。だから出来れば暫くグループ行動をして欲しいの。何だったら貴方達単独派三人で一時的に組んで貰って、後で解散しても良いと思うのだけれど、どうかしら?」
皆を見渡し、まずは礼を述べると改めて此処が異世界で地球の様に易しくない所だと伝える。そして、単独行動派の3人に向き直り、提案して見る。
彼等の思いは否定しないわ。一人で居る事が好きというか楽なのでしょうね?そう言う人が居るのは知っているもの。
でも、初めの内はやっぱり即死もあり得るのだから用心した方が良いわ。ここはもう平和な地球では無い。
恐らくこの世界の命は軽い。とても軽いでしょう。吹けば消えるかの如く...
騎士さん達が常に帯剣していたり、小説、漫画やアニメ等ファンタジーの中でしか聞かなかった『冒険者ギルド』が存在するのだから、やっぱりそれだけ危険が多いのでしょう。
それに、彼等性格良さそうなのよね。
関係ないかしら?
「「「......」」」
「ん~、一人で回って見たかったけど俺はそれでもいいや。ずっとって訳でもない見たいだし、馴れるまでなら」
「そう、ですね。最初の内は僕も...良いです。グループ行動でも」
「...」
少し考えてから左の子と真ん中の子はグループ行動でも良いと言ってくれたけれど、右の子は黙ったまま。どうしたのかしら?
「ちょっと目付きの鋭い君は?グループ行動、嫌かしら?」
「...そいつらが嫌がるだろ」
「二人は彼と行動するのは嫌かしら?」
「え?俺、別に良いけど?」
「えっと...あの...ぼ、暴力さえ振らなきゃ...その、良い、です」
「だそうよ?」
「...なら良い」
チラッと二人を見てプイッとそっぽを向いた。あら、ツンデレさん?可愛いわね。
「そう。それでは1グループ目ね。あぁ、まだ話は終わってないから待ってて頂戴ね?次はグループ派の皆だけれど、そうねぇ...取り敢えず3、4人のグループを作ってくれるかしら?」
皆直ぐにグループ分けを行った。行動が速くて良かったわ。スバル君達は7人で固まって居るわね。ん?此方へ手招き...ああ。私も入れてくれるのね。頷いて置きましょう。コクコク......伝わったみたいね。
「おいおい、岩動。何だよそのハーレム」
「お姉さんが3、4人って言ってるのに7人は無いだろ?」
あらら。7人で居たから誤解(でもない?)されたわね。
「は?何言ってんだ?俺達4、4で別れてるけど?」
「そうですよぉ~?」
「いや、3、4じゃあ」
「アタシとユリ、氷堂さん、奈良草さんの4人グループと」
「私、桜、昴、そしてお姉さん!の4人グループ。ほら4、4で別れてるでしょ?」
「「.........」」
そうねぇ、一歩も動いていないから分かり辛かったのかも知れないわねぇ。
「...ってちょっと待てい!いつの間にお姉さん?!」
あら
「俺達だってお姉さん誘おうと思ってたんだぞっ」
あらあら
「お姉さん私達のグループに入りませんか?」
「ちょっとお!お姉さんこっち、ウチらのとことかどうでしょう!」
「ちょっと!割り込まないでよ!」
「はあ?!」
あらあらあら
パンパン
「はいはい、皆さん。ごめんなさいね。彼等とはもう約束していたのよ」
此で納得してくれるかしら?
「えぇーー...」
「でも、いつしたんだ?そんな約束?」
「うーん...あっ!もしかして、さっきステータス開いてる時とか?」
「そういえばあの時も一緒にいたんだっけか...なる」
「あーくっそ!やっぱズリー!」
うーん。実際はさっき誘われて頷いただけなのよね。後で色々説明する約束はしているけれど...まあ、良いわよね?
ティエラさん何故か大人気。さて、何故でしょうかねぇ?ご想像にお任せしますよ。




