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ぶりっ子少女の夢は玉の輿  作者: 猫目 しの
異世界の日々
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妖精とシアンと私⑧

 



【できたの~!】




もう面倒だからミィの好きにさせようと大人しくしていたらミィが満足そうな表情を表情をしながら私を見上げている。

あれ、さっきまでは深い青だったのにちょっと変わった?

何か真ん中の方に違う色が混ざってるような気がするんだけど……。




「ふーん、シアン。 出来たらしいけど、何か色も変わってない?」


「……ああ、変わってるな。 魔力も増えてる」




シアンは私の首につけているネックレスを手に取り顔を近づけじっくりと見ている。

……何だろう、何だか分からないけど鼓動がちょっと早くなったような気がする……この魔道具の効果なのかしらね?




「魔法陣があるからこのネックレスって魔道具なんでしょ? 魔道具って魔石に残ってる魔力を使って発動するんじゃなかったっけ?」


「いや、魔石には魔力が貯められる、貯めれる容量は魔石の質によって変わって来るが。 ブルードラゴンの魔石なら質も良いから容量は大きい。 貯まっていたいた魔力がなくなると色は段々薄くなっていく」




ってことは質の良い魔石がついた魔道具ならミィが居れば私にも使えるのよね?

でも、質が良い魔石は高いから今の私には手は出せないんだよね……男に貢がせたプレゼントを売るのが早いけどまだこの年じゃあね。




「じぁあ、ミィがしてたのはこれに魔力を貯めてたのね」


「ああ、そうみたいだな」




じゃあ、ラッキーかも。

シアンからはプレゼント貰えるし、私は魔力がないけどミィと一緒なら魔法陣なら使えそうだし。


神になんかに好かれなくても私は自分の力だけで幸せになれるのよ。




「またお願いね、ミィ」


【うん!】


「あ、そう言えばこれは何の魔道具なの?」




練習用とは言えこれにも魔道具が描かれているんだから何か使えるのよね?

んー、好きな人に渡すんだから防御系の魔道具かしらね……それなら私にはいらないかもしれないけど、私の能力を隠す為には使えそうね。




「それは攻撃の魔道具だ」


「攻撃?」


「ああ、貯められた魔力の属性によって初級魔法が使える」




あら、それは便利じゃない。

私の攻撃手段って接近戦だけだから遠距離もあったら戦闘力も上がるし、ギルドのランク上げも楽になるわ。


防御系の魔道具かと思ったら攻撃系なのね。




「ブルードラゴンって確か水属性だったよね? じゃあ、水球が使えるの?」


「ああ、水球だけじゃなく他の初級魔法も使える」




魔石にある魔力だけだからそんなに使えないかもしれないけど、魔物の気を引くだけでも全然違うからね。

練習用だとしても本当に使えるかどうか試してみたい、明日も何もすることなければちょっと試してみようかな。




「あれ、じゃあミィが貯めた魔力はどうなるの? 花の妖精って属性何?」


「……それは俺も知らないな。 妖精様に聞くしかない」




不意に思ったけどさっきからミィもこれに魔力を貯めてたんだからミィの属性も使えるとは思うんだけど、ミィの属性って何なのよ。




「ミィ、ミィの属性ってなあに?」


【ミィはミィだよ~!】




いや、そんなんじゃ何もわからないから。

属性は水、雷、火、土、風の五種類だからどれかって聞かれたら土っぽい感じが一番するんだけど……。

まあ、それも明日に実験してみればいいかな。




「わからないからまた実験してみるよ」


「ああ、その時には付き合う」


「そうね、シアンが一緒ならどうにでもなるわね」




この魔道具をくれたのもシアンだし、色々なことを知ってるからシアンに聞けばほぼ間違いはないでしょう。


明日のことを考えながらも私たちはフィアたちが戻って来るまで部屋でのんびりすることにした。



 

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