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ぶりっ子少女の夢は玉の輿  作者: 猫目 しの
異世界の日々
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私の日常②

 




セルディアとクリュスは王子であるライアが仲良くしてるから表立って何か言うことはない。


 



「持ってくれてありがと~、クリュス」





クリュスから鞄を貰えればライアの隣に座る。

席順なんてないから基本的にどこでもいいみたいだからね。

王妃になれないことはシアンとの話でわかったけど、仲良くしてて損はないし。


ライアの後ろにはシアン、私とライアの前にはフィアとアルトが座ってる。

馬鹿女達はシアンの隣を争ってうるさいわ。





「騒いでないで席に着けよー、面倒だから」






そんな馬鹿な争いも怠そうにしながらディオ先生が来れば収まる。

馬鹿女達はディオ先生が貴族じゃないからって見下しているけど、ディオ先生がただの平民だとは思えないのよね。


ただの勘だけど。




朝のホームルームが終われば今日の最初の授業は歴史の座学。

担当は男のクレソン・ディーン先生、年は60を過ぎてるけど元城の学者で今は学園の先生をやってるみたい。

歴史なんて勝てば官軍負ければ賊軍なんて言う言葉があるくらいなんだから本当のことかどうかなんてわからないし、興味もないわ。

勉強出来ないなんて思われたくもないから一応勉強はしてるけど。



二つ目授業は魔法訓練、訓練場に移動して今は魔力操作と命中率をあげるのを密にやってるけど、私には意味ない授業だから応援はしてあげてるわ。

担当はレイティア・ロビンサン、私のことを敵視してる43歳のババアよ。

私が応援してる間、すっごい醜い顔して私を睨んでるもの。



三つ目の授業は体術、1年の時は体を鍛えることを中心にして授業進めるみたい、私は半分以上手を抜いて力も体力もない振りをしてる。

担当が男のマクライト・アデルア先生だから出来ることだけどね、私の魅力にメロメロだしちょっと甘えてやればチョロいわ。

モテなさそうな先生だから余計にかも。



三つ目の授業が終われば各自お昼ご飯を食べる。

食堂に行く人も居ればお弁当を用意して教室で食べる人も居るし。

セルディア達はお弁当なんて作ったこともないし、わざわざ持ってくるわけもないので毎日食堂に行ってる。


私はシアン達と教室でお弁当、アルトの分はフィアが毎日作ってるみたい。

私は自分の分と後シアンとライアのお弁当も作ってきてる。

最初はライアのお弁当だけ作ろうとしてたんだけど、ライアから提案されて何故かシアンのお弁当まで作るようになったのよね。

まあ、二つも三つも変わらないからいいんだけど。





「リルってご飯作るの上手だよね」



「貴族なのに意外だよな」



「褒めてくれてありがと~! リル、すっごく嬉しい」





ほとんどの生徒が食堂に行くからって教室にもまだ人は居る、素を見せるなんて真似できないわ。





「本当に美味しいよ、いつでもお嫁さんになれるんじゃないかな」





にっこりと爽やかに笑みを浮かべながらもライアはちらっとシアンを見た。


シアンがどうかしたのかしら?

私もシアンの方を見たけど特に変わった様子もなく無言でお弁当を食べてるだけ。

ライアってたまにわけのわからないこと言ってはシアンを見るのよね、よく分からないわ。






「そんなことないよ~」





でも、私の料理が美味しいなんて当たり前じゃない、玉の輿目指すために料理だって色々と勉強したもの。

可愛いだけでも問題ないけど料理も出来た方がいいからね。




 

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