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ぶりっ子少女の夢は玉の輿  作者: 猫目 しの
異世界の日々
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デート②

 



シアンとギルドに入ればお酒臭いのとかごちゃごちゃした雰囲気がわかる。

受付でギャーギャー騒いでるのって本当に迷惑よね。




「どこに目ぇつけてんだ!! どう見てもキングギジドラの角だろうが!!」



「それはキングギジドラではなくココンドラの角です。 依頼達成とは認められません」



「あぁ!? 俺が間違えるとでも思ってるのか!!」





うるさい、受付でそんな馬鹿みたいな話しないでよ。

てか、キングギジドラは全長4メートルは超える大物なのにそんな小さい角なわけないでしょ。

あの角なら全長1メートルしかないココンドラのでしょうね。


てか、ギルド員に喧嘩売るなんて馬鹿なの?




「俺に剣を抜かせるとどうなるかわかってんだろうな!」




三下以下のわかりやすい脅しを使ってるけどギルド員がそんな脅しに屈するわけないでしょ。

そんなこと罷り通ったら誰でも同じことをするでしょうしね。




「酒臭……」




てか、入口まで臭うなんてどれだけお酒飲んでるのよ。

朝っぱらからお酒飲んで騒いで良いご身分ね。




「さっさと受付して行くか」




従魔登録が知らなかったから調べたけど、従魔登録専門の部屋がギルドにはあるみたい。

その部屋で本当に従魔と契約したのか、従魔が指示に従うのかを調べる。

無理矢理魔法で魔物を押さえ連れてきて登録しようとした馬鹿が居たみたいだけどその部屋で食われちゃったみたい。

だから、本当に契約して従えてる従魔しか登録は出来ないんだってね。


私には関係ないことだからいいけど。




「うん、シアン行こぅ?」





冒険者ランクが高い人の中には耳が良い人もいるからね。

さっき本音漏れちゃったけど、演技し直す。


ぎゅっとシアンの腕に抱き付きながら嫌ではあるがまだ騒いでる受付に近付いて行く。





「従魔登録がしたいんだが」




受付の一人に絡んでる男はうるさいし、野次馬が周りにいるのも気にしないシアンは他の受付の人に話し掛ける。


揉めてる所にずかずかと進むのはシアンっぽいけどちょっとは空気呼んだら?





「あぁん? 今は俺が話してるんだろうが!! ガキは家に帰ってろ!!」




受付の人に絡んでいた男はイライラした様子でシアンを睨み付けている。


……シアンはどこ吹く風って感じだけど。





「テストの為に訓練所に行けばいいのか?」





男を居ない物の様なシアンの反応にブチ切れてる男は受付の机を蹴る。


私より弱そうだし。





「俺がDランクのトッギー様だと知って舐めた真似してんのか!?」





Dランクでそんな偉そうにされても困るんだけど。

Dランクってギルトではやっと一人前くらいでしょ?


しかも、すっごい頭悪そうだし、身なりもよれよれで汚いし、Cランクなんてとてもじゃないけど昇格出来ないでしょうね。






「知らん」





私より弱そうなこの男がシアンより強いんけないだろうから私は安心してられるわ。


か弱く見せる為にシアンの服をぎゅっと握り体を震わせる。





「……怖いよぉ」





今の私は端から見れば暴れてる男に怖がってるか弱くて可愛い女の子。


ほら、野次馬の男たちも責めるように暴れてる男を見ている。





「邪魔なんだよ!!」





男はイライラした様子でシアンを殴りかかろうとする。


けど、シアンは何てことない様に男の腕を掴んだ。





「離しやがれ!」



「うるさい」






ギルトは酔っ払いや荒くれ者も居るので喧嘩は多いからやり過ぎなければOK。


流石に刃物や魔法を使ったらアウトだけどね。


まあ、この男は今受付に剣抜こうとしてたけど。


 



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