表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

9/57

マジカルミラー号

ブックマーク、評価ありがとうございます。


「すごいな、この鏡は。向こう側が見えるのか。」


 俺は鏡の向こう側の景色を目に焼き付けながらカーテンに手を掛ける。


 が、閉めないといけないと思っていても手がなかなか動かなく、カーテンをまだ閉められていない。


 この鏡は魔法の鏡だ。人をここまで惹き付けるなんて悪魔的な鏡だよ。


 そうだ、【マジカルミラー】と名付けよう。


 これで馬車を作っても面白いかもしれない。【マジカルミラー号】とかどうかな?


 中からは外が見えるけど、外からは中が見えないそんな馬車。開放的でいいんじゃないかな。


 後で勇者様に相談してみよう。


「そろそろカーテン閉めないとな。」


 ニーヤちゃんが湯船に浸かって身体が見えなくなったからとかじゃないんだからね!そんなんじゃない!


 名残惜しいけど閉めたよ。ほめて欲しい。偉いねって言って欲しいよ。


 火照る身体を鎮めるためにも何か他の事を考えよう。


 そうだ!召喚されてこっちの世界に来た勇者様の話でもしようか。


 


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ