雪ノとコラボ(緊張)
毎日投稿8日目突入
あっちの方全然書いてない...
「ふぃぃぃ...、配信終わったぁ~」
ぽぴっ!
「!?」
ごんッ!!
配信が終わったところに突然の通知音。
音でわかったでしょ?
伸びしてたところに不意打ちできたから、椅子から落ちました。アタマイタイ...
立ち上がり椅子に座ってDiscordを開く。
花月雪ノ:DoCダウンロードしたから明日のコラボこっちにしよう!!
はい?
ちょっと頭の中整理しよう。
花月雪ノがDoCをダウンロードしました?
ダウンロードしたから明日一緒にやる...?
VCしながら?
何の冗談ですか?
無理に決まってるでしょぉぉぉぉぉぉ!!!
こちとらクソ雑魚コミュ障陰キャぞ?
VCあるってだけでまともにプレイできんぞ?
お?お?私に死ねと?
神月ヱ月:えと...内容は...?
花月雪ノ:ヱ月ちゃんのDoC解説講座!
OMG...めっちゃ私メインで喋るやん...
花月雪ノ:ヱ月ちゃんが自分から話すの苦手なのわかってるから、私がリスナーさんとかから質問集めたりする!で、それにこたえてもらう感じで考えてるけど...どうかな?
おぉ...神よ...救いは...救いはないのでしょうか...?
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花月雪ノside
「い、勢いで送ったけどよかったかなぁ」
Dawn of Comflictがインストールされた自分のPC画面を見ながら緊張をほぐすように深呼吸。
ヱ月ちゃんはすごい子だけど引っ込み思案でこっちから積極的に押しかけないと多分、許可はしてくれない。
いや、優しいと思うから多分許可してくれると思う。
そんなことを思いながら二期生それぞれのチャンネル登録者数をみる。
神月ヱ月:1.2万人
花月雪ノ:8,562人
マ宮夢喰:9,861人
唄ヰ揺音:1万人
現状、ヱ月ちゃんが頭一つ抜けて多くて、逆に私が一番少ない。
夢喰ちゃんとも1000人以上の差がある。
だからこそ、今回のコラボは大事にしたい。
今日のヱ月ちゃんはすっごく生き生きしてた。
だったら、ヱ月ちゃんの初めてのコラボをは楽しいものにしたい!
それでDoCにしたけど...
とりあえず少しは練習しておこう...
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神月ヱ月side
コラボ当日
アッアッアッ...
逃げたい...
PCの前の椅子の上で体育座りしながらヘッドセットをしてじっと通話待機する。
『【Dawn of Comflict】初コラボにしてヱ月ちゃんに教えを請う!【花月雪ノ/神月ヱ月】』
8,678人が待機中 高評価:279 低評価:2
テテトンテテトン♪
「ひぅ!?」
椅子から転げ落ちそうになるのを耐えながら通話応対のボタンを押す。
「あ、もしもし~?ヱ月ちゃん?」
「ぁ...ぁ...」
「大丈夫...?」
心配そうな声が聞こえる。
「すぅぅ...はぁぁぁ...」
「ゆっくりでいいからね。まだ時間あるから。」
や、やさしい...心に染みる...
「う、うん...だいじょう...ぶ...」
「突然変えちゃってごめんね?大丈夫だった?」
「う、うん...ぼ、私は大丈夫...だけど雪ノは良かった...の?」
「うん!せっかくならヱ月ちゃんが好きなことやりたいなって!」
「そ、そっか...」
そんなに気を遣わせて申し訳ないような、うれしいような...
「じゃぁ、そろそろ始めるね?」
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