前略-再来しました(語弊)
意外と俺TUEEしそう...ゆるちて...そんな子を作りたかったから
はは、ま、間違いだよね...?
メールをしばらく呆然と眺めながら固まっていると突然後ろから抱きしめられた
「にゃにっ!?」
「おめでとー!!!」
「お母さん!?いや、きっと何かの間違いだから!!」
「あら?でも初瀬の名前も書いてあるわよ?」
「あー、えっと、多分私の後ろの人と間違えているんじゃない...かな?」
「だったら向こうから連絡が来るはずだし、取り合ずさっさと返信しちゃいなさい」
そういわれると渋々返事を書き始める。行きたくない。
何かの間違いであってくれ。そんな風に思っていました。
勿論そんなわけなかったんですけどね!
というわけで数日前に面接を受けたVライブの事務所に再びやってきました。
呼び出しを受けている扉の前でもう10分ぐらいうろうろしています。
まだ時間に余裕はあるけど、そろそろまずい。けど心の準備ができてない!!
帰っていい?
ねぇ、帰っていいかな?
ここまで頑張って来たんだよ?もう帰っていいよね!
そんなことを考えていると目の前の扉がガチャっと開いた。
「ふひぃ!?」
「やっぱり、城崎初瀬さんですね。こちらにどうぞ。」
「うぇ、ぁ、ひ」
中から出てきた女性に促されるままに部屋の中へと入っていく。
「こちらにどうぞ」
「h、!ひゃひ!」
促されるまま椅子に座る。ごめんなさい座れませんでした。
またパイプ椅子ひっかけました。
いろんな人がこっちを見ている。すでに頭は真っ白で半パニック状態。
助けて...
そんなに見ないで...
「城崎さん、城崎さん」
「は...ぃ...?」
ゆっくりと顔を上げると先程私を誘導してくれた女性が屈んでこちらを見ていた。
あ、見えそう(違
「大丈夫ですか?」
首を少し傾げながら手を差し伸べている。
私に...だよね?
「は、はい...」
差し出された手を取りそのままゆっくりと立ち上がり、パイプ椅子を立て直ししっかりと座る。
「では、改めまして、Vライブ2期生マネージャーを務めます。羽代由紀といいます。」
「あ、はぃ...城崎、初瀬...です。」
「では、まずあなたのライバーとしての姿ですね。すでにイラストレーターの方には書き上げていただいていてこのようになっています。何か希望はありますか?」
そういって差し出された一枚の紙、そこには腰まで伸びた長い白髪、毛先の方で軽く束ねられており髪色と同じ色の耳と尻尾がついている。氷のような水色の瞳のうち片目は前髪に隠れており、お腹が出るほど短い白ベースに水色のラインが入ったパーカーのようなものを着ており、白のホットパンツと黒のタイツを履いていた。
「か、かわいい...、な、名前は!?」
「一応仮で決めてはいるけど、何か希望はありますか?」
「な、なら、できれば”える”と入れてほしい、です。できれば...ですが」
「ふむ...、何か理由でも?」
「え、えと...”ε1”って知ってますか?」
紙を受け取り、ペンで字を書きあげていく。
「はい、最近出てきた有名な作曲家ですね。それと何か関係が?同じ”エル”のようですし。」
「し、信じてもらえない...かもですが...その...」
「まさか、城崎さんがそうなんですか!?」
「ひぃ!?」
急に羽代さんが机に手をついて立ち上がり顔を近づけてきた。
驚いてそのまま後ろに倒れそうになってしまう。
今度は何とか持ちこたえたけど...
「失礼しました。しかし、いいのでしょうか?そのことは公開してしまっても」
「大丈夫...です。」
信じてくれたようである。それならこちらが最初考えていた通りにスマホのメモ帳を確認しながら話を進めていく。
「では、これで今日のミーティングを終わります。今後はDiscordを用いてのミーティングが主流になっていくと思いますが、今確認してもらっても問題ないですか?」
「ぇ、ぁ...ちょっと待って下さい...」
慌ててスマホにDiscordをインストールし必要な事柄を入力していく。
渡された紙を元にすでに作られたアカウントでサーバーに入っていることを確認する。
「では、パソコンでも同じようにアカウントを追加しておいてください。」
「わ、わか、り、まし...た。」
しどろもどろになりながら答え、そのまま逃げるように部屋を出ていき、自分の部屋にこもりベッドにダイブ。
夕飯まで起きることはありませんでした。
いろんな小説を漁りながら書いているのでなんか見たことがある!ってなっても何も言わないでください...




