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プロローグ
大陸には冒険にあふれている!
大陸を支配していた魔人が3年ほど前に何処かへと消え去ってからは
冒険活劇を夢見て冒険者へと成り果てる若者は多く
《自称》冒険者の数は急激に増加し、後の世に《冒険者達の宴》と呼ばれる時代へと移った。
されども昨日まで鍬を振るっていた農家の三男坊が剣を振るえるのか?と聞かれれば答えは否である。
彼ら自称冒険者たちは旅に出たその日のうちに黄泉路へと旅立っていくのが現実だ。
彼らの親たちは悲しんだ 「だから真面目に働けと言ったのに!!」
中堅の冒険者達は嘆いた 「なぁ、この死体オレらが片付けるのか?」
そして死霊術師は喜んだ 「よし!若くて新鮮な素材が手に入った!」