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来ちゃったよ!? 8

「そういえば旦那様、私と同じ豊穣の属性も持ってるんでしたね。植物は地中に根を張る、的な意味で」


「明るいイメージで嬉しいよね……」


「じゃ、お仕事しましょうか」


 わざとらしく耳を塞ぐハーデスだった。

 ……しかし、いつまでも笑っていられる問題ではない。こうしている間にも、地上は極寒の冬が戻ってきている。人間達がいつまでも耐えられる保証はなく、アイアコス達も大変だろう。


「ハーデス様、どうにかしないとゼウス様とかが色々言ってくるッスよ?」


「うう、嫌だ……」


「じゃあ仕事を――」


「うう、嫌だ……面倒臭い」


 最悪だこの王様。

 しかし延々と放置することは出来ない。ペルセポネは戻る気が皆無だし、どうにか説得しなければ。

 その時だった。


「兄上、いるー?」


 ドアの向こうからハーデスの弟、ポセイドンの声が聞こえたのは。

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