話別アクセス解析『天使が才能をくれたヨッ♪』編
みなさん。
いつもお疲れ様です。
どうも。
秀一です。
はい。今日は完結済の小説についてのお話です。『天使が才能をくれたヨッ♪』の連載が完結(全21話)しまして、だいたい一ヶ月が経ちました。それでも細々と、毎日どなたかのアクセスがあることに喜びを感じています。ありがとうございます。また、この小説は完結と同時にお気に入り件数が0件から5件になったという、大変ありがたい事件があった小説です。『仮面☆戦士 カエンダー!』のときもそうだったのですけれど、毎日更新してるとお気に入りが増えないのだなぁ、なんて考えながら毎日更新していました。
お気に入り件数を目標にするならば、適度な間隔で投稿すると増えそうです。『カエンダー』で実験してみましたが、第2章に移る際、間に『天使が』を投入し続けたところ、更新していないはずの『カエンダー』のお気に入り件数が増えたことが根拠です。
ですが、『かませ犬に花束を』のときには毎日更新していてもお気に入りが増えました。嬉しいです。ありがとうございます。でも、どうしてなんでしょうね? 自分が書きたいことを自由に書いているというスタンスは変わらないのですが、何か違いがあるのかなぁ。。。
さて。
23日にデータを用いて調べました『曜日とユニーク数との関係性』ですが、今回は、話別アクセス解析を使って、『完結後の小説における話別ユニークアクセス数』を調べてみました。いわゆる『小説の魅力』を数字に表せないかと思考してみたわけであります。
というわけで。
小説情報のアクセス解析の中に『話別』という項目がありますが、そのデータの1月1日から21日までの数字を集計してみました。『完結後』なのは、『連載中』だと小説自体の力を測定するのに不安定だと考えたからです。理由は、更新をしたとき、最新話だけでなく、その前の話を読んで展開を確認したりする可能性がある、というものです。そうなってしまうと、話別のユニークアクセス数が変化していきますし、小説の力とは言い難い形になってしまいますからね。
ゆえに。
完結済の『天使が才能をくれたヨッ♪』を調べました。
まず。
x軸を『第○話』、y軸をユニークアクセス数とします。
そこで出来上がる仮説は『右肩下がりのグラフになる』というものです。
こんな感じ。
1話でユニークアクセス数の最大値を計測し、次第に、話数を重ねるにつれて読者が離れ、最終話に最小値をたたき出す、という内容です。お菓子を作るときとか、小麦粉をふるいにかけますよね? ダマにならないように、ステンレスのアレでふるって、小さな粉のみを抜擢するアレです。それと同じように、最初にどばっと小麦粉(読者)がふるい(小説)に乗りまして、トントンとやさしく衝撃を与える(話数を重ねる)ことで、ステンレスの容器の底にある細かな網目(小説の面白さ)を粉がこえてゆき、ボール(最終話)の中にたまっていく、という考えです。
ですよね。
連載小説は何話かの構成によって成り立つ小説です。当然、その中には面白い話があったかと思うと、面白くない話もあると思います。週刊漫画と同じですよね。「今週の○○、おもんないわぁ」ってヤツです。ともなれば、「来週はもういいや」って、シビアな判断を下しますよね。アレです、アレ。その小説Ver.です。
んで。
まずは。
集計結果がこちらです。
ドーン。
どうですか?
なんか、違いますよね。
1話じゃなくて3話辺りが山のピークで、それからは下降。しかし9話になると、そこからは推移がほとんど変わらず、驚いたことに最終話が最大値を計測するという結果になりました。仮説とは違いますね。
う~ん……。
最終話につきましては、そうですねぇ、買い揃えた漫画の最終巻だけ手にとって眺める、みたいな感じですかね。考えてみれば、あー……、確かにあるかもしれませんねぇ……。けれど、実際どうなんでしょう。本当にそうなのだとしたら、『天使が才能をくれたヨッ♪』の世界観を楽しんでもらえてるってことなんでしょうかねぇ。ありがとうございます。
それに。
1話よりも3話の方が多いということは、途中から読み始められる方がいらっしゃるってことですよね。それ、つまりリピーターになっていただいてるということでしょうか。本当にそうだとしたら、めちゃくちゃ嬉しいですね。時事ネタとか理解できないネタとかありましたでしょうに、まことに、ありがとうございます。
ポジティブシンキング。
しかし。
目的は『魅力値の数字化』です。
そこで、それっぽい計算をしてみました。
計算方法は下記。
最終話の1話前のユニークアクセス数÷第1話のユニークアクセス数×100=『魅力値』%
結果。
『魅力値』=『69.5%』
本当は最終話と第一話で計算したかったのですけれど、予想外に最終話が最大値を計測したということで、このようなそれっぽい計算をしてみました。最後まで読んだ方の割合、といった具合でしょうか。途中、12話で最小値(ユニークアクセス数は15。20話のユニークアクセス数は16であった)を計測していますが、一度最後まで読んだ方がいらっしゃり、その方の好みでなかった話とすることにしましょう。ということで、12話の最小値はそのまま最終話の一話前の20話と同等の魅力としました。
どうなんでしょう、これ。第一話から69.5%の方がおそらく、最後まで楽しんでいただいた、ということなのでしょうけれど……。比較対象がないので、なんともいえませんね。とりあえず、『かませ犬に花束を』は25日に完結する予定ですし、26日から連載再開予定の『仮面☆戦士 カエンダー!』もラストに向けてスパートしています。彼らの様子を見て、この小説の力を判断することにします。
しかし、目標に設定することは可能ですね。
次は70%超えを目指すことにします。
おまけ。
かませ犬の現状。
こ、これぐらいはよよよよよ予想範囲でしゅよ。
ほほほほら、右肩、右肩下がりのグラフでしょ?
いや、まぁ……、連載中ですし?
こんなもんですよね?
……見るからに無理そうですよね。
あ。『カエンダー』は未集計です。
今日、時間があるときにエクセルに打ち込めればなぁ、というタイムテーブルは作っているんですけれどね。その前に第二話を書きまして、勢いがあればそのまま第三話も書けたらなぁ、という妄想もしているので、集計するかどうかは未定ですね。所詮、プライベートでの時間設定なんてそんなもんです。
う~ん……。
このグラフを用いると、僕の小説魅力値は、『天使が才能をくれたヨッ♪』に見られるような、『ちょいとエロスなラブでコメ』の方が、熱いボクシング小説よりも高いということですよね。新作は、この方向性で突き進んでみましょうかねぇ。
では、また。
今後とも、よろしくお願いします。
舞台裏。
かませの反省。
『かませ犬に花束を』のあらすじ、失敗したかなぁとか思ってたんですよ。ラブコメ風なあらすじを書きながら、一番最初にボクシングの試合を持っていきましたからね。1話から2話で落ちるとか、たぶん、そういうことですよねぇ……。あらすじ超重要。