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新世界

作者: まどか

ガラッ。戸を開けると・・・・・。


「♪~ジジャジャン!へいへいへいゆーヘイユーヘイ!」

ものすごいうるせー歌が響く。こんなの団地で鳴らしたら打たれる(ぶたれる)に違いない。


「あああ!わっかりやすい奴がきたよ~!お~い!みんなぁ~和人がきたよっ!」

誰だよオマエーー!!

みんなは20~21歳。みんな大人だなぁ。


「私だよ!私~っ!水野 奏だよ~!忘れた?」

奏かい!幼馴染なのにバカだ。俺。


「ああ!和人!バ和人だぁ~」

何気に来たイケメン

「あのぉーアイドルか俳優っすか?」


「ブーーーッ!バカだろ和人ぉ。俺だよ俺!岸 優斗だよ!」



俺が来ていた時にいたのが


岸優斗と水野奏と秋谷沙織と関口優生と能登美香と夏野弘司。計八名。


ガララ!誰かがきたようだ。

「ハロハロ真鈴だよっ!覚えてるっ?」


シィーーン・・・・・。気まずい雰囲気・・・・。

ていうか真鈴ってだれ!?


「真鈴・・・・真鈴・・・真鈴・・・真鈴・・・」


「あっ!あのオシャレっ子の真鈴だよねぇ?」

沙織が言った。


あぁ!真鈴かぁ!あの子超超ギャル!!かわいいいいいいい♡


それから全部で26名にそろった。

学級でも生徒会長だった鈴野さんが数える。

「田中さん・・・田辺さん・・・津野さん・・・あれ?中川さんは?」

中川って・・・中川 祐樹だよな??俺の・・・・・神友じゃねええええかあああ!?


「中川さんの用事、何か聞いてきた人いますか?」


「知らない・・・」「え?聞いてないな・・・」それぞれ呟く。

ああ、この同級会終わってる・・・・。

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