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6:助っ人参上!

この物語は双子姉妹(Blanc Twins)の冒険談を『夢とは?』いうテーマで描いたパラレルワールドでの物語です。彼女達にぼんやりと見える『夢』を無意識に追いかけて行くとそこに『幸せ』が見つかるのか?を綴っていきたいと思います。


このエピソードからはSeason3ー余燼(よじん)が燻る編ーのスタートです。

実はシーズン1の前にプロローグ的な『成り行き』の詳しいお話があるのですが・・・それはこのシーズンが終わった後に公表したいと思います。(文芸:ヒューマンドラマにて)

そしてこの双子は稀に見るとびっきりの美人姉妹なのです!まるで光と陰。ロボットや兵器類も言葉では7割しか描けませんがカッコいいはずです。荒廃したパラレルワールドでの彼女たちの活躍とクールな兵器類をイメージしながら、世界地図を片手に読んでいただけると楽しめると思います。これって現実なの?それともSF?と言う狭間で大人も楽しめるギリギリのラインでどんどん進めていこうと思います。


エッセイもその他カテゴリーのエッセイにて投稿中です!

ソフィアも含め全員が「一体何者なのだろう??」と思って見ている。

ちょうどスラントしているカーゴのハッチの上でモデルのようにウォーキングしてくる4人がヘルメットを取ったのだった。まるで何かのショーを見ているような光景でもある。


ジュリアが、「あっ、あの子達よ! ソフィア!」と叫んだ。

ソフィアも「へー 驚いたわ!あの子達ね〜」と返しながら二人はすでに駆け寄っていた。


2人とも大きくハグしながら「よくきてくれたわね〜!このタイミングで最高じゃない!あなた達!!」とソフィアが言ってハグした。

「イザベラ、ルイーズ、シノ、そしてマチルダJr. また会えてほんと嬉しいわー!!」とジュリアも感激してハグしている。


そう、あの未来世界の3人とマチルダの遺伝子を組むアンドロイド1体が突如救世主の如くタイムトリップして現れたのだった。他のメンバーは話が分からずポカっとした表情のままである。


イザベラが「きてやったわよ!ビーチで泳ごうと思ってさ!」と

ルイーズも「そうよ、そうよ、だってここにナイトクラブもあるんでしょ?」

シノは、「私は日本の文化を体験しに来ました。でもソフィアさんとジュリアさんに会いたかったわ!」とお気楽な感じである。


そして少し遅れて田辺女史達も現れた。

「いやー、私も含めて湯沢は大変だったのよ!きのうあれからこの子達がタイムカプセルに次々と現れて。未来からの襲撃かと思って湯沢は一瞬厳戒態勢になったのよ。色々聞いたら、未来でのお仕事が終わって平和になったからここに約束通り遊びに来たとか言ってたから。今こっちはそれどころじゃないからバイトしてね!って言ったのよ!!」と笑いながらではあるが本当に大変そうに言っている。


「ソフィア、この子達もエンハウンストだって聞いたから、今日持ってきた4体を勝手ながら彼女達用にチューニングしておいたわよ。でも聞いたら、そもそもあれは彼女達のEBSの設計図から作ったらしいわね!」と笑いながらも真剣な表情である。


「あっ、それと、フライングエンジェルは全機分作ってきたから早速装着してみましょう!ソフィアの分もよ!」と田辺女史のアシスタント達も大忙しである。

「ついでに、前のラップアラウンドスーツもメンテナンスして一応持ってきたわよ!」


田辺女史、恐るべし 完璧である。

ソフィアが他のメンバーに「みんな、ごめんごめん!話が全く分からないわよね!? 彼女達3人は私らが連れ去られた未来社会 と言っても日本だけどね、のエンハウンスト達なの。そう私とジュリアと同じ人種ね。それとマチルダJr.ってジュリアがいってたけど、彼女は実際実在するあのカナダ司令のマチルダのDNA情報をもとに造られたアンドロイドなわけ。ガルシアとイメルダはマチルダ本人と一緒に戦ったでしょ?」と珍しく興奮しながら早口で説明している。


ジュリアが1人づつ、「彼女が双子の姉のイザベラ 、そしてそのお隣が妹のルイーズ、で、こっちの大人しい子がシノよ!皆さん、私たち同様よろしくね!」と紹介をしてあげた。「そして、こちらが、私もそっくりで驚いたんだけどマチルダJr.よ!」と紹介すると、マチルダJ r.がイメルダとガルシアに駆け寄って、「イメルダさん、ガルシアさん、お久しぶりです。会いたかったです。ここの世界のマチルダの記憶が私にはバックアップされているから分かりますよ。」とアンドロイドながらまるで人間のように反応していた。


一同やっと概要は理解できたという感じであるが、ガルシアが、「エンハウンストと言うことは強さはジュリア並みなんだろうから、当初俺たちが乗る予定になっていたBSは彼女らに譲るよ!その方が戦略的にもいいだろう!」と自ら言ってくれてたのだった。


ディフェンス・ミニスターのジュリアが、「ガルシア、有り難う! そうね!危険も伴うわけだし、餅は餅屋って昔から言うようだから、このEBSはそもそもの私達で担当するわね。でも、ガルシア、イメルダそしてリンダとハナにも役割はあるわよ。アラブ連合の人間軍担当よ!田辺さんがあの着ぐるみバトルスーツも持ってきてくれたから4人で使えるようにチューニングしてもらうわ。覚えてるでしょ? 田辺さん、ガルシアとイメルダ用のスーツは大丈夫だと思うけど、私のをリンダにソフィアのをハナにチューニングできるかしら??」

田辺女史が「わかったわ。それは織り込み済みだから早速対応するわね!」と言いながら、すでにリンダとハナを呼んでバトルツースの説明が始まっている。


怒涛のような時間が流れて、先程まで絶体絶命的いう空気感の中で無言だった海上都市のメンバーに一筋の光が見えたように前向きにまとまっていったのだった。


またもや懐かしい顔がカーゴから次々と降りてきた。なんとヒロ、タカ、アキラである。今回はこの3人がカーゴ機を操縦してきたのだった。ガルシアが懐かしさで喜んでハグをしている。ちょうどあの時の島での訓練合宿を思い出しているのだろう。


ソフィアが、「今日はフルハウスになったから夜はみんなで戦の前のビーチパーティーよ!! 住民も呼んで楽しいイベントにするから早速みんなで用意しましょう!!」と彼女も興奮しながら大いに盛り上がっていた。



取り急ぎ、未来から来た連中はハナとリンダをガイドにしてこの海上都市のツアーをすることになった。もちろんミニスカポリス姿である。


「みなさま〜はるばるようこそおいでいただきました〜 私がここのアイドルことハナと申します!隣のこちらが姉様のリンダでーす!以後お見知りおきを!」との自己紹介が済み旗を持って移動している。


ビーチの案内では、イザベラが、「ヒエー 最高!! 私、ビーチでサンタンローション塗って日焼けってのが夢だったのよねー」と反応し、真ん中の巨大ガーキン内では夜の街を巡りながら、ルイーズが、「やばい!いい男ばっかりじゃない、この世界は!!ちょっとヨダレが垂れてきちゃうわ〜」と興奮中である。シノはここでは大人しかったのだが、湯沢で今後の日本ツアーの予定を組んできたとか・・・で表情は嬉しそうである。なんと言ってもまたソフィアとジュリア特にジュリアに会えたことが一番嬉しいらしい。


そして、マチルダJr.はイメルダと一緒に行動しているようだ。そして湯沢からの御一行はといえば、ガルシアがまとめて案内をしていた。特に彼はここのコンストラクション・ミニスターだから技術面でも濃い説明ができるからであった。これによって一気にこの未来からの訪問者達とは打ち解けた様子ですでに1つの塊となっていた。


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