表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

87/129

4:メイルアンドロイド軍

この物語は双子姉妹(Blanc Twins)の冒険談を『夢とは?』いうテーマで描いたパラレルワールドでの物語です。彼女達にぼんやりと見える『夢』を無意識に追いかけて行くとそこに『幸せ』が見つかるのか?を綴っていきたいと思います。


このエピソードからはSeason3ー余燼(よじん)が燻る編ーのスタートです。

実はシーズン1の前にプロローグ的な『成り行き』の詳しいお話があるのですが・・・それはこのシーズンが終わった後に公表したいと思います。(文芸:ヒューマンドラマにて)

そしてこの双子は稀に見るとびっきりの美人姉妹なのです!まるで光と陰。ロボットや兵器類も言葉では7割しか描けませんがカッコいいはずです。荒廃したパラレルワールドでの彼女たちの活躍とクールな兵器類をイメージしながら、世界地図を片手に読んでいただけると楽しめると思います。これって現実なの?それともSF?と言う狭間で大人も楽しめるギリギリのラインでどんどん進めていこうと思います。


エッセイもその他カテゴリーのエッセイにて投稿中です!

「やっぱりメイルアンドロイド達がいるのよ。どうする?正面から潰す?」とジュリアはソフィアに問いかけた。

「しかし、あいつら何でそんなにこの時代に執着しているのかしら? ここで未来を変えようとしているのかな??」と、ソフィアも疑問に思っているのだ。


「もしかしたら、あの後の宇宙戦争で奴らは負けた?」とジュリアが言った。

「噂では奴らはタイムトラベルカプセルを2台奪ったと聞いてるけど・・・どこに確保しているかは不明らしいの。それで危機的状況から避難するために司令官レベルのメイルが自分の一個小隊をこの世界に送り込んできたのかしら!? この前のセバストポリでは20体いたのよね? だとすると、もし一個小隊だと仮定するならあと30体はいてもおかしくはないわね。となると・・・私らみたいにあの時代の技術を持ってきて今現在BSを生産中なのかもしれないわね。で、リンダが今回確認できたのが10体なんでしょ?で、実弾仕様のBSもあったとか言っていたわね!?」とソフィアが事実を確認しながら推測をしている。


「そうなるわね。じゃ、あと20体は生産する可能性があるわけね? でも、そもそものアラブ連合のB Sもあるから、うちはせいぜい6体だから数だけでは私らが断然不利になるわね! それに敵にはどのぐらいの数のアメニションがあるのかも不明だけど、奴らは実弾を使うつもりよ! やっぱりその前に奇襲して潰したほうがいいんじゃないの?」と再度ジュリアがソフィアに問いかけた。


「いえ、ダメよ!いくらメイルを破壊するとしても、私達のこの海上都市は中立都市になっているから、私ら単身で仕掛けると防衛的にもマーケット的にも後から大きな影響が出てくるわ。敵のその実弾だけど、私達の戦闘では実弾の経験がないけれど、あれを使われるとEBSのボディにはどのぐらいの損傷があるのかしら?」とソフィアが言った。


「未来のBSは材質が硬度的にかなり硬いから、1発食らっただけで破壊されるってことはないとは思うけど、連射されるとレーザーよりは破壊力はあるのかも。だから、田辺さんにお願いして我々のシールドを耐実弾仕様の大きめのものにしてもらいましょう!」

「わかったわ!早速事情を話して調整してもらうわ。」と言う流れにまとまった。


状況を簡単にまとめると、敵が20体生産するのとうちが4体生産するのとどちらが早いか?と言う状況になってきていた。ただ、アラブ連合軍としては、占領するために、そのBSを対岸のイスタンブールに上陸させないとならないわけであり、いったい20機揃ったとしてもどうやって運ぶのだろうか?と言う疑問が生まれた。やはり我々のフライングエンジェルのような航空ユニットを後付けするのだろうか?とソフィアは考えていた。


久々にEBSエンハウンスト・バトル・スーツを操縦することになったソフィアとジュリアは戦闘予定地形の砂漠にて模擬戦をして訓練をつくんでいた。

そして1週間が過ぎた頃、リンダとハナがジャイロにてトルコの上空を飛び敵軍備状況をムービーに収めてきたのだった。


今ソフィアとジュリアも含めて4人でその動画を確認しているところだ。

「全部でロボット系はアラブ連合を含めるとやっぱり80はあるわね!やはりあのBSを30体揃えてるわ!で背中に何か翼のようなものも見えるから、やっぱり飛べる設定なのね!」とジュリアが言った。


ソフィアが、「そろそろかしら? うちも田辺さんを急がせないと!」とその場で湯沢に連絡を取った。

「えっ本当ですか? そろそろ生産が終わりあとは調整のみ?? シールドもできたんですね!よかったわー 間に合いそう!ありがとうございます!!」と言って切った。


ジュリアが、「間に合うのね?」と確認すると、

「明後日には完了するらしいわ。それを日本のスーパーソニックジェットカーゴ3機で持ってきてくれるらしいの。それと田辺さんが変なことを言ってたんだけど、懐かしいものもつけるってことらしいの・・・」

4人でそれって一体なんだろうか??? と腕組みして考えてはみたが、答えが見つからないためそのまま有耶無耶になった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ