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29:冒険者ギルド

この物語は双子姉妹(Blanc Twins)の冒険談を『夢とは?』いうテーマで描いたパラレルワールドでの物語です。彼女達にぼんやりと見える『夢』を無意識に追いかけて行くとそこに『幸せ』が見つかるのか?を綴っていきたいと思います。


このエピソードからはSeason2ー新たな出会い編ーのスタートです。

実はシーズン1の前にプロローグ的な『成り行き』の詳しいお話があるのですが・・・それはこのシーズンが終わった後に公表したいと思います。(文芸:ヒューマンドラマにて)

そしてこの双子は稀に見るとびっきりの美人姉妹なのです!まるで光と陰。ロボットや兵器類も言葉では7割しか描けませんがカッコいいはずです。荒廃したパラレルワールドでの彼女たちの活躍とクールな兵器類をイメージしながら、世界地図を片手に読んでいただけると楽しめると思います。これって現実なの?それともSF?と言う狭間で大人も楽しめるギリギリのラインでどんどん進めていこうと思います。

ジュリアが、「ここがその冒険者ギルドね!」と指を差した。

ふたりは大きなドアを開けて中に入っていくと、少し暗い空間の奥に受付カウンターらしきものを発見した。そこには制服を着た綺麗目の女性が立っている。近づいていくとその女性が、「ようこそ!ポジョニギルドへ!ご用件を承りますよ。」と言っている。


ジュリアが、「冒険者ギルドにはどうやって入ればいいのか教えてもらえないですか?」と率直に聞いてみた。


「ああ、初めての方ですね?まずはここにメンバー登録をしていただきます。メンバーは最低4人からOKです。そしてあなた方のパーティー名と各メンバーの名前や特徴などの説明も記入して頂きますとギルドへの登録が完了します。あとはあそこの大きなボードに張り出されているクエストを選んで頂いたら、受付に持ってきて登録して頂ければクエストスタートとなります。そのクエストの難易度によって報奨金が支払われる仕組みです。」と女性が簡潔に説明した。


ソフィアが、「2人ではダメなの? 私達は2人なんだけど。」と聞くと、

「そうですね。大きな危険が伴いますので、安全面から最低4人がチーム登録の条件となっています。」

ジュリアが、「わかったわ。もう2人いればいいのね?」となんと登録する気満々のようである。


とりあえず情報はゲットしたので、2人はまたホバージェットに戻り、再度城を目指して動き出した。丘の上から城下を見下ろすような場所にポジョニ城は建っている。再度城下の門を通り、今最後の城門の前にいる。また衛兵にグスタフ王からの招待状を見せて確認に行ったところである。


「お待たせしました。城内にご案内致しますので、そこの駐機場に停めて頂き、お荷物を持って来てください。」とその衛兵が言い直立で2人を待っている。

2人は言われたようにホバージェットを停めて、ガリオンをウェイティングモードにし、武器とリュックを持って衛兵のところに戻ってきた。


「では、ご案内いたします。」と言って城門が開き城の中に入っていった。城内の通路は間接照明で照らされており少し暗めの空間となっている。そこを抜けるといきなり明るくなり中庭が見えてきた。そして中庭をぐるりと回っている回廊を通り城の本丸に入っていき、狭い石造りの階段を3階層上がってから広間にでた。ここは謁見の間のようである。衛兵が広間に入ると立ち止まり手で先を案内している。その腕の先に王が玉座に座っている光景が目に入った。そして2人は案内された通りに玉座の方にゆっくりと歩いて行った。


2人は玉座からある程度の距離を取った位置で立ち止まり王国剣士のように膝まずいた。一瞬間を置き王の側近から声がかかった。「頭をお上げください!」2人は頭を上げて王を見た。


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